メール損保・ブログ損保

テーマ:保険・金融
先日、日経プラスワンに「メール損保」なる記事が載っておりました。何じゃそりゃ?と思いましたら、ユーザーが送信した文章内の「情緒」を分析して、日常のコミュニケーションに潜むリスクを解析するリスク診断ツール、なんだそうであります。

要するに、普段メールを書いて友達やら知人に送った際に、言葉足らずやら用語の誤用で相手に不快感を与えたり、こいつアホや、と思われたりして、お付き合いに不都合が生じるかもしれない。そういうことを未然に防ぐために文章を診断いたしましょう、というものなんでしょうか。

何か怪しげなんちゃうん、と思いましたが、東京海上グループの「イーデザイン損保」という会社がやっているようで、早速サイトを覗いてみましたら、「メール損保」はケータイ専用サイトで、PCの場合は「ブログ損保」なんだそうで、まあどちらにせよ「SAMPLE お試しください」の文字につられまして、適当に文章を入力。

すると、結果が出て参りました。文章内の「情緒度」「おとなし度」「ねちっこ度」の3つの性格がパーセンテージで表示されます。私の場合、「情緒度60%」「おとなし度53%」「ねちっこ度52%」と出ました。自分的には結構ねちっこい文章を書いたように思ったのですが、当たり障りのない結果にやや失望。

「さらに詳しい診断希望」という表示が出ましたので、とりあえずクリック。すると出ました!名前やらメールアドレス等に加えて、自分が加入している自動車保険会社、満期月を入力して送信せよ、と。なるほど、この文章診断が商品というよりも、これをエサに個人情報を取得し、自動車保険の販売につなげようということでしょうか。

ちなみに、この文章診断は「音相」という日本語の音の持つ語感イメージから文章を書いた人の心理を分析するそうで、そうした研究を40年間続けてきた「音相システム研究所」と、ブログ診断をプログラム化した立命館大の「サイトウ・アキヒロ教授」と、「イーデザイン損保」の夢のコラボなんだそうで、著作の宣伝もチャッカリと。

本当はもうちょっと詳細な分析を見てみたかったのですが、なんか調子に乗って夢のコラボの片棒をかつぐのもシャクなのでやめておきました。だれか犠牲になってくれません?

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