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集〇

テーマ:言葉・漢字
「集まる」と書いて何と読みますか?そうですね、簡単、簡単、「あつまる」ですよね。
集まれ~
ほんなら、「集う」は?今年の夏は確かに「あつう!」でしたけど、これは「あつう」ではありませんね。そうですね、「つどう」ですね。では「あつまる」と「つどう」はどう違うのでしょうか?

辞書によりますと、「つどう」は「人」が「共通の意志・目的」をもってある場所に集まる、ことを言うそうです。従って、人以外の行動には「つどう」は使わないんだそうです。「ネコの集い」とか「カラスの集い」とかは誤用。「きものの集い」もダメじゃ~ん。あ、それで「きもの大学」に改名したのか?

では、「集る」は何と読む?「あつる」や「つどる」じゃあないですよ、言うときますけど。これは何と「たかる」と読むんですね。「一つところに集まる。群がる」という意味ですね。ちなみに「集」という字、元々はこう書いたそうです。

 
     
 

「隹」は鳥のことなんですが、こうして書くと「鳥」が木に集まっている様子がよくわかりますね。

で、「たかる」ってのは「人に金品をせびる」とか「脅して奪い取る」とかいう悪い行為も指しますが、この意味でも同じく「集る」と書きます。「集まる」の「ま」が抜けると「集る」。文字通り、間抜けな行為ですね。

最後に「集く」という言葉もあります。この言葉は辞書には載っていますが現在ではほとんど使われません。私も浄瑠璃の中に出てきたのでその言葉の存在を知りました。これは「すだく」と読みまして、「虫などが集まってにぎやかに鳴く、群れをなして集まる」という意味です。

鈴虫や松虫の「集く(すだく)」季節、秋。今年ほど待ち焦がれた年はありません。




ギョーザのギャザー(集)


ゴムが命

テーマ:よもやま話
最近は「パンツ」って言うと、「ズボン」のことを指すらしいですけど、私らの世代は「パンツ」言うたら「パンツ」、つまり「下半身に着ける下着」のことになります。

その場合でも、女性用は、パンティー、ショーツ、スキャンティ、ズロースなどなど。男性用は、トランクス、ブリーフ、ボクサーパンツなどなど色々あるようでございますが、男性がどれを履くかで性格を分析したブログを発見いたしました。曰く、

ブリーフ派
キッチリとした性格で、曲がった事が嫌い。融通が利かないというのが難点

トランクス派
自由で開放的。細かいことに拘らないが、自由すぎるのが難点。

ボクサーパンツ派
適度な自由さを求めるが、恥ずかしがりやの一面を持つ。

ビキニ派
ブリーフ派以上に曲がったことが嫌いで、自己主張が強い。

なるほど、なるほど。で、何をお召しですかって?ブリーフでしょうって?違います。まあ、ビキニでもありません。

それはともかく、先日妻が洗濯した私のパンツを広げて、「これもうあかんな~、ゴムが伸び伸び~。まだ、生地は全然いたんでないのに~」と申します。別に腹回りがでかすぎてゴムがすぐ伸びるというわけでもありませんで、そのパンツだけが、いやそのゴムだけがあかんのです。

パンツって、シルク製の高級品を履く人もいるんでしょうけど、私ら大抵2枚組、3枚組、なんぼという特価品を求めることになります。しかし、これとてあなどってはいけません。パンツを選ぶポイントは何と言っても「ゴム」です。「ゴムの耐久性」=「パンツの耐久性」の法則が成り立つと言っても過言ではありません。

ブランド品だからOK、というわけでもありませんし、特にディズニーランドに売ってるようなパンツはほぼゴムの耐久力は最低です。パンツの値段に係らず、ゴムの部分を注意深く観察して購入することが肝要です。

最近は、めったに失敗することはなくなりましたが、上玉に遭遇することもなくなりました。生地よりもゴムが長持ちする「超優良ゴムパンツ」のブランドを一つだけ知っています。「Polo Club」という「ラルフロレーン」のまがい物のようなものでしたが、昔神照町にあった「オレンジ」というディスカウントストアで初めて見つけました。

もちろん、3枚なんぼという二束三文の値段で買ったものですが、その後他のスーパーでも買いましたが、最近はどこを探しても見当たりません。どうでしょう、10年以上持つかもしれません。耐久性が強すぎて儲からず倒産したのでしょう、多分。オレンジのあった場所の近くのワークマンにパンツが売られているのを見て、このことを思い出しました。


フィッシング体験

テーマ:よもやま話
フィッシングと申しましても「釣り」の話ではございません。ちなみに私、釣りというものを生まれてこのかた、まともに行なったことがございません。丘も含めて。

さて、以前ブログにも書いた通り、私にはシアトル近郊に住む知人(アメリカ人の夫妻)が居るのですが、先日久しぶりにメールが届きましたので、読んでみますと、ありゃま~一大事。

セミナーに出席する為にイギリスに来ているのだけれど、財布を落としてしまった。ついてはすぐにお金が必要となり、ホテル代を払って帰国するには2800ドルほどかかる。できたら「Western Union Money Transfer」を通じて送金してくれないかな。送ったら送金番号(MTCN)を連絡してね。

という趣旨のことが書かれておりました。えっ、うそ~!大変やん。と一瞬思ったんですが、こともあろうに何でこの私にこんなお願いをするんやいな。他にぎょうさん、もっと親しいお友達や親戚もいらっしゃるだろうに、と不思議に思っておりました。

差出人も間違いなく、奥さんの名前....だったんですが、あれ~、よ~く見ると、送信者のメールアドレスの「l(エル)」であるはずのところが、「1(いち)」になってますやん。こりゃもしかして振込め詐欺???

