非情識

テーマ:まちづくり
昨日午後1時半ごろ、曳山博物館前を歩いておりましたら、滋賀県警の警官が3人で南方向からやってくる車を止めて取り締まりを行なっています。何事かいな?と耳をそばだてますと、「ここは土、日の13時から19時は通行禁止ですよ。標識見えませんでしたか」という警官の声。

「うっそ~、何で今日に限って取り締まるんや」と思いながら見ていると、そこで車が止められているせいで、後ろはどんどん車が並び始めて交通渋滞の様相を呈し始めました。

大手門通りは、土曜日で観光客で賑わっておりますが、
当然通行止め
さらに南に行きますと、神戸町パーキングという駐車場がございまして、土・日は満車となるのが常で昨日も例外ではありませんでした。

この駐車場を利用する観光客の多くは、駅前通りから右折あるいは左折で進入して参ります。ご覧のとおり、この辻には、
駐車禁止のみの標識
左手が駐車場
で、この駐車場が満車で停められなかった車、あるいは駐車場を利用した後帰る車の一部は、北進、つまり曳山博物館の方へ向かうのが自然の流れです。
中央下部Pが当駐車場
ところが、大手門通りの辻には次のような標識。すなわち「土、日曜の13時から19時までは車両通行止め」。しかし、実に見にくい表示で普通は見逃してしまいます。何せ、「止まれ」と「右折禁止」の標識に挟まれてますからね。
実に非情な標識
大手門通りは右へは進入禁止、左は通行止めですから直進しますわな、普通は。それを曳山博物館の前で待ち伏せして取り締まってるわけです。そのうち、観光客や地元の人たちが集まり始めまして、大手門通りの辻の標識を見ながら、警官に対して何やかのといい始めました。「こんな標識わかるかい!」「サギやんかぁ」

私もおかしいと思いまして、警官の一人に「南から来る人はここまで来ないと北進できないことがわからないのに、あんなところで取り締まるのはおかしいでしょ」と言いましたら、「いや、私たちは滋賀県の公安委員会の標識に従って取り締まっているだけです」と来た。

「ほんなら、ここまで来た人らはどうするの?」と聞きますと「バックしてもらうしかありませんね」。「ほんなら、もっと向こうで、これ以降は進入禁止です、って誘導せな危険やんか!」と言ったら、「今行きました」やと。

ちなみに進入禁止と通行止めの違いわかります?

進入禁止のマークがあるところは、一方通行路で反対側からは進入可能のことが多く、通行止めの場合は、ある区間が双方向通行禁止で区間の起点と終点にこの標識があるとのこと。

ここ、うちのちょっと北のゆう壱番街の辻。

ありました、ありました。ちゅうことは何?うちは土・日の13時から19時まで車入れんやんか。まじで取り締まるんならルール変えてもらわんと困りますなあ。

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