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万事休すやマヤ暦

テーマ:よもやま話
もうそろそろ「お誕生日おめでとうございます」というコメントを書かせるのは勘弁してくれ~っ!て思ってる人が多いに違いないと思います。それほど12月生まれのブロガーさん多いですね。

実はね、私もそうなんですよ。しかも今日や。先日のオフ会の時にもその話題になって、「僕は12月21日や」て言うたら、よこちんに「ほうか、例のマヤ暦の日やんか」と言われたんです。その時は、「ほやな~」とか適当に返しといたんですけど、実はわかっていなかった、私。

帰って調べますわなぁ。ふんふん、なになに、「マヤ文明で用いられていたマヤ暦によると2012年12月21日に地球は滅亡する」なんて書いてあるじゃあないですか。それって今日やん。しかも私の誕生日やん。みんなこのこと知ってたの?

メキシコはユカタン半島の内陸部にあるマヤ遺跡、チッチエン・イッツア。チャックに大切な物が挟まったような名前ですが、とにかく巨大ピラミッドやら天文台の跡が。
こんなところに
ジンチャン・イッタ
実は私、22年前のちょうど今頃ここを訪れているんです。そんな暦があるなんて知らなんだなあ。その暦が今日リセットされるそうです。地球絶滅万事休すか。ちなみに「休すやマヤ暦」を反対から読むと、あ~ら不思議、私の本名みたいじゃん。

そんな私も今日で52歳。マヤ暦の予言当たりましたら、さようなら。外れましたら、また明日。

見出し波

テーマ:よもやま話
昨日の朝日新聞3面に「敦賀原発近く 津波の跡」の見出しに「5500年前の砂層 原電認める」の小見出し。原発事業者が若狭湾沿岸で津波の痕跡を認めるのは初めて、とあります。お、やっぱり津波はあったんか、こら危ないやんか、と思いますわな。

次いで読んだ日経新聞。同じ内容の記事が小さく5面の経済欄に。見出しは「若狭湾の沿岸に大津波痕跡なし」と来た。「津波だとしても小規模で、原発の安全性には影響しない」と結論づけた、ことが強調されているようです。

以前に社説比較ということで、普天間移設問題をとりあげた各紙のスタンスを取り上げたことがありましたが、この若狭湾の津波履歴調査に関する記事も各紙で取り上げ方が異なるようです。それでは見出しを比較してみましょう。

産経: 若狭湾に巨大津波の痕跡なし 関電などが最終報告

読売: 若狭湾「過去1万年大津波なし」と原発3事業者

中日: 若狭湾に津波の痕跡 関電「原発に影響なし」

毎日: 福井・敦賀原発近く、5500年前津波の跡

となりまして、若狭湾沿岸の津波痕跡調査報告という同一の内容を報道するのに、見出しに見事に各紙のスタンスがにじみ出ているような気がいたします。

最も中立的なのは中日。「津波の痕跡はあったが、関電は原発に影響はないと言っている」ことを淡々と報道しております。産経、読売、日経は、「大津波の痕跡はない」ことに力点が置かれております。

そして、毎日と朝日は「津波の痕跡があり」しかもそれを「原発事業者が初めて認めた」ことを強調しております。さて、これらの「見出し波」、皆さまはどのように捉えられますでしょうか?



詰める

テーマ:言葉・漢字
現在お歳暮需要とNHK特需に沸くゆうこりんさん、あるいはブルーベリー最盛期の夏場のままさん等、瓶詰め作業に追われる時期があろうかとお察し申し上げます。かく言う私も昨年などは博覧会景気で10~11月はテニス肘になるほど胡麻油を瓶詰めいたしました。

多分、当事者でない人は「嬉しい悲鳴」と片付けちゃうんでしょうけど、その時のそれは、ただの悲鳴以外の何ものでもありません。もうちょっと忙しい時と暇な時が均等に来てくれ~、と祈るだけ。

さて、詰めるという字は「ごんべん」に「吉」と書きます。「吉」つまり良いことを口にするわけですから、めでたいことじゃないか、と考えられなくもないですが、忙しいととてもそんな気分には。

実は「吉」という字は「容器の口の上にかたくふたをしたさま」を描いた象形文字で、「詰」は「いいのがれする余地を与えないように締めつけながら問いただすこと」という意味になるんですね。そう、「詰問」の「詰」ですね。

「詰める」という言葉は「ものをいっぱいに満たす」という意味ですが、「ぎりぎりにおしせまる」とか「追い込んで身動きがとれないようにする」という、「あと○本しかないやんか」という、瓶詰め作業の切羽詰った感じを表す嫌~な意味もあるんですね。