ってことで、ご本人に、こんな変なメールが来たよ。詐欺ちゃいますか?っていうメールを送りましたら、翌日案の定、「偽のメッセージが送られていたようだ。無視してくれ。私たちは大丈夫よ~」という返事がやって参りました。

Our computer e-mail address book was compromised within the past twenty four hours, at least one false message requesting money was sent to several contacts in our stolen address book.

Please disregard the false message. We are fine. Sorry for the inconvenience.

This is called "phishing" and our address book was "harvested" by someone unkown to us.

We do not need money and we apologize. No need to reply

最近やや下火になっているようにも見受けられますが、「オレオレ詐欺」や「振込め詐欺」、こうした他人を騙って金をだまし取る詐欺を英語で「フィッシング」と言います。綴りは「fishing」ではなく、「phishing」と書き、一説によると「sophisticated(洗練された)」と「fishing」の合成語だとか。

それにしても、まさか英語の振込め詐欺に遭遇するとは思いませんでしたわ。外国人の友だちのいらっしゃる方、十分にご注意くださいませ。

最後の赤紙配達人

テーマ:よもやま話
最後の赤紙配達人、市内新居町在住の西邑仁平さんが105歳でお亡くなりになったそうです。昨年の8月10日に、吉岡秀隆が西邑さん役を演じた、TBS「シリーズ激動の昭和 ~最後の赤紙配達人」が放映されました。

それを見た感想を書いて、ずっと非公開のまま置いていたのですが、これを機に公開したいと思います。 


「戦争体験者が戦争についての本音を語り始めていると思います。戦争は二度と起すべきではない、俺たちも本当はイヤだったんだ、と。だれが、赤紙をもらって本当にありがとうございます、と思えるのか。息子が招集されて喜ぶ親がいるものか。

しかし、国を守りたい、家族を守りたい、そのために戦場に行く、その気持ちにも偽りはなかったに違いない。優秀な人たちが、いや優秀で勇敢な人たちから死んでいったのかもしれない。

だから、戦争遂行責任者がかの戦争の責任を取るしかないのだ、と思う。勝ち目のない戦いを避けることができなかった責任を免れることはできない。東京裁判についての異論は種々あろう。しかし、戦勝国が裁かなければ一体誰が裁くというのか?自らで裁いてなお国が一つでいることができたであろうか?

天皇陛下の存在が日本には救いであった。国民の拠所が残されたのだ。天皇陛下を守っただけでもA級戦犯の人たちは、少なくとも戦争責任の一端を果たしたと思う。天皇陛下がいらっしゃらなければ、日本は北朝鮮と韓国のように同じ民族が戦うという最大の悲劇を味わわなければなかったかもしれない。

とにかく、戦争は二度と起してはいけない。当時の日本の状況を見れば、北朝鮮や中国の現状を批判する資格は少なくとも我々にはないと思う。我々が戦いに進まざるを得なかったような道を彼らに選ばさないように努めること。それも我々日本人の使命ではないのか。」


『戦争は絶対あかん』。西邑さんの悲痛な叫びを胸に留め、御冥福を心よりお祈り申し上げます。本当に、本当にご苦労様でした。

アシンメトリーな男

テーマ:スポーツ
ゴルフと言えば、石川遼君。この週末に行なわれた「フジサンケイクラシック」でも見事優勝で大会2連覇。そして、最近はプレー以外でも世間、特におばはん連中を騒がせている。そう、その奇抜なヘアスタイルをもって。

つい先日まで くるくるパーマ
だと思っていたら、今度は
これ左はげ?
ではなくて、これは「アシンメトリー」という髪型らしい。asymmetry、つまり「左右非対称」という意味で、「正面から見て左右が違うヘアスタイルのこと。略して『アシメ』ともいう。髪のアレンジがしやすく小顔効果もあるため、芸能人をはじめ、男女問わず人気がある。」などと解説されている。
君も入るかい?
まあ、素人の散髪はたいていこの「アシンメトリー」になるものだ。昔は結構あったんじゃないだろうか。お母さんに散髪してもらって、左右が揃わないので、同じ長さにしようとするうちに結局丸坊主になってしまったとか。

また「前髪の長さを極端に変える『バング』、無造作ヘアを基本に、分け目を変える『ウルフ』など、髪の長さやスタイルによって様々なパターンがある。」とも書かれているが、そうすると、さしあたり


これなんかもアシンメトリー?

「シンメトリーな男」(竹内久美子/新潮社)によれば、シンメトリー(左右対称)な男ほど、顔のよさ、筋肉質であることなどをアピールするために大量のテストステロンを分泌するらしく、それはパラサイト(寄生者)に対する抵抗力が高いことも意味し、女性は本能的にそうした男たちに引かれるらしい。

なるほど遼君、「もてすぎて困る」と感じた「虫除け髪型」とすれば納得だ。
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