杉野へ行ってきましたぁ
テーマ:まちづくり
2012/02/14 09:03
昨日は、2月9日に引き続き、教育委員としての2回目の学校訪問参加。8時過ぎに家を出まして浅井支所で公用車に乗っけてもらって一路おかめちゃんの里、杉野へGOGO.近づくにつれ雪の量がどんどん増えていくぅ~。
ここは小・中一体校で、現在小学生が20名、中学生が15名の少人数校。長浜市街地からは遠いのですが、是非見てみたい学校でした。校舎はふんだんに木が使われており、ぬくもりが感じられ、広々としていて心もなごみます。
先生一人に生徒二人で、家庭教師みたいなクラスや、2学年合同の複式指導など、少人数校ならではの授業スタイル。3,4年の複式授業では真ん中に黒板を置いて、片側で3年生に教えながら、問題を解かしている間に、今度は反対側の4年生に別の内容を教える、というなんとも器用な指導。
車で20分くらいのところ(岐阜県)に坂内小学校という同規模の学校があり、ここと毎年交流もしているとのこと。少人数の悩みも当然あるわけですが、自然とふれあいながら大らかな環境で学べるという利点を活かし、不登校生徒の生活改善プログラムとしての「すぎの子合宿」も行なわれているそうです。
あ、そうそう、おかめちゃんの息子さんも発見。子ども銀行のお札と硬貨を使って、数の勉強をしておられましたわ。長治庵継いでいっぱい稼いでね。
この後、虎姫中学校と長浜北小学校を視察。虎中は、幼、小、中と校区が同じという特徴を活かし、継続的な脳トレ教育に力を入れておられ、単語フラッシュという手法を使った英語の授業が印象的でした。我が母校、長浜北小も少人数指導による学力向上が図られ、特別支援教育もうまく機能しているようでした。
北小ではお茶菓子に添えられたチョコレート一粒。翌日のバレンタインデーを意識した女性教頭(娘の恩師)ならではのご配慮。ありがとうございました。
それにしても杉野は寒かったぁ。教室は16℃の設定のようでしたが、ついついストーブを見つけてその近くへ。暖房の入っていない廊下はまさに冷蔵庫。それもそのはず校舎の周りは雪だらけ。圧雪でガラスが割れないように、垂木とコンパネで防雪壁。
「春の来ない冬はない」。ここの子たちは本当の春の喜びを知っているのでしょうね。
ここは小・中一体校で、現在小学生が20名、中学生が15名の少人数校。長浜市街地からは遠いのですが、是非見てみたい学校でした。校舎はふんだんに木が使われており、ぬくもりが感じられ、広々としていて心もなごみます。
先生一人に生徒二人で、家庭教師みたいなクラスや、2学年合同の複式指導など、少人数校ならではの授業スタイル。3,4年の複式授業では真ん中に黒板を置いて、片側で3年生に教えながら、問題を解かしている間に、今度は反対側の4年生に別の内容を教える、というなんとも器用な指導。
車で20分くらいのところ(岐阜県)に坂内小学校という同規模の学校があり、ここと毎年交流もしているとのこと。少人数の悩みも当然あるわけですが、自然とふれあいながら大らかな環境で学べるという利点を活かし、不登校生徒の生活改善プログラムとしての「すぎの子合宿」も行なわれているそうです。
あ、そうそう、おかめちゃんの息子さんも発見。子ども銀行のお札と硬貨を使って、数の勉強をしておられましたわ。長治庵継いでいっぱい稼いでね。
この後、虎姫中学校と長浜北小学校を視察。虎中は、幼、小、中と校区が同じという特徴を活かし、継続的な脳トレ教育に力を入れておられ、単語フラッシュという手法を使った英語の授業が印象的でした。我が母校、長浜北小も少人数指導による学力向上が図られ、特別支援教育もうまく機能しているようでした。
北小ではお茶菓子に添えられたチョコレート一粒。翌日のバレンタインデーを意識した女性教頭(娘の恩師)ならではのご配慮。ありがとうございました。
それにしても杉野は寒かったぁ。教室は16℃の設定のようでしたが、ついついストーブを見つけてその近くへ。暖房の入っていない廊下はまさに冷蔵庫。それもそのはず校舎の周りは雪だらけ。圧雪でガラスが割れないように、垂木とコンパネで防雪壁。
「春の来ない冬はない」。ここの子たちは本当の春の喜びを知っているのでしょうね。
かたくり
テーマ:よもやま話
2012/02/13 09:19
広報ながはまの2月15日号とともに皆様のもとにもう届きましたでしょうか?
