子どもの替え歌

テーマ:よもやま話
子どもというのは何故かよく替え歌をつくりますね。以前に読んだ「子どもの替え歌傑作集」(鳥越信/平凡社)という本には、子どもの替え歌の特徴は、(1)頭韻を踏む、(2)食べ物が登場、(3)時のアイドルを織り込む、などと書かれておりました。

サザエさんの主題歌やレインボーマンの歌の替え歌のことが書かれていたように思います。そう言えば、私たちが幼稚園から小学校にかけてグループサウンズが流行ったのですが、その中の「ブルーシャトー」という歌の替え歌を覚えています。

♪森とンカツ、泉にンニク、か~コンニャク、まれ天ぷら...でしたっけ?

さらに、替え歌に出てくる頻度の高い語として、「ハゲ」「お葬式」「毛がはえた」「ルンペン」等があげられる、と上記の本には書かれておりました。今では「ルンペン」なんて言葉は死語かもしれませんね。ちなみに「ルンペン」とは浮浪者のことで、ドイツ語でぼろ切れのことだそうです。

そう言われれば、ジングルベルの替え歌で「♪〇〇〇の毛、〇〇〇の毛、いつ生える~?」という歌を歌ったり、中学校の時などは、〇〇先生という頭の薄い先生がいらっしゃいまして、丁度流行っていた「知床岬」の歌を「♪しれ~とこ~の岬に、ハゲ〇〇の咲く頃~」なんて歌ったりしてましたわ。

それにしても、なぜ子どもというのは人の欠陥をあげつらったり尾篭な話をするのが好きなんでしょうね。それもあまりにも露骨で遠慮会釈がありませんからね。結局、敬意や遠慮や節度みたいなものは教育によって後天的に身につくもので、人間と言うのは本能的には、野蛮で率直で残酷なものなのかもしれませんね。



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