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グッドバイ?

テーマ:よもやま話
この間の3連休、ユニクロの大々的な広告が入っておりましたので、好奇心から西友店をちょっと覗きに参りましたら、さすがにお客さんであふれておりまして、レジにも長蛇の列が形成されておりました。幸か不幸か特に欲しいと思うものは見つかりませんでした。

では退散、と下りのエスカレーターに向かいながら左手を見ますと、「FOOT PARK」という靴屋さんの様子がいつもと異なっております。品数というより品物の種類が限定されて、すべて2,000円なんていうプライスカードがつけられているのが目に入ります。

レジのところからは、拡声機を通して「当店は本日限りで閉店いたします。」という女性の声も聞こえて参りました。あらま~、そうなんですか、と思いながら、買う気はないけど、どんな靴があるんじゃろか、と見て廻ることにいたしました。

ブランド品は皆無、革靴、アウトドアシューズ、スニーカー等大量生産品とおぼしき品がずらりと並んでおります。ふと革靴が目に入りまして、値段札を見ると、元値が7,990円。これが一旦30%オフされた形跡があり、さらに今日は3,000円。

いや~、別に革靴ってほとんど履かへんしな~。まあスーツ着るのが月に1回程度、あと葬式が1,2回。せいぜい年に30回程度やもんな。足にぴったりくるオーダーメードの靴ならほしいけど、目ん玉飛び出るほど高そうやし...とどうでもいいことを考えながら、うろうろとしておりました。

まあ、とりあえず試着したろ、と履いてみたりします。まあ、こんなもんやな。決して履き心地が良いわけでもなく、かと言ってそこいらじゅうが痛くなるような代物でもなさそう。要するに「ちゅ~とはん」なんですな、これが。

やっぱやめとこ、と立ち去ろうと思った時、ふと「そういえば、以前のFOOT PARKのスタンプカード満点になったのがあったような」と思い出し、財布の中を確かめますと、擦り切れて色も剥げ剥げになったカードが出て参りました。1,000円オフとなっております。

かつて消防署の近くに同店があった時のものなので、ダメもとで「あの~、これ使えますか?」とレジで尋ねますと「満点だったら使えますよ~」「あの~、ちなみに今日ここで使わなかったらどうなります?」と聞くと、「他店でも使えますよ。ただし、滋賀県にはもうありませんけど」

ということで、この1,000円オフのスタンプカードを無にしたくない小市民的一心で、私は先の「ちゅ~とはん」な革靴を購入することにいたしたわけです。3,000円マイナス1,000円で2,000円也。勤労感謝の日だったのですが、実に勤労に全く感謝してないような価格です。FOOT PARK に Good bye(さよなら)するこの日の買物、果たしてGood buy(掘り出し物)となりますやら?

(追記)
私が革靴を履いているのを見かけたとき、「あっ!2,000円?」などと人の「足元を見る」ようなマネはしないように。


日高敏隆さん死去

テーマ:よもやま話
今朝の朝刊を見て、京大名誉教授の日高敏隆さん(79歳)がお亡くなりになったことを知りました。と言っても知り合いでも何でもなくて、氏が1995年から2001年まで滋賀県立大学の学長をされていたということも、お辞めになってから知ったくらいです。

「利己的な遺伝子(Selfish genes)」という言葉を聞いたことがありませんでしょうか?リチャード・ドーキンスが打ち出した「動物の行動は種の保存ではなく遺伝子の保存に有利に働く」という概念なのですが、わかりやすく言うと、人類なんていうものは特別な存在ではなく遺伝子の乗り物に過ぎない、という説です。

日高先生は、この本の翻訳に携わられた他、動物行動学というものを国内に紹介された先駆者であり、私が著書を愛読いたしております竹内久美子さんも、日高先生の京大での研究室の教え子だったようです。

日高先生の著作は、「動物の言い分 人間の言い分」、「ネコはどうしてわがままなのか」「春の数え方」「セミたちの温暖化」、竹内さんとの共著で「もっとウソを!」「ワニはいかにして愛を語るか」など、題名だけでも興味をそそられるようなものばかりでした。

動物行動学は、先の「利己的な遺伝子」などという考え方に代表されるように、少し突拍子で信憑性を疑いたくなるものも多数あり、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、世の中の現象を一面からだけ捉えるべきではない、ということを学ばせてくれる、と私は思います。

日高氏の「春の数え方」という本に、「性」というのがあるのは病原体と戦うためだ、というようなことが書かれておりました。病原体に抵抗力のある突然変異が生じたらできるだけその遺伝子を早く広める、ことが生存のために必要となる。オスとメスをつくって繁殖の際に遺伝子を混ぜ合わせるのがより合理的というわけです。

結婚をしたがらない、「オス」の「メス」化、「メス」の「オス」化、などという現代の若者に見られがちな現象は、病原体に対する人類の弱体化を示唆するものではないか、という気がいたします。日高先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

インドア

テーマ:スポーツ
ソフトテニス関係者の方のブログを見ておりますと「インドアソフトテニス大会」なる用語が出てまいりますが、私が初めて「インドア」という言葉を耳にいたしましたのは高校時代であります。

当時アーチェリー部に所属していたわけですが、「インドアアーチェリー」という言葉が関係雑誌に出ておりました。もちろん、屋内で行なうアーチェリーの意味なんですが、何故かその時「ターバンを巻いた髯をはやしたおっさん」が弓を引いている姿が浮かんでまいりまして、どうしても「屋内」と結びつきません。

そもそも本来屋外で行なう競技を「屋内○○」と呼べばよいものを「インドア○○」と呼ぶ必要があるのか?逆に本来屋内で行なうバスケットやバレーを外で行なう場合、「アウトドア○○」と言うのでしょうか?「アウトドア」という言葉は「ピクニック」「キャンプ」「登山」などの活動の総称として使用されているため、あまり使われないのでしょうか?

