うがいな事実
テーマ:よもやま話
2012/12/12 09:20
昨日の新聞に某製薬会社の「健康常備学」という広告記事。「『うがいしなさい』は千年続く日本の知恵」と書かれています。
私、3週間くらい前に薄着のところににわか雨に打たれて風邪を引いてから、どうも喉の調子が悪い。熱も咳もないけれども、痰が絡んでしょうがない。のど飴に加えて、イソジンでうがいをしているのですが、なかなか改善しません。
さて上記コラムには、「うがいは既に平安時代には口腔清掃の手段として行われていた」と書かれていたのですが、うがいってどうやら日本独特の習慣で、欧米ではむしろ「はしたない」行為としてほとんど行われないようですね。てことは、まさに日本の伝統文化じゃないですか。
さて製薬会社の宣伝コラムですから、イソジン(もしくは類似のヨード液)を勧めるのかと思いきや、そこには「近年のある調査によると『特にうがいをしない人』に比べて『水うがいをしていた人』の風邪の発症率は4割も少ない」と書かれています。
他のサイトでもう少し詳しく調べてみると、数年前の京大の保健管理センターの調査で、何と「水道水」によるうがいの効果はあるが、「ヨード液(イソジン)」うがいには効果がないことがわかったそうです。
「うがいは口の中を洗い流すだけでなく、のどの潤いを保つことで、ウィルスや細菌を外へと追いだす繊毛運動の働きが衰えるのを防いでくれる」とも書かれていました。なるほどね、水でのうがいは「喉のウォーキング」、イソジンのそれはハード過ぎる運動に似て、正常な細菌叢や細胞まで壊しちゃうのかもしれませんね。
さて英語のgargle(ガーグル)は、うがいの音に由来するものだと思うのですが、日本語の「うがい」の語源は何と長良川が有名な「鵜飼」。鵜が飲み込んだ魚を出す姿に由来するとか。まあ、このブログに書かれていることも「鵜呑み」にせずに、「うがい」くらいにしておいた方がちょうどいいかもしれませんよ。
私、3週間くらい前に薄着のところににわか雨に打たれて風邪を引いてから、どうも喉の調子が悪い。熱も咳もないけれども、痰が絡んでしょうがない。のど飴に加えて、イソジンでうがいをしているのですが、なかなか改善しません。
さて上記コラムには、「うがいは既に平安時代には口腔清掃の手段として行われていた」と書かれていたのですが、うがいってどうやら日本独特の習慣で、欧米ではむしろ「はしたない」行為としてほとんど行われないようですね。てことは、まさに日本の伝統文化じゃないですか。
さて製薬会社の宣伝コラムですから、イソジン(もしくは類似のヨード液)を勧めるのかと思いきや、そこには「近年のある調査によると『特にうがいをしない人』に比べて『水うがいをしていた人』の風邪の発症率は4割も少ない」と書かれています。
他のサイトでもう少し詳しく調べてみると、数年前の京大の保健管理センターの調査で、何と「水道水」によるうがいの効果はあるが、「ヨード液(イソジン)」うがいには効果がないことがわかったそうです。
「うがいは口の中を洗い流すだけでなく、のどの潤いを保つことで、ウィルスや細菌を外へと追いだす繊毛運動の働きが衰えるのを防いでくれる」とも書かれていました。なるほどね、水でのうがいは「喉のウォーキング」、イソジンのそれはハード過ぎる運動に似て、正常な細菌叢や細胞まで壊しちゃうのかもしれませんね。
さて英語のgargle(ガーグル)は、うがいの音に由来するものだと思うのですが、日本語の「うがい」の語源は何と長良川が有名な「鵜飼」。鵜が飲み込んだ魚を出す姿に由来するとか。まあ、このブログに書かれていることも「鵜呑み」にせずに、「うがい」くらいにしておいた方がちょうどいいかもしれませんよ。