油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
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藻刈公園

テーマ:まちづくり
5/17(日)に行なわれる第3連合の米川清掃に合わせて側溝のヘドロ回収と町会館裏の除草を行なうという連絡が自治会長さんから回って来ました。

以前は当町も米川清掃に参加し、四居家裏のちょうど今金の屏風が立っている近辺で藻を刈ったり流れて来たものを陸揚げしたりしておりましたが、公園になってからは町としては参加は取り止めに。

そうそう、そう言えばこの公園、先日「きいなパーク」と命名されたことを書きましたが、いつの間にか入口あたりに、次のような看板が。はたして命名者の思惑通りに人は来るのでしょうか。

北側南側

さて話変わりますが、「明治・大正の広告メディア」という引札のことを詳しく調べた本に図書館でめぐりあいまして読んでいますと、商店が使用する引札の画題によく使われるものに「藻刈船図」があると書かれておりました。
藻刈船図

なぜ藻刈船の絵が好まれるかと申しますと、「藻刈(もかり)」が「儲かり」に通じるから、なんだそうであります。長浜でもよく引札展が行なわれますが、この図柄の物もあるのでしょうか?

思い起こせば、この公園ができて「藻刈」をやめてから、観光客も少しずつ減って来て「藻刈らん」→「儲からん」状態になって来ているような...。

う~ん、金の屏風も立っているし、いっそのことカネよ来い来い、儲かりまっせの「藻刈公園」にする手もあったな。





謝アロット

テーマ:よもやま話
高崎山のサル、いろいろと物議を醸しましたが、「シャーロット」で決まりのようですね。これについては、賛否が見事に分かれましたね。

我が家でも、妻は最初の報道があった時にまず「不謹慎」と感じたそうで、私に「どう思う?」と尋ねてまいりますので、「う~ん、まあええんちゃう」と生返事。

日本の皇室の方の名前をつけるのはともかく、相手は英国王室ですから、ワンクッション入るというか、むしろ英国に対する日本国民の親しみを表しているような気がするんですけどね。

たまたま見ていた「ひるおび」という番組で、英国側の「動物園がつけたいのであれば、それでいいではないか」というコメントを、八代弁護士や宮崎哲弥氏は「大人のコメント」、つまり本当は歓迎はしないけど寛容な態度を見せた、と解説されていました。

ま、別の名前の第一候補は「ラッスンゴレライ」の「ラッスン」だったそうですが、他の名前がついたとしても、これだけ話題になれば、陰で「シャーロット」と呼ばれることになっていたかも。

今朝の新聞に、「高崎山のシャーロット?マッサンか!?」という投書がありましたけど、そうか、NHK朝ドラ前作「マッサン」の妻エリーを演じたのは、シャーロットさんでしたね。ま、そういう意味からしても、これで良かったのかも。

朝ドラはともかく、コブログも終わってしまうみたいですね。7年間、約2500本よく書き続けられて来たと我ながら感心いたします。これも読者の皆様とコブログ運営者のおかげと「謝アロット(a lot)」

さあ、これからどうしましょうかね。高崎山とともに「サル」のみか?

ダーツの旅と浅井のルーツ

テーマ:まちづくり
松男さんも記事にされていましたが、一昨日の所さんの番組でのダーツの旅「西浅井町特集」面白かったですね。minoriiさんがいつ出てくるか楽しみだったのですが、彼女に勝るとも劣らない濃いキャラがいっぱいいらっしゃったし、当意即妙の篠原さん節。最近よくテレビに出る理由がよくわかりました。

さて、その中で西浅井町の名前は浅井長政に由来する、という説明がありました。私も以前まではそれに何の違和感も抱かなかっただろうし、今でも多くの人がそう思っているのではないかと推察いたします。しかし、何で浅井は東と西に分離してるんでしょうね?

実は一昨年に教育委員会で上草野小と下草野小の統合校名を浅井小と最終決定する際に、個人的に「浅井」という地名について調べたことがあります。わかったことは浅井家にちなんで「東浅井郡」や「西浅井町」の地名が出来たのではなく、「浅井」の地名は先史時代からのものだということ。

「あざい」は「あさい」→「あさひ(朝日)」からという説や、南方語源説で「稲を植える」という意味の「アシ・アエ」の転訛、つまり青稲、稲田に適する地から来ているという説があるようです。

「滋賀県の地名」(平凡社)によれば、歴史上は長く「浅井郡」として推移したのですが、明治11年(1878)の郡区町村編制法により「便宜上、湖水の東西に由りて、郡名を東西に分称」し、東浅井郡と西浅井郡が成立したそうです。

東浅井郡は長浜市との合併まで存続しましたが、西浅井郡は明治30年伊香郡に統合され消滅。これにより東浅井郡の呼称は意味なしとして「浅井郡」に変更することを申請したそうですが許可されなかったとか。

