伊吹山論争
テーマ:まちづくり
2010/09/01 09:21
昨日、ゲッティさん(下駄やのおじさん)が「伊吹やまOR伊吹さん」というタイトルのブログをお書きになっておりました。つまり、伊吹山は「いぶきやま」と呼ぶのが正しいのか?あるいは「いぶきさん」なのか?と。
その時コメントいたしましたように、みーな107号「元亀争乱」の「湖北は可笑しな言葉かり」というコラムが「いぶきやまといぶきさん」というタイトルで書かれておりました。
筆者曰く「ぼくらは『いぶきやま』としか呼ばない(校歌も必ず『いぶきやま』である)のだが、湖北を離れると、どこからかを境にそれは『いぶきさん』に変化する」
で、「みーなスタッフ一員でもあるDJケイミーさんのブログによれば、以前FM滋賀の番組の中でアンケートを取られたことがあって、どうやら彦根~東近江あたりに境界線があること、いぶきやま派40%、いぶきさん派60%であることが報告されている」と続いております。
筆者同様に大方の湖北の人間としては、この事実に納得がいかないわけでして、我々はあくまでも「いぶきやま」を主張したいという点において私も全く同感なのであります。
ちなみにwikipediaで「伊吹山」を調べますと、両方の読みが併記されたうえで、「 『伊吹山』の読み方に関しては『いぶきやま』が一般的であり、道路標識やスキー場名、ドライブウェー名なども『いぶきやま』や『ibukiyama』という表記・ルビ振りが行われている。」と書かれておりますが、
「しかし、呼びやすさから『いぶきさん』と呼ぶ者がいる。地元でも『いぶきやま』の呼称が一般的であるが、親しみを込めて人名のように『いぶきさん』と呼ぶ者も少なくない」と続きます。なお、この一節は先のケイミーさんのアンケート調査結果に基づいて書かれたようで、脚注にブログのアドレスが掲載されておりました。
どうやらケイミーさんの調査結果の「いぶきさん」派は、純粋に「山」を「さん」と読んでる人と、「伊吹山」の「山」を省略し、あたかも親しい人のように「伊吹さん」と呼んでる人に分かれそうな感じですね。確かに「御岳さん」とか言いますもんね。「磐梯さん」はどっちだ?
ある方のブログによれば、山の呼び方は、日本語に言葉が出来る前に東南アジアで山を意味する「yama」から「ヤマ」という呼び方が伝わってきたとされるのが最初といわれており、その後、中国と交流するうちに中国での「山」をどのように読むかで日本でも読み方が変わってくる。中国での王朝の交代は支配民族の交代でもあり、そのたびに微妙に読み方が変わってきて、それを日本が取り入れたという説があるそうです。
ケイミーさんのブログに対するchibachanという方のコメント、「伊吹は訓読みなんで『山』も訓読みで『やま』である」は上記説に近いかも。「富士山」「月山」「鳥海山」「白山」と「さん」と読む山は皆音読みですもんね。「剣山」「白根山」は微妙か?てことで、伊吹山論争止まるところを知らず。
(追記)
音訓説に基づき「いぶきやま」を主張するからには、わが「翁山」も「おきなやま」と改めなあかんな~(困)。
その時コメントいたしましたように、みーな107号「元亀争乱」の「湖北は可笑しな言葉かり」というコラムが「いぶきやまといぶきさん」というタイトルで書かれておりました。
筆者曰く「ぼくらは『いぶきやま』としか呼ばない(校歌も必ず『いぶきやま』である)のだが、湖北を離れると、どこからかを境にそれは『いぶきさん』に変化する」
で、「みーなスタッフ一員でもあるDJケイミーさんのブログによれば、以前FM滋賀の番組の中でアンケートを取られたことがあって、どうやら彦根~東近江あたりに境界線があること、いぶきやま派40%、いぶきさん派60%であることが報告されている」と続いております。
筆者同様に大方の湖北の人間としては、この事実に納得がいかないわけでして、我々はあくまでも「いぶきやま」を主張したいという点において私も全く同感なのであります。
ちなみにwikipediaで「伊吹山」を調べますと、両方の読みが併記されたうえで、「 『伊吹山』の読み方に関しては『いぶきやま』が一般的であり、道路標識やスキー場名、ドライブウェー名なども『いぶきやま』や『ibukiyama』という表記・ルビ振りが行われている。」と書かれておりますが、
「しかし、呼びやすさから『いぶきさん』と呼ぶ者がいる。地元でも『いぶきやま』の呼称が一般的であるが、親しみを込めて人名のように『いぶきさん』と呼ぶ者も少なくない」と続きます。なお、この一節は先のケイミーさんのアンケート調査結果に基づいて書かれたようで、脚注にブログのアドレスが掲載されておりました。
どうやらケイミーさんの調査結果の「いぶきさん」派は、純粋に「山」を「さん」と読んでる人と、「伊吹山」の「山」を省略し、あたかも親しい人のように「伊吹さん」と呼んでる人に分かれそうな感じですね。確かに「御岳さん」とか言いますもんね。「磐梯さん」はどっちだ?
ある方のブログによれば、山の呼び方は、日本語に言葉が出来る前に東南アジアで山を意味する「yama」から「ヤマ」という呼び方が伝わってきたとされるのが最初といわれており、その後、中国と交流するうちに中国での「山」をどのように読むかで日本でも読み方が変わってくる。中国での王朝の交代は支配民族の交代でもあり、そのたびに微妙に読み方が変わってきて、それを日本が取り入れたという説があるそうです。
ケイミーさんのブログに対するchibachanという方のコメント、「伊吹は訓読みなんで『山』も訓読みで『やま』である」は上記説に近いかも。「富士山」「月山」「鳥海山」「白山」と「さん」と読む山は皆音読みですもんね。「剣山」「白根山」は微妙か?てことで、伊吹山論争止まるところを知らず。
(追記)
音訓説に基づき「いぶきやま」を主張するからには、わが「翁山」も「おきなやま」と改めなあかんな~(困)。