詰める行為を表すもっとハッピーな言葉はないのでしょうか。英語ですか?bottleというみたいです。なるほど、「ぼとる」と言いましょうか、これから。いや、何かぼとりと落ちそうで嫌だな、これも。

郵便転送サービスの落とし穴

テーマ:保険・金融
「ほら、悪いのはそっちやわ」。そう言われてもしょうがないんですが、どうも釈然としませんので書くんですけどね、郵便局の転居・転送サービス。

先日、息子が成人式のメッセージを依頼に小学校の恩師を訪ねたところ、その先生に「あなたのところに年賀欠礼のハガキを送ったのに宛所に尋ねあたりません、と戻ってきたわ」と言われたそうです。息子が持ち帰ったハガキを見ますと、住所はうちの住所に間違いありません。

そして、一昨日は某社から、「お宅の息子さん宛にお送りした通知書が戻ってきたんですけど、住所違うんですかね?」と電話が掛かって参りました。「あ、いや、今ここには住んでないんですけど、住所変更はしてないと思いますよ」

不審に思いまして郵便局に電話。調べてもらったら、大学に入学した時に転居・転送届を出していたようで、1年を経過して更新手続きがされてないので、差出人に戻している、という説明。「いや、でも実家ってわかってるんだから、そのまま投函しとけばいいじゃないですか」

どうやら、集配係の判断ではなく、内部でそういう処理をしてしまうんだそうです。結局、息子宛の文書が実家に届いても特に差支えはないので、窓口に行って再度転入届を出して参りました。「ちゃんと用紙には、1年で更新してもらうよう書いてるんですけどね」。「でも、そんなの見ませんやん」

帰って来たら、今度は年金機構から息子宛の封書。中を見たら「保険料控除証明書を送付したが『あて所に尋ねあたらず」当事務所に戻ってきたので、再度、世帯主様の肩書きを添えて送付させていただきます」と書かれていました。

お~ぉ、年金事務所、なかなかやるやん。すみませんね、お手数かけまして。しかし、郵便局も民営化前はもうちょっと融通効いた気がするけど、気のせいかな?

せめて、転送期間終了後の扱いとして、「旧住所に届ける」か「差出人に戻す」かという選択肢を選べるようなシステムにしてもらえないんでしょうかね。

ゴチ割

テーマ:よもやま話
ひと月ほど前になりますが、日経プラス1のコラム「コトバの鏡」のテーマは「ゴチ割」。食べ物屋さんのレジ前でよく見かける、支払いでもめるおばさんグループの話から始まる。うん、あるある、「払いたくない」ではなく、むしろ自分こそが払うという論争。

昔大名古屋語辞典という本の中で、確か名古屋では「ええて、あかんて論争」が繰り広げられると書いてあったあれだ。「ええて、ここは私が払うで」「何を言やぁすの、あかんて」「ええて」「あかんて」「ええて」「あかんて」・・・・

大人同士の支払いは、何かとすんなりいかないもの。1円単位の割り勘も大人げないし、だからって『全部おごっちゃお!』てのも、今どき品がないということで、最近は一部はゴチ(おごってもらうこと)で、一部は割り勘という折衷案が広まっている、と書かれており、これを「ゴチ割」と称するらしい。

年長者が多めに払い、残りをみんなで割ったり、女性は安くというオマケ方式もこの一種となるとあるから、方式そのものは決して新しいものではなく、どうやら携帯電話のアプリでゴチ割専用の計算機が登場したことから、この言葉が広がったのだそうだ。

さて先日、某懇親会の後、5人で二次会に。支払いの段になってある人が「ようし、今日は総額を予想して、一番金額の遠かった者が全額支払うことにしよう」と。「とりあえずオレは4800円ね」と言ってその人トイレへ。ま、この店安いので有名ではあるけど、まさか4800円ってことはないので、私は5800円で入札。

結局、7700円だったんだけれど、一人だけ1万円以上を予想した人が支払い。まあ、三次会のスナックではこの人だけ割り勘から除外されたので、結局はほぼイーブン。最初からこのパターンを計算していたであろう提案者はなかなかの遊び上手。

総額1万円前後が予想される時に、1万円台、千円台、百円台の額をそれぞれが払うという「ゴチ割」をやったこともあるそうで、その時は最後の一品を頼んだおかげで10300円となり、彼が1万円を払う羽目になったとか。その一品がなければ、別の人が9000円を払っていたわけで、その鬩ぎ合いはなかなかドラマチックではある。

ところで、割り勘のことを英語で「ダッチアカウント」って言うけれど、これはイギリス人がオランダ人を蔑んだ言い方なんだとか。ダッチ◯◯◯とつくのは、全部この系統なんでしょうか?小日本的◯◯みたいなもんか?
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