アウトと思いきやセーフ

テーマ:油甚本店
長年使っておりました手提金庫が壊れてしまいました。お札しか入ってなければいいんでしょうけど、小判がざくざく、いやいや小銭カウンターを中に入れてそこに小銭を押し込んでいるので、結構重量がかかっているんです。

持ち上げると、ストッパーが外れてお化け提灯よろしく、蓋がパッカーンと開いて中身がバサッ、ジャラジャラジャラ~ん。あ~ぁ、やってもたぁ、ってことでそろそろ寿命ですかね。

代わりの金庫を求めるべく、以前買った老舗の文房具屋さんやアヤハ、カーマなどを回りますが、どこも種類も少なく在庫もほとんど無い。そりゃ、そうそう頻繁に売れるようなもんでないですもんね。

ハタと思いつき、カウネットのカタログを広げると、ありました、ありました。今までのはA4版やったけど、B5版でもいけるんちゃうかぁ、安いしぃ、ってことで「カール」とかいうメーカーのを注文しましたら、次の日にはもう届いておりました。

早速試したのですが、うわっ、これ札の大きさギリギリやん。4種類の札を分けて収納可能という触れ込みだったのですが、2段式トレーになっていて、しかも取り外しできず、収納スペースが狭すぎでえらい使い勝手が悪いんです。

そうは言っても、使わなしゃあないし、古い金庫は捨てなあかんし。最初、不燃ごみに出そうと思ったんですが、考えてみると鉄製ですし廃缶と一緒に資源業者に持ち込めば幾ばくかのお金になることに気づき、廃缶と一緒に持って行ってもらうべく三ツ矢のスタンドへ持って行きました。

冗談で「これ、直らんやろかぁ」とスタッフのN君に言いましたら、「う~ん」と考えて「これは溶接が外れて、天板が反ったりしてますねぇ」。車にも詳しいけどそんなことまでわかるんか、と尊敬の眼差しで見つめます。そのうち、ねじを外して分解し始めます。

「まあ、好きにして適当に処分しといて」と言って別用があるのでスタンドを後にしました。数時間後本店に帰って来たら、すぐ後にスタンドの所長が来て「金庫直りましたでぇ~」「うっそぉ~!」。どうやらN君が溶接外れの部分をマーキングし、それを某鉄工所(鍛冶屋さん?)に持って行って溶接してもらったそうな。

「社長、いっぺん、小銭やら何やら入れて重くなった状態で蓋が外れんかやってみて下さいな」と所長に言われて試してみると。おぉ、大丈夫やわぁ...。てことで、ほぼ未使用のおニューの金庫は返品することに。
溶接手術を受け無事復帰
以前の金庫には愛着もあるし、名医のおかげで寿命を伸ばしてもらったような気分。アウトと思いきやセーフ。金庫(safe)だけに。鍛冶屋さん、スタンドの皆さんありがとうございました。

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