水に浮かぶ

テーマ:よもやま話
「あんた、よう毎日、毎日、ブログ書いて、一体どこで書くことを思いつくんやいな?」と聞かれます。う~ん、まあ思いつくこともあれば、何も書くことがないこともありまして色々なんですけど、思い浮かんだ時には「ため書き」つまり貯金をしておいて、徐々にはき出す、というのが毎日続けられる秘訣でしょうか。

「文章力 かくチカラ」(外山滋比古/展望社)という本を読んでおりましたら、昔中国の欧陽修という人が、文章の着想を得るのにもっともよい場所は「三上」だと言った、ということが書いてありました。

三上とは、鞍上(あんじょう)、枕上(ちんじょう)、厠上(しじょう)。鞍上は馬に乗っているとき、今なら通勤電車の中?枕上とは床についてから起床までの間。厠上はトイレの中。う~ん、「枕上」で思い浮かんだのに起きてしばらくしたら忘れてしまい、悔しい思いをしたことが何度かあるなあ、そう言えば。

さて、私の場合は「水の中で」よく着想いたします。アルキメデスは、風呂に入った時に水が湯船からあふれるのを見て、その瞬間アルキメデスの原理のヒントを発見したと言われておりますが、水の中というのは確かによくアイデアが浮く場所であります。

私は週に2回夕方プールに通っているのですが、風呂の中よりも、むしろこのプールの中が発想の場所になっております。とりわけ水中歩行はあなどれません。仕事のだんどりを整理したり、浄瑠璃を頭の中で復習したりするわけですが、突然しょうもないダジャレなど、ブログのネタになるようなことも浮かんでくるわけです。

まさに「歩き芽出す」。油屋だからというわけでもないでしょうが、アイデアと油は本当に水によく浮かびます。

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