この「げんき玉」
いや、別に私が発行してるわけじゃないんですよ。発行者は「NPO法人健康づくり0次クラブ」と書いてあります。今年は自治会長なので、町内の配布物は皆うちに送られて来まして、その中のひとつがこれ。ちなみに「げんき玉」で検索すると、「ドラゴンボールの武器」としか出てこん。
それはさておき、この写真の植物、何かわかります?私は植物には滅法弱いので、もちろん聞かれてもわからないのですが、ここには「片栗(カタクリ)」と書いてあります。
「早春の妖精とも言われ、斑のはいった特徴ある葉を展開し可憐な花を咲かせる多年草。北海道から九州の山地に分布しており、球根から片栗粉が作られます」という解説。そうか、なるほど片栗粉はこの植物の球根なのね。普段、全く考えたこともありませんでしたわ。
ところで何で「片栗」って言うのか?二つ説があって、一つは花を付けない片葉の葉の模様が「鹿の子」に似ているので「片葉鹿の子」→「カタカゴ」→「カタクリ」と転訛したという説。もう一つは、実が栗のイガの中にある一つ一つの実に似ているところから「片栗」と呼ばれるというもの。
しかし、よくよく調べてみると、現在「片栗粉」として市販されてるものって、じゃがいものデンプンなんですってね。カタクリの片栗粉もあることはあるけど、精製量がごくわずかで非常に高価なんだそうです。
しかし、カタクリでもないものを「片栗粉」なんて堂々と表示してもいいのでしょうか。「騙り(かたり)粉」あるいは、せいぜい「カラクリ粉」ぐらいにしとかなあかんやろ。
この「げんき玉」
いや、別に私が発行してるわけじゃないんですよ。発行者は「NPO法人健康づくり0次クラブ」と書いてあります。今年は自治会長なので、町内の配布物は皆うちに送られて来まして、その中のひとつがこれ。ちなみに「げんき玉」で検索すると、「ドラゴンボールの武器」としか出てこん。
それはさておき、この写真の植物、何かわかります?私は植物には滅法弱いので、もちろん聞かれてもわからないのですが、ここには「片栗(カタクリ)」と書いてあります。
「早春の妖精とも言われ、斑のはいった特徴ある葉を展開し可憐な花を咲かせる多年草。北海道から九州の山地に分布しており、球根から片栗粉が作られます」という解説。そうか、なるほど片栗粉はこの植物の球根なのね。普段、全く考えたこともありませんでしたわ。
ところで何で「片栗」って言うのか?二つ説があって、一つは花を付けない片葉の葉の模様が「鹿の子」に似ているので「片葉鹿の子」→「カタカゴ」→「カタクリ」と転訛したという説。もう一つは、実が栗のイガの中にある一つ一つの実に似ているところから「片栗」と呼ばれるというもの。
しかし、よくよく調べてみると、現在「片栗粉」として市販されてるものって、じゃがいものデンプンなんですってね。カタクリの片栗粉もあることはあるけど、精製量がごくわずかで非常に高価なんだそうです。
しかし、カタクリでもないものを「片栗粉」なんて堂々と表示してもいいのでしょうか。「騙り(かたり)粉」あるいは、せいぜい「カラクリ粉」ぐらいにしとかなあかんやろ。
凍
テーマ:言葉・漢字
2012/02/12 09:37
今年の冬は寒くて凍てつく日が続きます。さて、この「凍」という字ですが「冫(にすい)」に「東」と書きます。何でこんな字を書くのかと不思議に思ったことはありませんか?
「冫(にすい)」は「冷」「冬」「寒」などにも含まれ、「こおり」という意味、ではなぜ「東」が出てくるのか?「北」なら分からんでもないが。いやいや、南半球は南の方が寒かったりするな。
それはともかく皆さん、「東」という字の成り立ちについてはよくご存知ですよね。
そうですね。木の向こうから日が昇る方向だから東と習いましたね。ところが何と漢和大字典を見ていたら、「この説は誤り」と堂々と書いてあるではありませんか。
「東」という字は、実は「中に芯棒を通し、両端をしぼった袋の形」を描いた象形文字だというではありませんか。で、この「トウ」とは「通(とおす)」、「棟(屋根をとおす棟木)」、「動(上下につきぬけてうごく)」などと同系のことばとあります。
つまり、太陽が地平線を「とおして」「つきぬけて」出る方向が「東」だというわけです。今では、「凍」の字は広く「こおる」という意味に用いられておりますが、本来は一部分がわずかにこおるのは凍とはいわず、氷が端から端まで「通して」張ることが「凍」という意味なんだそうです。
まだまだ寒い日が続きますが、凍てついた氷の上で滑ってイテテテとならぬよう気をつけて下さいませ。あ、オチまで凍てついて滑っちゃいましたね。
「冫(にすい)」は「冷」「冬」「寒」などにも含まれ、「こおり」という意味、ではなぜ「東」が出てくるのか?「北」なら分からんでもないが。いやいや、南半球は南の方が寒かったりするな。
