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冗洒カード

テーマ:よもやま話
鉄道やバスなどの公共交通機関を利用する際に運賃などとして利用できる、磁気カードやICカードなどによるプリペイドカード、これって「乗車カード」と総称されるそうですけど、私も持ってますよ。
これイコカ
北陸線が敦賀まで直流化になった時に、山組として長浜駅で囃子を演奏したご褒美として、記念に頂戴したものです。

で、この「イコカ」なんですが、関西で使用可能でして、関西弁の「行こか」と掛けているわけですが、正式名は「ICオペレーティングカード(IC Operating CArd)」の略でICOCAだったって知ってました?知りませんよね。どう見ても「行こか」が先で、正式名は後でこじつけで決まったに違いありません。

で、この乗車カード、全国に色々ありまして、多分一番最初にできたのがJR東日本の「SUICA(スイカ)」。スイスイ行けるICカードと「すいか」を掛けてるんですが、これまた Super Urban Intelligent CArdの略だというのがわざとらしい。「超都市知的カード」でっせ。

JR東海は「TOICA」。これはTOkai Ic CArd の略で、意外とおとなしい。名古屋弁でもう一工夫何かなかったのかな?JR北海道の「KITACA」も単純に「北(きた)海道のICカード」ということですけど「来たか?」って聞いてるんかな?

はいはい、これは来てますよ~、JR九州の「SUGOCA」。博多弁の「凄か~」と掛けてますからね。で、お決まりの見え見えの正式名称も洒落てます。Smart Urban GOing CArd だとか。「ゴーイングカード」って何よ?

ここまでは、JRのメジャーカードなんですが、地方も負けてませんよ。遠州鉄道の「ナイスパス(Nice Pass)」なんかちょっと感激しますよ。何と、New Intelligence Card of Entetsu Personal And Smart System の略ですって。これ思いついた人、多分ボーナス倍増でしょ。

個人的にはローカル色強い、以下のカード好きですね。

富山地方鉄道 「えこまいか(Ecomyca)」 Ecology+My card
土佐電鉄他 「ですか」  電車の「で」、バスの「す」、カードの「か」
奈良交通 「シーカ(CI-CA)」  絶対「鹿」を意識してる

長浜も何かつくりますか?

輿論と世論

テーマ:政治
いよいよ本日、民主党代表選の投開票ですね。それにしても選挙期間が長く、民主党の議員もメディアに露出する機会が多く与えられて、格好の宣伝期間となったのではないでしょうか。

そして今回の選挙もそうですが、最近はやたら「世論調査」の結果に注目が集まるようになり、政治家もこの数字にかなり敏感になっている傾向があるように思います。「理念」より「世論」ですね。

ところで皆さんは「世論」を何とお読みになります?「よろん」?それとも「せろん」もしくは「せいろん」?元々「よろん」と「せろん」は別のものだったんだそうです。「よろん」は「輿論」という字を書いたわけです。「與」は「神輿」の「輿」、そこから、「みんなの」という意味が生じたそうです。

しかし、「輿」は、1946年公布の当用漢字表に含まれず、その時期にほぼ同義で使用されていた「世論」(せいろん、せろん)で代替されるようになり、さらには、「世論」が「よろん」と読まれることも増えるかたちで、現在にいたっている、というわけです。

「輿論」と「世論」は大正期までかなり明確に区別されて使用されており、「輿論」はヨロンと読み、意味はパブリックオピニオン、理性的な討議による合意、公的な意見、であるのに対し、「世論」はセロン、セイロンと読み、ポピュラーセンチメンツ、情緒的な共感、という意味。要は大衆的な「気分」なわけです。

さて、現在の日本でいうところの「世論調査」には「輿論」は含まれず、もっぱら「世論」、つまり「意見」というよりも「気分」をくみ取る調査結果に終わってはいないでしょうか?そんなものを基準に政権が右往左往するのは国民にとって実に不幸なことです。

政権が変わるたびに支持率が急上昇したかと思いきや、短期間のうちに急落。人気者が選ばれて期待してはまた失望を繰り返す日本国民の姿。やがて扇情的な強力なリーダーが現われ、一気に国民感情が昂揚過熱する。日本人がこのパターンに嵌る時、とても危険です。


(参考)wikipedeia「輿論」
    「国家論」(中公新書ラクレ)
   

河内の風穴

テーマ:まちづくり
多賀大社に向かう道(307号線)を左に入って、ずんずん行った所にある「河内の風穴」。最近は行っておりませんが、子どもが小さい時、夏の暑い日に非日常的な涼を求めて何回か訪れました。

京都生まれで30歳頃から滋賀県に住むようになった知人が、「滋賀県の中を色々回ったけど、ある意味ここが一番感動しましたな」と言っておりましたが、確かに入口の狭い穴からは想像もできないような中の大広間。幅20m、奥行き60m、高さ20mだそうです。

