どうま

テーマ:よもやま話
10/24の朝日新聞に、東京都世田谷区のグループが、祖父母、父母、子ども世代がどこでどんな遊びをし、してきたかという「四世代遊び場マップ」を作ったという記事が掲載されておりました。

今の子どもたちは、もっぱら家の中でゲームをしているのかと思っていましたら、外で遊ぶ場合もゲーム機を使うんですな。「DS鬼ごっこ」というのがあって、通信機能がある携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」を鬼以外の人が持ち、鬼の居場所などを互いに通信で教え合いながら逃げるんだそうです。

ちょっと驚いてしまいますが、私たちの子どもの頃の遊びといえば、思い出されるのは「缶けり」や「クジック」ですね。缶けりをやっていて、鬼を一人残してみんな帰ってしまうという、いじめに近いようなこともやっておりました。

その新聞に、昭和の子どもの遊びとして「うまとび」がイラスト入りで紹介されておりまして、「あ~、これやった、やった」と完全に忘却の彼方にあった中学生頃の記憶が懐かしく蘇って参りました。(ネットで「ながうまとび」という名前で遊び方が説明されております。)

私たちは、この遊びを「どうま」と呼んでおりましたが、「胴馬」とでも書くのでしょうか。片方のチームの先頭の人が木や壁を背に立ち、次の人から体をかがめて前の人の股に頭を入れて「馬」をつくり、相手方のチームの者が順に馬とびで「馬」に乗っていきます。

途中で馬がつぶれると負け、相手チームの者が全員馬に乗ってもつぶれなければ、先頭同士がジャンケンをし、勝ち負けで攻守が交代いたします。背中ではなく、人と人との継ぎ目に強烈な衝撃を与えるのがコツと言われておりましたが、私は遠くから走り込み、高々とジャンプして堂々と背中を狙いましたよ。

私が飛ぶと馬がつぶれる確率が結構高かったように思うんですが、そう言えば私、中1の頃「とがりけつ」って呼ばれてましたわ。てことで、今日も結局「中学生日記」でしたな。

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