ただでは帰さへんで
テーマ:旅日記
2010/08/09 09:16
さて、いよいよ沖縄旅行記も今日で最後とさせていただきましょう。もうそろそろ戻らないとお盆になっちゃいますからね。
3日目は、チェックアウトぎりぎりの11時までホテルでゆっくりいたしまして、その後、どうみても海上にある「海中道路」とやらをちょいと走り、その後那覇まで戻って、首里城見学。最後の仕上げが「国ブラ」、つまり国際通りをぶらぶらですわ。
暑いんで、横町のアーケードに入って散策。何やかやとうだうだしているうちに時計を見たら、午後4時20分。ありゃま、コリャ急がんと間に合わん。レンタカーの返還時刻は4時40分なんですぅ。
ナビをセットして駐車場を急いで出たのはいいのですが、いきなり曲がる方向を間違えましてUターン。で国際通りに入りましたら、こいつはどうだい、渋滞で全く車が進まんじゃないか。しかも、信号やたら多いです。動いては赤信号につかまりまたストップ、とこれの繰り返し。
しか~も、いらいらしているうちに曲がる場所を間違えたようで、ナビがルート変更に悩んでおるようです。そして「あれ~、何でこいつこんなややこしいルート選びよおるんやろ?」という娘の疑問どおり、大通りを単純に左折したらええところを、直進して次の信号を左折し、また戻ってくるという大回りルートを指しております。
この肝心な時期に、忠実な僕(しもべ)であったはずのナビの思いもよらない反乱か。あるいはこのまま我々と別れたくないという機械らしからぬ惜別の思いの発露なのか?
そんな悠長な思いにふける余裕がその時あったはずはなく、ナビ上に示される到着予定時刻が少しずつ遅くなっていくのを見るにつけ焦りが増していく。そんな時、前方に那覇空港の表示。よし!と思ったのも束の間。目的のレンタカーショップははるかその先だあ!
そうだった、我々は空港から15分もかけてレンタカーショップまでバスで移動したんだった。つまりこれから行くのに少なくとも15分、戻るのに15分、ガソリン入れてたら....、やばいです、飛行機に間に合わんかもしれんやん。
空港を通り過ぎて少し走った後、また道が混み出します。夕方の那覇の道路事情は極めて悪いようです。「まずい、間に合わん!レンタカー屋に電話しょう」「お母さん、しいよ~」と娘に促された妻。「もしもし、あの~レンタカー返すのが遅れそうなんですが。6時5分の飛行機なんです。今ですか?え~っと、どこだっけ?」「赤嶺、赤嶺!」
「もしもし、電話がすごく遠いんですけど」「お母さん、携帯上下逆やん」ってことで、私に代わりますが生憎信号が青に。「どこかに車を停めてください」と電話の相手に指示されて、そんな暇あるかい!と思いつつ、小道に入って停車。
「お客様、このままでは飛行機に間に合わない可能性が大きいので、特別に空港近くの返還場所を申し上げます。住所をナビに入力してください」「だめです。途中までしか入りません!電話番号を教えてください!」
とか何とか、超あせりながら、日頃の冷静さという仮面をかなぐり捨てた狼狽ぶり。Uターンして少し走ると目的地周辺。また、あやうく曲がるところを間違えかけて、後ろの車からクラクション。ウィ~南無三、着いたぞぉ。飛行機出発まであと45分。「間に合いますかぁ?!?!」「大丈夫ですよ、ぎりぎりですけど」「良かったあああああ」
もちろん給油は先方任せで余分に取られたけど、飛行機に乗れないことを思えばかすり傷よ。この後、我々のために特別に送迎バスを出してくれ、空港では「お客様お急ぎ下さいませ」という搭乗最終案内が響く中、機内に駆け込み安堵の一息。あ~、やっぱ運転は疲れるわ~。
3日目は、チェックアウトぎりぎりの11時までホテルでゆっくりいたしまして、その後、どうみても海上にある「海中道路」とやらをちょいと走り、その後那覇まで戻って、首里城見学。最後の仕上げが「国ブラ」、つまり国際通りをぶらぶらですわ。
暑いんで、横町のアーケードに入って散策。何やかやとうだうだしているうちに時計を見たら、午後4時20分。ありゃま、コリャ急がんと間に合わん。レンタカーの返還時刻は4時40分なんですぅ。
ナビをセットして駐車場を急いで出たのはいいのですが、いきなり曲がる方向を間違えましてUターン。で国際通りに入りましたら、こいつはどうだい、渋滞で全く車が進まんじゃないか。しかも、信号やたら多いです。動いては赤信号につかまりまたストップ、とこれの繰り返し。
しか~も、いらいらしているうちに曲がる場所を間違えたようで、ナビがルート変更に悩んでおるようです。そして「あれ~、何でこいつこんなややこしいルート選びよおるんやろ?」という娘の疑問どおり、大通りを単純に左折したらええところを、直進して次の信号を左折し、また戻ってくるという大回りルートを指しております。
この肝心な時期に、忠実な僕(しもべ)であったはずのナビの思いもよらない反乱か。あるいはこのまま我々と別れたくないという機械らしからぬ惜別の思いの発露なのか?
そんな悠長な思いにふける余裕がその時あったはずはなく、ナビ上に示される到着予定時刻が少しずつ遅くなっていくのを見るにつけ焦りが増していく。そんな時、前方に那覇空港の表示。よし!と思ったのも束の間。目的のレンタカーショップははるかその先だあ!
そうだった、我々は空港から15分もかけてレンタカーショップまでバスで移動したんだった。つまりこれから行くのに少なくとも15分、戻るのに15分、ガソリン入れてたら....、やばいです、飛行機に間に合わんかもしれんやん。
空港を通り過ぎて少し走った後、また道が混み出します。夕方の那覇の道路事情は極めて悪いようです。「まずい、間に合わん!レンタカー屋に電話しょう」「お母さん、しいよ~」と娘に促された妻。「もしもし、あの~レンタカー返すのが遅れそうなんですが。6時5分の飛行機なんです。今ですか?え~っと、どこだっけ?」「赤嶺、赤嶺!」
「もしもし、電話がすごく遠いんですけど」「お母さん、携帯上下逆やん」ってことで、私に代わりますが生憎信号が青に。「どこかに車を停めてください」と電話の相手に指示されて、そんな暇あるかい!と思いつつ、小道に入って停車。
「お客様、このままでは飛行機に間に合わない可能性が大きいので、特別に空港近くの返還場所を申し上げます。住所をナビに入力してください」「だめです。途中までしか入りません!電話番号を教えてください!」
とか何とか、超あせりながら、日頃の冷静さという仮面をかなぐり捨てた狼狽ぶり。Uターンして少し走ると目的地周辺。また、あやうく曲がるところを間違えかけて、後ろの車からクラクション。ウィ~南無三、着いたぞぉ。飛行機出発まであと45分。「間に合いますかぁ?!?!」「大丈夫ですよ、ぎりぎりですけど」「良かったあああああ」
もちろん給油は先方任せで余分に取られたけど、飛行機に乗れないことを思えばかすり傷よ。この後、我々のために特別に送迎バスを出してくれ、空港では「お客様お急ぎ下さいませ」という搭乗最終案内が響く中、機内に駆け込み安堵の一息。あ~、やっぱ運転は疲れるわ~。