見たいけんゾーン

テーマ:曳山・歌舞伎
以前から、何度かブログで前宣伝してきたつもりなんですが、今秋11月6日(土)、7日(日)の両日に渡りまして、「第20回全国地芝居サミットin長浜 ~秋の曳山子ども歌舞伎」を開催いたします。全国の地芝居団体から約300名ほどが長浜の地に集結される予定です。

おおよそ詳細も決まり、ポスターもできましたので、昨日K山運営委員長および曳山博物館のK事務局長、そしてドラゴン・スリーさんの4人で市役所に赴き、各報道機関の方を前に記者発表をして参りました。

今回は地芝居伝承に深い係りがあり、かつ諸団体共通の課題である「三役(振付、太夫、三味線)の養成」を主テーマとし、このテーマに沿った基調講演、パネルディスカッションを行なう他、発表する子ども歌舞伎やゆう歌舞伎などの太夫・三味線はすべて地元の塾生が担当いたします。

会場は初日が文芸会館で、「曳山博物館子ども歌舞伎」の公演を前座として、午後から開会式、基調講演(葛西聖司NHKアナウンサー)、パネルディスカッションを実施し、夕方には「ゆう歌舞伎」公演。さらに会場をロイヤルホテルに移して交流会。

2日目は曳山博物館に舞台を移し、館内見学の後、広場で実際の曳山上で子ども歌舞伎上演。今年の祭の出番山のうち、翁山(引窓)と孔雀山(忠臣蔵七段目)の2町が上演いたします。サミット宣言、次年度開催地紹介を経て、午後からは米原曳山祭の壽山(本朝廿四孝)組も上演いたします。

てなことを、記者さんの前でつらつらと説明したわけですが、M新聞の記者さん「あの~、文芸会館での基調講演やらパネルディスカッション、ゆう歌舞伎は非公開ってなってますけど、どういうことですか?」という質問。

つまり、「市民が見ることができない」ってのはどうなの?あるいは市民が見ることのできないものは新聞ネタにはできまへんやろ、ってことでしょうか。

主催者側としては、文芸会館のキャパを考えると、おそらく地元も含めた関係者だけで一杯になることが予想されるので、「見せない」というより物理的に「ご覧いただけない」ということなんだ、と説明はいたしましたものの、「いや市民でも見たいという人絶対いますよ~」という記者さんの指摘もごもっとも。

で、K新聞の記者さんから「ながしん講演会などは、最近聴講希望者が多いので、ロビーに臨時の椅子席を設け、スクリーンで映像を見られるようになっていますよ」とのアドバイス。うん確かに!先日の勝谷さんの講演会もそうやったわ~。

てことで、会員の参加者が予想以上に増えた場合、あるいは市民の中でも「わしゃ見たいけん」と聴講を希望される方のために、この「見たいけんゾーン」を急遽検討することにしたいと思います。それだけ参加者が多くなることを心より祈っております。

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