フィッシング体験

テーマ:よもやま話
フィッシングと申しましても「釣り」の話ではございません。ちなみに私、釣りというものを生まれてこのかた、まともに行なったことがございません。丘も含めて。

さて、以前ブログにも書いた通り、私にはシアトル近郊に住む知人(アメリカ人の夫妻)が居るのですが、先日久しぶりにメールが届きましたので、読んでみますと、ありゃま~一大事。

セミナーに出席する為にイギリスに来ているのだけれど、財布を落としてしまった。ついてはすぐにお金が必要となり、ホテル代を払って帰国するには2800ドルほどかかる。できたら「Western Union Money Transfer」を通じて送金してくれないかな。送ったら送金番号(MTCN)を連絡してね。

という趣旨のことが書かれておりました。えっ、うそ~!大変やん。と一瞬思ったんですが、こともあろうに何でこの私にこんなお願いをするんやいな。他にぎょうさん、もっと親しいお友達や親戚もいらっしゃるだろうに、と不思議に思っておりました。

差出人も間違いなく、奥さんの名前....だったんですが、あれ~、よ~く見ると、送信者のメールアドレスの「l(エル)」であるはずのところが、「1(いち)」になってますやん。こりゃもしかして振込め詐欺???

ってことで、ご本人に、こんな変なメールが来たよ。詐欺ちゃいますか?っていうメールを送りましたら、翌日案の定、「偽のメッセージが送られていたようだ。無視してくれ。私たちは大丈夫よ~」という返事がやって参りました。

Our computer e-mail address book was compromised within the past twenty four hours, at least one false message requesting money was sent to several contacts in our stolen address book.

Please disregard the false message. We are fine. Sorry for the inconvenience.

This is called "phishing" and our address book was "harvested" by someone unkown to us.

We do not need money and we apologize. No need to reply

最近やや下火になっているようにも見受けられますが、「オレオレ詐欺」や「振込め詐欺」、こうした他人を騙って金をだまし取る詐欺を英語で「フィッシング」と言います。綴りは「fishing」ではなく、「phishing」と書き、一説によると「sophisticated(洗練された)」と「fishing」の合成語だとか。

それにしても、まさか英語の振込め詐欺に遭遇するとは思いませんでしたわ。外国人の友だちのいらっしゃる方、十分にご注意くださいませ。

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