それはともかく皆さん、「東」という字の成り立ちについてはよくご存知ですよね。
そうですね。木の向こうから日が昇る方向だから東と習いましたね。ところが何と漢和大字典を見ていたら、「この説は誤り」と堂々と書いてあるではありませんか。
「東」という字は、実は「中に芯棒を通し、両端をしぼった袋の形」を描いた象形文字だというではありませんか。で、この「トウ」とは「通(とおす)」、「棟(屋根をとおす棟木)」、「動(上下につきぬけてうごく)」などと同系のことばとあります。
つまり、太陽が地平線を「とおして」「つきぬけて」出る方向が「東」だというわけです。今では、「凍」の字は広く「こおる」という意味に用いられておりますが、本来は一部分がわずかにこおるのは凍とはいわず、氷が端から端まで「通して」張ることが「凍」という意味なんだそうです。
まだまだ寒い日が続きますが、凍てついた氷の上で滑ってイテテテとならぬよう気をつけて下さいませ。あ、オチまで凍てついて滑っちゃいましたね。
あなたの人間関係度
テーマ:よもやま話
2012/02/11 08:44
ひと月程前の日経プラス1ネタ。テーマは「人間関係 よくするには」どうすべきかというもの。男女1000人に30の選択肢から選んでもらったというベスト10は次の通り(( )内はポイント数)。あ、ついでだから、できてるかどうか自己採点しようっと。
1.「ありがとう」と「ごめんなさい」は必ず言う(613)
7点(特別にしてもらったことはともかく、当り前と思っているようなことには言わなくなってるかもしれんなぁ)
2.笑顔で明るくあいさつする(547)
5点(あいさつは、ちゃんとできる方だと思うんだけど、笑顔ではないな、しかも明るくないよな)
3.了解した約束は守る。実行できない約束はしない(538)
8点(これって、個人的にはポイント高いです。実行できないことは断っちゃうから、水くさい男と思われてるかも)
4.嘘を言わない。ごまかさない(529)
6点(ごまかすつもりはないけど、嘘も方便ということもありますからね。冗談を真に受けられて困ったこともある)
5.自分がされて嫌なことはしない(485)
7点(自分では実行してるつもり。ただ、自分が嫌じゃないことは皆も嫌じゃない、と考えないことも大切)
6.必要な情報はしっかり共有する(467)
5点(そんなの言わんでもわかってるやろ的なところあり。あと、自分だけ知っていたいとか)
7.相手の立場になって考え対応する(463)
4点(これは難しい。相手の本当の立場は相手になってみないとわからん。自分はまだまだ甘ちゃんでしょう)
8.話を聞くときは相手の顔を見る(444)
2点(これも難しい。大体、じっと目を見てお話しされると何か怖い。でも、相手の目を見て話すと真剣味が上がって、説得力も増しますね)
9.本人がいないところで悪口やうわさ話をしない(413)
6点(本人がいるところでさすがに悪口言えんやろ。本人のいないところで褒められる人は本当に偉いらしい)
10.親しき仲にも礼儀ありを徹底する(390)
1点(あ~、これはあきませんわ。親しくなくても礼儀知らずなコメント、ごめんなさいね)
てことで、私の人間関係度は合計51点。年齢相応やな。
1.「ありがとう」と「ごめんなさい」は必ず言う(613)
7点(特別にしてもらったことはともかく、当り前と思っているようなことには言わなくなってるかもしれんなぁ)
2.笑顔で明るくあいさつする(547)
5点(あいさつは、ちゃんとできる方だと思うんだけど、笑顔ではないな、しかも明るくないよな)
3.了解した約束は守る。実行できない約束はしない(538)
8点(これって、個人的にはポイント高いです。実行できないことは断っちゃうから、水くさい男と思われてるかも)
4.嘘を言わない。ごまかさない(529)
6点(ごまかすつもりはないけど、嘘も方便ということもありますからね。冗談を真に受けられて困ったこともある)
5.自分がされて嫌なことはしない(485)
7点(自分では実行してるつもり。ただ、自分が嫌じゃないことは皆も嫌じゃない、と考えないことも大切)
6.必要な情報はしっかり共有する(467)
5点(そんなの言わんでもわかってるやろ的なところあり。あと、自分だけ知っていたいとか)
7.相手の立場になって考え対応する(463)
4点(これは難しい。相手の本当の立場は相手になってみないとわからん。自分はまだまだ甘ちゃんでしょう)
8.話を聞くときは相手の顔を見る(444)
2点(これも難しい。大体、じっと目を見てお話しされると何か怖い。でも、相手の目を見て話すと真剣味が上がって、説得力も増しますね)