それにしても、浅井郡が東西に分かれており、間に伊香郡が存在するのは不思議なのですが、これに対しては
、元々一つにつながっていたのに塩津湾が陥没して東西に分かれたという「塩津湾陥没説」と、後に伊香津臣命の勢力が同地の一角に割り込んだという「伊香郡攙入(さんにゅう)説」があるようです。

現在では「浅井」の地名は「浅井長政」に由来するという認識が定着しており、浅井小の名もそこから生まれたわけですが、上記のことから教育委員会の席で「浅井の名前はもっと古く、広域にわたるもの」だと主張して、新校名に異を唱えたことを今お明かしいたします。

曳山祭とお寺の関係

テーマ:曳山・歌舞伎
昨日は父の月命日ということで例月の如くごえんさんに月参りをしていただきました。お勤めが終わった後、少しお話をさせていただくわけですが、今回の話題は何と言っても曳山祭。

ここのお寺は大手門通りにございまして、お御堂が大手町壽山の稽古場として毎回使用されています。神事にお寺を使うの?という疑問がございますでしょうし、おそらく当初は山組に貸すことに門徒内でも賛否両論があったに違いありません。

さらに、ごえんさんのご子息が前回に引き続き役者として出場され、今回は主役の鳴神上人役。残念ながら、生ではお旅で終了間際を少し見ただけだったのですが、ZTVの放映で立派な演技を拝見し、「上手に演らありましたなぁ」と感想を正直にごえんさんにお伝えいたしました。

しかし稽古開始時は息子さんも振付の先生もかなり悲観的だったそうで、その後は猛特訓。マンツーマンや主役二人と先生だけの非公開稽古もあったそうです。総合的な芝居の評価は別として、個人の役者としての出来は今年一番だったかも。

「しかし八幡さんでの雷には驚きましたな」「そうそう、御旅所でも大手の芝居の時だけ雨が降りましたし」。鳴神という演目が雨を呼んだというもっぱらの評判でしたが、当の壽山組は祭の期間中、両神前以外はアーケード内で芝居を打つため、実際のところ他町ほどは雨の心配をしないんだそうです。羨ましい。

さて、稽古場としてお御堂を貸すことは従前からのことですが、ご子息が役者として出場したのは当寺としても初めてだったため、内外から批判もあったようですし、山組に属する他寺の住職などは「うちは絶対そんなことはさせん」とおっしゃっていたようです。

しかし、ごえんさん、屈することなく、「曳山祭は義務やと言いながらも、みんなが集まってきて結束して昼夜も分かたず町のために何かしようと頑張るし、こんなすごいことはない。それに比べてお寺はどうですか?もっと考えんとあかんのちゃいますやろか」と言われたそうです。

曳山祭のパワーもさることながら、それを肌で感じて、お寺のあり方も自省し改善しようとなさる、このごえんさんもすごい。まだ若いのですが門徒であることが誇らしくなるごえんさんです。

大型零休

テーマ:よもやま話
ゴールデンウィークも今日で終わりですな。と言っても、もう終わりかぁ~といった残念感は皆無でして、やっと終わってくれたか、みたいな。連休の間、出掛けたのは2日に垂井祭の慰問に行ったのみで、あとはすべて店番。

もっとも、1年のうちで一番お客さんが来て下さるんだから、しょうがないと言えばしょうがないんですが...。それでも、数年前に比べると売上高は半減しているかもしれません。一番忙しかった頃は3人でフル回転してもお客さんが捌ききれず、油も一日中詰め通しだった記憶が。

ま、体もしんどいんで、そこまで売れなくてもいいんですけど、最近は客単価が低くなったというか、もっと言えばお土産自体を買って帰らない方も増えているような気がいたします。ま、油は重いから余計に嫌われるわけですが。

ところで、テレビを見ていると最近は「ゴールデンウィーク」ってあまり言われなくなり、むしろ「大型連休」の方が使われていますね。これはどうも意図的なようです。

そもそも、「ゴールデンウィーク」という用語は、「連休で観客の入りがよかったため、この期間中に大作をぶつけるようになった映画界が、宣伝も兼ねて作り出したことば」だそうで、1950年代頃から一般的にも使われるようになったとか。

しかし、次のような凡そ正反対の立場からの抗議や意見を反映して、放送界ではゴールデンウィークではなく、大型連休を使うようになったとか。

<立場1>のんきに何日も休んではいられないのに、なにがゴールデンウィークだ!

<立場2>あら、有給取って前後の土・日も含めれば10日以上のお休みになるから、ウィーク(週間)っていう表現は不適当なんじゃございませんこと?

まあ、私どもは完全に<立場1>でございまして、大型連休ですら耳障り。どうせ、こちとら大型零休だよ!(笑)
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