油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
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ナイトガード

テーマ:よもやま話
ナイトガードで夜も安心。という歳ではなくなりました。てか、生物学的にそっちとは無縁だったんですが、別のナイトガードのお世話になる日が訪れようとしております。

以前から何度か書いておりますが、私非常に虫歯になりにくい健康な歯を持っているのですが、それが逆に仇になり「亀裂歯症候群」に見舞われ、これまで上の奥歯2本を完全抜歯、さらにもう1本は割れた箇所1/3を部分抜歯してもらいました。

で、今度は左下の奥から2番目の歯が怪しい。普段は何ともないのですが物を噛むと痛む。特に肩こりが重なると激痛が走ります。最近はややましになっているのですが、先日歯科医にメンテナンスに行った時に今のうちに手を打っておいた方がいいと指摘されました。

昨日先生の診察を受け、とりあえず咬合調整をしていただき、「さて、これからどうしますかね?」「どうとは?」「ナイトガード試してみます?」

そう、ナイトガードというのはいわゆる睡眠時にはめるマウスピースのことなんですね。寝ている時に無意識のうちに歯を食いしばったり歯ぎしりしたり、これらが亀裂歯の原因になるそうですわ。

結構手入れが鬱陶しそうなんですが、このままずるずると亀裂大魔王の軍門に下るのも口惜しい気がしますので、「わかりました。ほんじゃ、いっぺん試してみますか」ってことで、早速型取りを。

何かピンク色の柔らかいガムみたいのを歯茎から歯にゴイッと塗り付けられまして、金属板みたいのを噛んでしばらく放置。これを上下行います。上の型を抜き取られる時に思わず奥歯も一緒に抜けるかと思いましたわ。

ナイトガードは2週間後くらいに完成するそうです。できたらまた報告しますわ。昼間もつけてたら笑われるやろか。

うんてい

テーマ:よもやま話
幼稚園や保育園の運動場、あるいは小さな遊園地などには簡単な遊具が設置されておりますが、その中で意味もわからずに名前を呼んでいたものがあります。それは「うんてい」


大きく分けて、上のようにアーチ型になっているものと、下のようなタイプのものがあるように思われますが、手を一歩一歩前に運んで行くから「運手(うんて)」かな?と考えたりしたものです。

ある時に「うんてい」とは「雲梯」と書くということを知って、「なるほど!」と手を打って納得の表情を浮かべたことを思い出しますが、まさに雲の上に架けられた梯(はしご)。この意味を知ると、自分がまるで雲の上を渡り歩いているような気分に....はならんか。

ところが、この「雲梯」とやら、実は古代中国で城を攻めるのに用いた道具だったんですね。車の上に折りたたんだはしごを設置し、それを伸ばして用いたそうです。雲に届くほどの高いはしごという意味からの命名のようです。
この絵を見て、「あ、はしご車だぁ!」と画面を指さして思わず口走ってしまったあなたの姿が私には見えます。そう、どう見てもこれは現在の消防車の一種である「はしご車」ですね。

日本で「はしご車」と呼ばれているこの消防車、どうやら中国ではそのものずばり「雲梯車」というそうです。こちらの名前の方が格好いいように思われますが、遊具と間違えられるから日本では採用されないのかな。











貴翰拝誦

テーマ:言葉・漢字
4/20の毎日新聞の「週刊漢字 読めますか?」の中に出されていた「貴翰拝誦」なる言葉。読むことも意味もわからなかったのですが、これで「きかんはいしょう」と読み、「お手紙をお読みしました」という意味だそうな。

返書の冒頭に使うもので、太宰治の書簡小説「虚構の春」で、太宰宛ての「井伏鱒二の手紙」の初めに出てくる、と解説されていました。

なるほど、手紙やはがきを頂いて返事を書く際に、単に「拝復」と書いたり「お手紙(お葉書)ありがたく頂戴いたしました」と書くことはありますが、こんなかっちょいい用語があるんですね。

「貴翰」は「貴簡」とも書く、とありましたが、「簡」とは「中国で紙の発明以前に文字を記した竹や木の札」のことだったんですね。ここから転じて、書簡という意味になったようです。ちなみに文字を書いた竹札や木札をひもでとじると一枚ずつ間があくので「竹+間」で「簡」というそうな。

一方「翰」の方は、「幹」に似ておりますが「羽」という字が含まれていることからなるほどと納得するんですが、これ「羽毛でつくった筆」を意味するんですね。そこから転じて文章や手紙を意味するようになったらしい。

ま、竹や木の札である「簡」よりも「翰」の方が何となく格好いいし、あまり見慣れない字でもあるし、小説家としては使いたくなるところでしょうね。今度いっぺん使てみたろ。てか、メールの普及で最近手紙や葉書はあまりもらわなくなりましたな。

ハイビームが原則!?

テーマ:よもやま話
この間、朝日の夕刊読んでいたら、「夜間運転、ハイビームが原則 歩行者との衝突防ぐ効果」なんていう見出しの記事があってびっくり。これって、皆さんご存知でした?

「守っていれば、今年の3月までに大阪府で起きた夜間の交通事故の死者29人のうち、5人の命を救えたかもしれない」なんて書いてあります。確かに、ロービームで走ってると、歩行者の姿が急に現れて焦ることありますわ。

しかし、ほとんどの車両はロービームで走ってますよね。逆にハイビームで走ってる車が来ると「くそっ!まぶしいやんけ」と怒りたくなります。そして、教習所で習ったように左前方下に視線を落とすようにしております。

逆に時々、自分の車が無意識にハイビームになっている時がありますが、そういう時は対向車が「なにハイビームにしてくさるんじゃ!」とばかりに、逆ハイビーム攻撃を掛けてくることもしばしば。

道交法上も、ハイビーム(上向き)を「走行用前照灯」、ロービーム(下向き)を「すれ違い用前照灯」と呼び、通常走行時は走行用前照灯を使用することとされているようですね。ま、状況に応じてローとハイを切り替えながら走るのが基本なんでしょうけど。

でも、ロービームが原則だと思っていたので、これまでは対向車があまりない場合でもロービームで走っておりました。今後はちょっと堂々とハイビームで走ったろか、と思っているところです。

うぶログ

テーマ:よもやま話
以前に「初心忘るべからず」というタイトルで書きましたら、亀仙人さんから「この歳になると・・・『初な心忘るべからず』」というコメントを頂戴いたしました。

「初な?....」と一瞬わからなかったのですが、そういえば「うぶな」ってこう書くんでしたよね。「世間ずれがしていないこと。ういういしいこと」という意味ですが、語源は「産む」から来ているようですね。

「産声」「産毛」「産衣」などは、いずれも「うぶごえ」「うぶげ」「うぶぎ」と読みますもんね。ちなみに生まれた土地のことを「産土」といい、これは「うぶすな」と読みます。

さて語源の辞典には「うぶ」には類語の「初々しい(ういういしい)のようなプラスイメージは特にない」と書かれておりました。「初々しい」の方が高評価の語で、特に詩的に響くんだそうです。なるほど。

さらに横文字で「うぶ」なことを表すのが「ナイーブ」だそうで、同辞典には「清新なプラスのイメージと弱々しく脆いマイナスのイメージが共存している」と書かれています。

今月末の閉鎖が決まったコブログ。懐かしいメンバーが初心に戻ったようにブログを再開し始めてくれており、嬉しい限り。

7年前に産声をあげ、その後も世間ずれしていないある意味「うぶな」ブログだったコブログ。湖北の「産土ブログ」と言ってもいい存在でした。またどこかで、コブログの子のマゴブログの「うぶごえ」でも上がらないかと期待しています。

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