9.本人がいないところで悪口やうわさ話をしない(413)
6点(本人がいるところでさすがに悪口言えんやろ。本人のいないところで褒められる人は本当に偉いらしい)
10.親しき仲にも礼儀ありを徹底する(390)
1点(あ~、これはあきませんわ。親しくなくても礼儀知らずなコメント、ごめんなさいね)
てことで、私の人間関係度は合計51点。年齢相応やな。
小中学校訪問
テーマ:まちづくり
2012/02/10 08:55
昨日、教育委員として初めて市内小中学校の視察訪問を体験いたしました。午前中に長浜南小と南中、午後から長浜北中を訪問いたしました。それぞれの学校が様々な工夫や取組で学校経営を行なっていらっしゃることがよくわかり、校長先生をはじめとする管理者の皆さんのご苦労に頭が下がる思いでした。
環境や現実に直面している諸問題がそれぞれの学校によって異なりますので、単純な比較は差し控えたいと思いますが、総じて最近の子どもたちは本当にちゃんと挨拶をしてくれますね。とても気持ちのいいものです。
南小は比較的校舎が新しく、内部の柱がコンクリート打ち放しになったいてモダンな感じがするのですが、如何せんこの気候、さすがに寒々した感じがいたします。ガラスの屋根になっている部分が特徴的なのですが、今年は積雪が多いため落雪が心配だともおっしゃっていました。
南中では給食を頂戴いたしました。(しまった、写真を撮り忘れた。)何年ぶりでしょう?給食をいただくのは。コッペパンに牛乳。おかずはクリームシチューっぽいのとメンチカツが1個。鶏肉が入ってたらどないしょうとヒヤヒヤしていたのですが、幸い豚肉。あ、そうそう、カボチャのケーキみたいなデザートもついてましたわ。
北中は市内有数の大規模校ですが、数年前から生徒の問題行動が劇的に年々減少し、とても落ち着いた雰囲気で学校生活が送られていました。校長先生が提唱する「喜ばそう企画」もとてもユニーク。
「人間は喜びのある方向に伸びる」という仮説のもと、「生徒が担任を喜ばせる」、「先生が生徒を喜ばせる」、「生徒が家族を喜ばせる」という企画を実施して、効果をあげているとのことでした。
校舎内のあちこちに、市内歴代の美術の先生方の手によると思われる絵画がたくさん掲示されているのが印象的で、そのことについて尋ねましたら、「あ~、あれはSirMurai先生が校長先生の時に提唱されたものですわ。15年計画だったんですよ」とのことでした。
恩師でもあり、いまやコブログブロガーでもあるSirMurai先生が残された素晴らしい置き土産を見ることができて、大変満足感の残る学校訪問でした。昨日あたりから8日間の世界一周旅行(?)に出掛けられたみたいですけれど、そちらの方のお土産も楽しみですね。
環境や現実に直面している諸問題がそれぞれの学校によって異なりますので、単純な比較は差し控えたいと思いますが、総じて最近の子どもたちは本当にちゃんと挨拶をしてくれますね。とても気持ちのいいものです。
南小は比較的校舎が新しく、内部の柱がコンクリート打ち放しになったいてモダンな感じがするのですが、如何せんこの気候、さすがに寒々した感じがいたします。ガラスの屋根になっている部分が特徴的なのですが、今年は積雪が多いため落雪が心配だともおっしゃっていました。
南中では給食を頂戴いたしました。(しまった、写真を撮り忘れた。)何年ぶりでしょう?給食をいただくのは。コッペパンに牛乳。おかずはクリームシチューっぽいのとメンチカツが1個。鶏肉が入ってたらどないしょうとヒヤヒヤしていたのですが、幸い豚肉。あ、そうそう、カボチャのケーキみたいなデザートもついてましたわ。
北中は市内有数の大規模校ですが、数年前から生徒の問題行動が劇的に年々減少し、とても落ち着いた雰囲気で学校生活が送られていました。校長先生が提唱する「喜ばそう企画」もとてもユニーク。
「人間は喜びのある方向に伸びる」という仮説のもと、「生徒が担任を喜ばせる」、「先生が生徒を喜ばせる」、「生徒が家族を喜ばせる」という企画を実施して、効果をあげているとのことでした。
校舎内のあちこちに、市内歴代の美術の先生方の手によると思われる絵画がたくさん掲示されているのが印象的で、そのことについて尋ねましたら、「あ~、あれはSirMurai先生が校長先生の時に提唱されたものですわ。15年計画だったんですよ」とのことでした。
恩師でもあり、いまやコブログブロガーでもあるSirMurai先生が残された素晴らしい置き土産を見ることができて、大変満足感の残る学校訪問でした。昨日あたりから8日間の世界一周旅行(?)に出掛けられたみたいですけれど、そちらの方のお土産も楽しみですね。