教育における終末

テーマ:言葉・漢字
こんなタイトルで書くと、いよいよ現代教育も来るところまで来て破滅寸前なのかと思われるかもしれません。そうそう、「終末」というと物事の終わる果て、特に地球最後の日とか人類滅亡を連想しちゃいますよね。

先般、長浜市道徳研究会に出席したと書きましたが、その時に道徳の授業指導過程として「導入、展開1、展開2、終末」の4つの段階からなる、という説明がありました。そう、ここで出てきたのが「終末」なんです。

「導入」と「展開」はすぅーっと入ってくるのですが、「終末」となると「えっ!?」と違和感を感じます。以前に学校で使われる「めあて」という用語に違和感を感じると書いたことがありますが、今回はその第2弾かな。

きっと、学校の先生は大学の「教育論」の授業なんかでこの用語で習っておられるので、ほとんど自然にこれを消化することができるのだと思いますが、我々一般ピープルにとってはこれは異物、食べ物の中に小石が混じっていたような印象です。

おそらくこれらの用語は英語の「introduction」「development」「conclusion」を「導入」「展開」「終末」と訳されたものなのでしょう。だとすれば、「結末」あるいは、漢語にこだわらず「まとめ」や「結び」という用語ではなぜダメなのか。少なくとも終末よりは適切ではないのでしょうか?

てなことを書きますと、まあまあ、そう硬いことを言いなさんな、という声が聞こえてきそうですので、このへんで終わりにしたいと思います。終末の言葉はご期待通り超ベタで。「それでは皆様、よい週末を」

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2014/08      >>
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