裏白の向き

テーマ:よもやま話
今年は4日の夜に鏡開きを行ったのですが、毎年大晦日にお餅屋さんから届いた鏡餅を三方に乗せ、床の間、店、そしてスタンドに飾るのが習いとなっております。
(3日経つとひびが入りますね)
でね、毎年、毎年、「あれ?どっちやったっけ」と迷うのが裏白の向き。そう、緑色した表を上にするのか、白い方の裏を上にするのか。母に聞くと「裏の方が上やがな」

見栄え的には、緑色の方が鮮やかで格好良いように思うんですが、まあしゃあないかと言われたとおりに裏を上に。なるほど、こうすると葉が上方に反りますから、その点に関しては利にかなっているような。

しかし、どうして裏を上にするのだろうか?と思って調べてみると、「地方の風習や、また個人の好みによりますので、どちらが正解とはいえませんが、裏面の白い方を見せて飾られる場合が多いのではないでしょうか。」とあり、続けて

「裏白は『裏を返しても白い、純潔な心』という語呂合わせの他にも、常緑で葉が落ちずに次の葉が生まれてくる縁起の良さや、歯朶(しだ)と呼ばれ『齢を延ばす』長寿の語呂合わせがあり、その意味では、緑鮮やかな方を表にしてもおかしくはないと思います」と。

ははぁ、なるほど。どっちでもええわけですね。しかし、敢えて「裏白」などと裏を強調する名前がついているわけですから、やっぱり裏が白いところをを見せるべきなのかもしれませんね。

ちなみに、裏白は別名「裏白羊歯」とも。「羊歯」は今年の年賀状の漢字穴埋めクイズにも出したんですけど、これで「シダ」と読むんですね。でも羊の葉ってほんまにあんな形してますんかいな?

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