ところで、「インドアベースボール」ってご存知でしょうか?ドーム球場で行なう野球の事か、と思ってしまうのですが、実は1900年頃アメリカで始められた「ソフトボール」は、当時「インドアベースボール」と呼ばれていたそうであります。
  
ことほど左様に世間(いや私だけ?)を騒がせる「インドア」なんですが、外でのアクティビティより家にこもりがちの私のような人間を、どうやら「インドア派」というらしいことを知りました。いや、インドア派だってテレビで「スポーツ大陸」や「情熱大陸」みたいに「インドア大陸」っていう番組つくってほしい。

でもやっぱりこれも「印度亜大陸」になっちゃうんだよなァ、結局。


確信の金

テーマ:まちづくり
昨日が「疑惑の金」で、今日が「確信の金」。でも、この二つには全く何の脈絡も関係もございません、悪しからず。

先日のブログでご案内いたしました「アーバングラスコンペティション」の公開プレゼンテーションと最終二次審査が昨日、曳山博物館伝承スタジオで行なわれました。
高橋実行委員長のご挨拶
から始まりまして、一次審査に勝ち残った5名によるプレゼンテーションと審査員による質疑応答が続きまして、結果から申し上げますと、「現代の金の屏風」が見事グランプリを獲得いたしました。

「確信の金」というタイトルは、この作品が選ばれることを確信していたという意味ではないんです。もちろん、訴求性、現実性、コストの面から、最も可能性が高いだろうとは思っておりましたが、この作品以外のもの全てについて、ガラスというものの可能性、新しい長浜の可能性を予感させるに十分なものがあったということです。

恐らく、この場に居合わせた人でないとわからないと思いますが、今までのまちづくりから一皮むけることができそうな感じ、あくまでも直感ですが、そんな気がします。久々にワクワク感を覚える、そんな土曜のひと時でありました

私は、長浜が本当に世界に誇れるものは曳山祭だけだ、と思っておりますが、仮に黒壁を曳山本体に例えると、今回のアーバングラスの試みは、もしかしたらその上に亭(ちん)を載せたことに匹敵するような、そんな感覚を覚えました。

「現代の金屏風 未来をも透視する」というコピーでしたが、「2009年11月21日 その時歴史が動いた」と、後世の長浜人が誇らしげに語ることができることを願っています。







疑惑の金

テーマ:よもやま話
8/26のブログに書きましたように、わたくし車の運転がたいそう「お上手」であります。従いまして、いや、だからこそ運転は慎重な方でして、ずっと無事故・無違反を続けて参りました、約5年前まで。

松平アナウンサー風に申し上げますと「平成16年11月10日午前11時40分、ついに其の時がやって来ました」。長浜方面から旧びわ町曽根の姉川に掛る橋に向かう三叉路を越えたところで、突然お巡りさんに呼び止められたのです。

「ちょっとあっちに車止めて」と言われまして、「あんた、今あの停止線で止まった?」「え、いや止まってませんでした?」「あそこに停止線あるの知ってる?」「え~、まあそんな気も...」てな感じで、一旦停止義務違反の切符を切られてしまいました。罰金7,000円也であります。

あ~ぁ、ついに無事故・無違反が途絶えてしまった。これでゴールドカードも終りじゃわい。と♪思~う間もなくトンネルの~、じゃなくて免許の切替となったのですが、12月3日に交付となった免許証はゴールドカードのままでありました。そうか、この違反は次の書替で反映されるのか、と思っておりましたら...。

つい先日、滋賀県公安委員会から「運転免許更新のお知らせ」が届きました。そこには何と
5年(金色)の文字が!
そうなんです、ゴールドカードですやん。講習種別も「優良運転者講習(30分)」とございます。で、右下の注意書には、「講習区分、有効期間は、誕生日の40日前から過去5年間の違反・事故歴等によって判定されます」とあります。

私の誕生日は12月21日、この40日前というのは、11月11日ですかあ?ふむふむ、そこから5年遡ると平成16年11月11日。で、違反をしたのは....ありゃま11月10日。つまり、切替後の免許にもあの違反は反映されず、ってことですかい。こんなことがあっていいのでしょうか?


(追記)
注意書の最後に「違反・事故歴等のお電話での照会には応じかねますので、更新手続の際にお願いします」と書かれておりました。このことを率直に尋ねるべきでありましょうか?

ところで、件の反則切符には違反を犯した場所が「東浅井郡虎姫町大字曽根」と記載されておりました。こんな所は存在するのでしょうか?


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