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アンレス

テーマ:よもやま話
英和辞典で「Uuless(アンレス)」を引きますと、「もし~でなければ」とか「~を除いて」と出てまいります。という事で、やや強引ですが、今日はアンレス、つまり「もし、たい焼きにあんこが入っていなければ」というお話です。

白いたい焼きブームも、さ~~っと潮が引くように去っていったような気がいたしますが、いずれにせよ私は甘党ではないので、あんこの入った「たい焼き」にはあまり関心がございません。

どこかに「アンレス」のたい焼きはないだろうか?いやあったとしても、そんなものを買う奴はおるまい、などと馬鹿げた空想にふけっておりましたところ、少し前に毎日新聞で「鯛でたい焼き」なる商品が発売されたことを知りました。

これは、愛媛県の今治商店街に出店する「鯛(タイ)焼き屋 たいたい」で発売されたもので、タイの切り身と地元産のキャベツなどがマヨネーズで味付けされ、タイの形をした皮に包まれたものだとか。あんこが入った通常のタイ焼きと共に販売されるが、値段は通常のタイ焼きより100円以上高い1個250円、とのこと。

どちらかと言うとお好み焼きに近いようなイメージですが、これもタイの切り身やキャベツがあんこの代わりに入っているという意味では、純粋なアンレスではありませんな。

そうこうしているうちに、ついに出ました。朝日新聞にこんな記事が....。

兵庫県明石市のたい焼き店「鯛焼きみたか」が、中にあんこの入っていない「あん無し」を発売した。昨年末の開店後、近くの小学生から「あんこは嫌いだけど、たい焼きは食べたい」と頼まれ、店主が考案し、5月末からメニューに加えた。

やっぱりおるんですな~、こういうリクエストする奴。頼む方も頼むほうですが、応えて作る方も作るほうです。かりっと焼いたパンのような味わいで、ジャムやバターを塗って食べる人も多いとか。こちらの値段は1個50円で、あん入り(110円)の半額以下だそうです。

どうでしょう、白いたい焼きに続くブームになりそうでしょうか?


ライバル伝説

テーマ:スポーツ
7/20の夜、4チャンネルで「20世紀スポーツ名勝負ライバル伝説」という番組が放映されておりました。4組のライバルを取り上げておりまして、第1組がシンクロナイズドスイミングの小谷美可子と奥野史子。
VS
小谷は当時から人気者。奥野は最近、陸上の朝原夫人として脚光を浴びるようになりましたが、現役時代は地味で、実力的には小谷を越えていたのに、ネームヴァリューの点で随分苦労したんだな、ということを初めて知りました。なかなか女同士の確執も強烈ですね。

第2組が元ジャイアンツの江川と西本両投手。江川は巨人入団時にいろいろありまして、その時阪神とのトレードの相手となった小林繁氏とは、数年前に黄桜のコマーシャルで手打ちがあったことを覚えておりますが、西本とも同じチームのエース争いで火花を散らしていたわけです。
江川VS西本
当時から二人の仲が決して良くはないことは一目瞭然でしたが、お互いに相手のことを「打たれろ!負けろ!」とまで思っていたとは...。しかし、それこそが本当にお互いをライバルと認めた者たちのごく自然な感情だったんだと、番組は二人の再会と和解を感動的に演出しておりました。

実は私は作新学院時代から江川卓の大ファンでありまして、当時大ブーイングの中で巨人に入団したわけですが、ずっと応援し続け、彼の引退とともに巨人ファンでなくなりました。従って、江川投手と同様、当然のことながら最も嫌いなプロ野球選手は西本投手だったわけです。

ある年、完璧な成績を残しながら、人格面でそれに値しないとして沢村賞を逸した江川卓。人格欠損だったのは彼ではなく、制度の穴の悪用を考え実行した大人たちだったはずです。その年に沢村賞を取ったのが、同チームで成績の劣る西本聖であったわけですから、葛藤が生まれたのは当然かもしれません。

いずれにせよ、真のライバルと巡りあい、お互い憎しみを感じあうほど切磋琢磨し、いつの日か和解する日が来る。そんな人生を味わえたことこそが実は彼らの幸せだったのかもしれませんね。


(追記)
昨日、小谷が「世界水泳ローマ」で、江川が「オールスター」で揃って解説しておりましたな。

ふきょう

テーマ:よもやま話
5月末のことだったと思いますが、日本経済新聞に劇画が登場してびっくりしたことを覚えております。妻と顔を見合わせて「な、何?これ!」と声をあげてしまいました。

