めんを食らう
テーマ:言葉・漢字
2012/12/09 09:28
昨日はオフ会。くんさん、強引に幹事をえべっさんに引き継ぎされましたけど(笑)、長いことご苦労様でした。さて会場は蕎麦処「みたに」さん。夜来るのは初めてでしたけど、ここのお蕎麦は本当においしい。
さて、めんを食らうと言えば、「突然の事に驚きとまどう」という意味の「面食らう」。語源は剣道に有り、と思う人が多いようです。確かに、いきなり「面~~~ぇんっ!」と食らった時の心境とピッタリ合致するような気もいたします。いやいや、面はびっくりした顔のことだろう、そう思う人も居るでしょう。
が、しかし、いずれにせよ「面」という字は当て字で、面食らうのメンは「トチメンボウ(栃麺棒)」のメンから出ているそうな。栃麺棒とは「トチメン(栃麺)」を作るときに使う棒のこと。普通の麺棒とは違うんでしょうか?
栃の木の実を砕いてうどん粉に混ぜあわせて打つんだそうですけど、棒で手っ取り早く伸ばさないと麺が縮んでしまう。早くしなければならない。だから慌てふためくことを「栃麺棒」というようになったのだとか。
そう言えば、ゆうこりんさんがピッツァを手作りされたブログで、生地を「綿棒」で伸ばすと書いてあったので、松男さんに「綿棒で伸ばすんですかぁ~?」と突っ込まれておられれましたけど、確かに綿棒でそんな作業をしている人を見たら面食らってしまいますね。
と言うことで、「面食らう」は「栃麺棒を食らう」の略なわけ。役者の世界には、とちって迷惑をかけた相手にそばをおごる「とちりそば」というしきたりがあるようですが、「とちる」というコトバも「栃麺棒」と関係があるという説もあるようです。
しかし、「栃る」だったなんていうと、栃木県出身の人は嫌な気分でしょうね。もっとも、最近何かとお騒がせな滋賀県。「滋賀る」という言葉が生まれないことを祈ります。
さて、めんを食らうと言えば、「突然の事に驚きとまどう」という意味の「面食らう」。語源は剣道に有り、と思う人が多いようです。確かに、いきなり「面~~~ぇんっ!」と食らった時の心境とピッタリ合致するような気もいたします。いやいや、面はびっくりした顔のことだろう、そう思う人も居るでしょう。
が、しかし、いずれにせよ「面」という字は当て字で、面食らうのメンは「トチメンボウ(栃麺棒)」のメンから出ているそうな。栃麺棒とは「トチメン(栃麺)」を作るときに使う棒のこと。普通の麺棒とは違うんでしょうか?
栃の木の実を砕いてうどん粉に混ぜあわせて打つんだそうですけど、棒で手っ取り早く伸ばさないと麺が縮んでしまう。早くしなければならない。だから慌てふためくことを「栃麺棒」というようになったのだとか。
そう言えば、ゆうこりんさんがピッツァを手作りされたブログで、生地を「綿棒」で伸ばすと書いてあったので、松男さんに「綿棒で伸ばすんですかぁ~?」と突っ込まれておられれましたけど、確かに綿棒でそんな作業をしている人を見たら面食らってしまいますね。
と言うことで、「面食らう」は「栃麺棒を食らう」の略なわけ。役者の世界には、とちって迷惑をかけた相手にそばをおごる「とちりそば」というしきたりがあるようですが、「とちる」というコトバも「栃麺棒」と関係があるという説もあるようです。
しかし、「栃る」だったなんていうと、栃木県出身の人は嫌な気分でしょうね。もっとも、最近何かとお騒がせな滋賀県。「滋賀る」という言葉が生まれないことを祈ります。