イケ脳

テーマ:まちづくり
昨日の午後は浅井文化ホールで長浜市教育センター主催の「教育研究発表会」に出席。「確かな学力の定着を図る学習指導の工夫」ならびに「郷土に生きる人々に学ぶ道徳教育」という二つの研究発表が行なわれた後、日本大学大学院の林成之教授による記念講演。

テーマは「育脳~持てる才能を最大限に発揮するために~」。先生は脳低温療法で名を馳せ、オシム監督の主治医を務めた脳神経外科医で、北京五輪の競泳日本代表チームにも招かれ、その脳理論の実践で北島選手の金メダル他5個のメダル獲得に貢献。

子どもの才能は3歳、7歳、10歳の育脳で決まるそうで、その時々の子どもの育て方の注意点を指摘して下さいます。必死にメモを取る聴衆の先生方。私は教師でもないし、うちの子ども達は既に大きくなっちゃってるし、時既に遅し。育て方間違ってかも。すまん。

そんな中、特に印象に残ったのが「文武両道の才能」を育てるための秘訣。実践が簡単そうでわかりやすく、これで卓球の石川選手が開眼し、林先生自体もゴルフが著しく上達したというから、大人でもまだ間に合うかも。

一つは「水平目線」。つまり物を左右の目で水平に見ること。傾いて物を見ると左右の目でそれぞれ見たものを知覚するのに0.07秒のずれが生じるのだそうです。これを習慣にすると空間認知能が鍛えられるそうで、一流のスポーツ選手は視線が左右で全くぶれてないのだとか。はい、皆さんも画面をまっすぐ見て~。

もう一つは「体軸支点」を鍛えること。体軸というと肩甲骨を意識する人が多いけど、肝心なのは「大腰筋」。ウシやブタでいうと「ヒレ肉」。体操の内村選手などはこの筋肉が異様に鍛えられているそうです。肩甲骨は開かずに締めること!だそうです。

あとね、ゴールがもう近いと思うとだめなんですって。レース途中でもうすぐ終わるとか、勝てそうと意識すると一気に脳血流が落ちるのだとか。ゴール間際に弱い日本競泳陣に「ゴールはまだ先だと考えろ」とアドバイスして好結果が出たそうなんです。晩御飯のビールのこと考えて仕事したらあかんのですな。

男の脳は全体を把握し、女の脳は細部にこだわるとも。「髪を切ったのにちっとも旦那は気づいてくれない」という経験お持ちでしょ?私もそうなんですが、これってしょうがないんですって。脳の権威曰く「世の女性諸君、イメージを変えるのなら、髪型から服装、色彩まで大胆に変えなさい」と。

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