同新聞が若い購読者を開拓しようと新設した「U-29」(アンダー29つまり30歳未満の若者向けという意味、ユニークとも読める?)面に大胆に展開された、「結い 親鸞」という題の、親鸞聖人のお話を漫画にしたものだったと思います。

確か連載ということになっていた気がしますが、その後掲載がなされないので、不思議に思っておりました。「選択」という雑誌を読んでその謎がとけました。この漫画の原作者・小池一夫氏が著作権二重譲渡疑惑に巻き込まれ、初回の掲載だけで「休載」となったんだそうです。

同誌によれば、疑惑はともかく、この劇画連載には「日経の秘められた意図」があるというんです。つまり若者向けというより、これは全国2000万人と言われる真宗門徒がターゲットだったに違いないというわけです。

親鸞聖人の劇画を呼び水に門徒の新規講読を目論み、さらには2012年の「親鸞聖人750回大遠忌」法要に向けての関連広告収入や、系列出版社やTV局を使った著作権の二次利用、三次利用で荒稼ぎを狙っていたというわけです。

ネット新聞の普及や不況による広告収入に新聞各社の業績が急激に悪化していると伝えられておりますが、そう言えば、政界進出を決定した某宗教団体の新聞広告も最近目立ってきております。

私は宗教心は厚くはないものの浄土真宗には地域柄慣れ親しんでおりますので、宗教批判では決してありませんが....。「不況と布教」、新聞界と宗教界の思惑が合致した成り行きといえばそれまでですが、どうもこの二つが結びつくのはあまり快い気がいたしません。国民の不興を買わなければよいのですが...。

解散で万歳

テーマ:政治
昨日は2ヶ月ぶりに散髪をしてもらいに。髪の毛というのはある日突然鬱陶しくなって切らずにはいられなくなります。昔から「浮世床」などと申しますが、髪を切ってもらいながら世間話などをいたします。

最近の話題といえば、ゆかたまつり、日食、そして衆議院の解散に話が及びまして、散髪屋さんからこんな質問が。

「失業するのになんで解散の時にみんな万歳するんですかね?」

そうそう、そうなんですよ。河野議長が「憲法第7条の規定により、衆議院を解散する」と言った途端に議場から「バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ」ですもんね。解散を待ちに待っていた民主党議員のみならず、自民党議員もこぞってですもんね。あれは確かに異様です。

帰りまして調べてみますと、同じ疑問を持つ人はやはり結構いらっしゃるみたいですね。しかし、どうやら諸説あれどもこれという決め手はないようでありまして、「ただの慣習」というのが結論だそうでございます。で、諸説というのは

1.失業したのでヤケクソで
 この説は冗談っぽくてほとんど説得力はないように見えますが、恐らく一番本質を突いているような気がします。前回の郵政選挙でタナボタ当選した小泉チルドレンの多くはこの部類ではないでしょうか。文字通り「お手上げ」ですね。

2.出陣式の万歳
 つまり、「さあいよいよ選挙だぞ!」と互いに健闘を誓い合い、鼓舞するために行なうということです。実際、これをやることで国会に戻れるというジンクスもあるとか。多分、再選議員が多いから、単純に戻れなかった人より戻れた人の方が多かったのではないでしょうかね。

3.天皇陛下への敬意
 明治憲法下、(解散の詔書を包む)紫のふくさに象徴される天皇陛下に万歳というのが始まり、という説であります。記録によると明治30年の第11回帝国議会解散時に議長が天皇陛下の詔勅を読み上げた際、議場内に拍手と万歳が起こり、これ以後、衆議院解散の時には必ず行なわれるようになったようです。


現在は解散権は実質的に内閣総理大臣にあるわけですが、衆議院の解散は天皇陛下の国事行為であります。天皇陛下ご外遊中の解散を避けたことを非難する議員や国民も極めて少数でした。やはり、天皇陛下が象徴される日本国そして日本国民への敬意の万歳であると理解したいですね。

(追記)
昨日の皆既日食のテレビ中継を見ながら、番頭さん(83)が母(85)に、「太陽を見る、見る、て気安う言うとるけど、昔はお日さんを拝ましてもらうて言うたもんやのにねえ」としみじみと同意を求めていたのが印象的でした。




マニフェスト

テーマ:政治
ロッテリアの「絶妙ハンバーガー」

「万が一、まずかったらその場で代金をお返しします」




衆議院の「微妙ハンパ議員」

「万が一、まずかったらその場で議席をお返しします」
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