これだけでも結構満足してたんですけど、先日朝日新聞滋賀版の特集「河内の風穴を歩く」を読んでおりましたら、1987年に多賀町で洞窟調査関係者の集い(洞窟サミット?)が開かれたのを機に民間団体が調査を行なったところ、河内の風穴の総延長は3323mで、関西最大の鍾乳洞であることがわかったそうです。

さらに驚くべきことに、2001年に民間団体の調査が再開され、2005年には総延長が6800m(全国第4位)と確認され、現在も調査は続き、全国1位の秋芳洞(8790m)をも追い越す勢いだということです。

そう言えば、風穴の入口に「ここで放された犬が三重県側で発見された」とかいう逸話が書かれていたような覚えがありますが、あながち作り話ではないのかもしれません。
そうこれこれ
皆さん、大広間から少し行って鉄のはしごを登った二階部分までは行かれたことがあると思いますが、「この先立入り禁止」の札が掲示されておりますよね。

何と、この先には劇場のようなホールや鍾乳石、ボートで移動できる地底湖や地底河川などの世界が広がっているんだそうです。この光景はDVD(3,000円)で見られるそうですが、宣伝のHPの画像だけでも結構楽しめますよ。

まだしばらく暑さは続くようですので、いかがですか、未知の地底探検。命の保証はありませんが....。


(注)観光洞部以外での洞窟内事故時は、救助・救出に消防・レスキュー・自衛隊の活動は望めません。身動きがとれなくなった場合、救出救助は絶望的なため生命の危険に陥ります。









珍ゲーム

テーマ:スポーツ
昔、「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」なんていうのがあったの覚えています?まだ今ほど売れていなかった頃のみのもんたのナレーションが印象的でした。

さて、プレーに関しては「珍プレー・好プレー」と言いますが、ゲームそのものに関しては「好ゲーム」とは言うことがあっても、「珍ゲーム」という言い方はないように思われます。語感が悪いのか、あるいは珍しいゲームが少ないのか?

しかるに、先日9月9日に行なわれたセリーグ首位攻防戦、阪神vs中日戦はまさに「珍ゲーム」と呼ぶにふさわしい試合でありました。結果は延長12回、2-2の引き分け、結果だけ見れば天王山らしい息詰まる接戦。

が、次の日の新聞に出てた平野のポジション、笑えます。
(二)右左右左右左
つまり、最初セカンドだったけど、その後ライトに回ったと思いきや、レフト、ライト、レフト、ライト、レフト。こういうのも右往左往って言うんでしょうか?

それもそのはず、11回と12回の阪神の守りは、何と外野に西村。彼は控えピッチャーですよ。昔、ヤクルトのピッチャーがワンポイントリリーフを挟んで再登場するためにファーストを守った記憶がありますが、投手が外野を守るのは初めて見ました。(高校野球か!)

この西村、なるべく打球が来ないようにと、右バッターの時はライト、左バッターの時はレフトと守備位置を替えさせたというわけです。それにしても、「西村」っていう名前の人はどこの世界でも器用なんですかね、おやじさん。

まあ、事の発端は、10回裏の阪神の攻撃。ワンアウトの後、鳥谷、新井、ブラゼルの3連打で満塁。だれもがサヨナラ勝ちを予想していたところ、次打者の浅井がショートライナー。一塁ランナーのブラゼル戻れずダブルプレー!

ブラゼルが立ち上がって、顔を烈火のごとく赤らめて審判に抗議。認められず退場!
ヘボ・ブラゼル
何とこの時点で阪神は野手をすべて使い切っておりまして、守る人間がいな~い。てことで、控え投手の西村がライトの守備に。という顛末でございました。

いずれにいたしましても、「珍ゲーム」らしい、ちぢ、いやもつれた試合でございました。

お世話さま

テーマ:よもやま話
「教会が焼いていいのは人の世話」

今日の朝刊の中の「朝日川柳」をながめておりましたら、選者が秀作として、この作品に☆印をつけておられました。アメリカで同時多発テロが発生して9年。跡地近くにイスラム教のモスクを建てる計画に反発し、フロリダ州のキリスト教会が聖典のコーラン焼却計画を発表。

全く、日本では考えられないような事態ですが、多神教と一神教のちがいは、「相手の信ずる宗教を認めるか否か」だそうです。焼却計画は波紋を呼び、いったん計画の撤回があったかと思えば、再び撤回の撤回。教会側としては世間の非難も大きなお世話なのか?



「暑さ寒さも彼岸以後」 -新々ことわざ辞典

「朝日川柳」の下欄「かたえくぼ」には、新格言が。今年は気候異変で春のお彼岸が過ぎても寒かったですし、どうやら秋のお彼岸後もまだ少し暑さが残りそうですね。

いや、それならともかく、今冬は大雪の厳冬という長期予報もございます。彼岸が過ぎたら急に寒くなって、秋が全くなかったりして。そんな心配は大きなお世話で終わりますことをお祈りいたします。「アーメン」、いや「インシャラー」か?
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