じんとにっく

大通寺自警団という組織がございます。元々大通寺に直に接するご町内の若い方々で組織されていたのでしょうか、詳しいことはわかりませんが、我が伊部町民はこの団員としては加入しておりませんでした。

今年、ある団員さんから、大分人数も減って高齢化してきたので入ってくれないか、という打診を頂戴いたしました。町が直接接していないとはいえ、すぐ近くですし、昔は遊び場としてお世話になりましたし、母も毎日お朝事のお参りをさせて頂いておりますし、断る理由もなくお引受けいたしました。

さて、間もなく夏中法要が始まるということで、昨日消火訓練を兼ねて山門清掃が行なわれまして、私自身初めて自警団活動に参加させていただきました。20名程集まられるのかと思っておりましたら、私も含めて７名程度でございました。

消火訓練というより、消火ホースを使って山門の石畳に放水し、鳩の糞の掃除を行なうというのが実態でございました。この鳩の糞、白いものはすぐそれとわかるのですが、時間のたったものはしっかりと石畳に吸着し、その一部になったかのごとく黒光りしております。

従って、デッキブラシごときでは鳩の糞に鼻でせせら笑われてしまいますので、その場合はスコップでゴリゴリと擦り取るという力技が必要となって参ります。政界ではありませんが、鳩め、なかなかやるもんです。

小一時間お掃除をいたしました後に、自警団員の証であるユニフォームとヘルメットを頂戴いたしました。

なかなか身が引き締まる思いであります。

さて、午前中の仕事を済ませ、昼食時に帰って参りますと、ダイニングのテーブルの上にこんなものが
置手紙がございます。

鳩の恩返しでしょうか？