パーキンソンの法則

テーマ:よもやま話
パーキンソンの法則というものを聞いたことがありますか?その第一法則曰く、「役人の数は、仕事量が増えようが減ろうが、はたまた全くなくなってしまおうが、そんなことにかかわりなくひたすら増え続ける」

彼は閣僚の定数についても分析していたようで、そのことが以前天声人語で取り上げられておりました。それによると、最も望ましいのは5人である。首相と大蔵、外務、防衛、法務の各大臣で足りる。この程度なら、互いに存分に意見交換し、かつ秘密も保てる。

ところが、内閣はふくらむ傾向をもつ。権力を欲する人々がポストを求めて突き上げるからだ。彼らをおとなしくさせるには人数を増やして処遇するのが手っ取り早い。かくしてやがて2桁となっていく。

20人を超える頃、組織は突然変異を起こす。主要メンバー5人ほどが前もって大体のことを決めてしまうようになる。会議は儀式と化し、時間の無駄となる欠点を法則は示す。といったことが書かれておりました。ちなみに日本の閣僚数は19人と突然変異寸前か。

来月早々には安倍内閣改造が予定されているようですが、改造が行われる理由は権力を欲する人々がポストを求めて突き上げるからであることは明白。しかし財務相、官房長官、外務相、経済財政相の主要閣僚はどうやら留任らしい。きっと首相も含めた5人で前もって大体のことを決めてるんでしょう。

ポストを求めてかどうかは別として、一般社会でも同じことが言えるのではないでしょうか。祭も熱狂者が5人いればできると言われているけど、今年の祭でそれを実行した町もあったもんなぁ。教育委員が5人というのもあながち的外れではないということか.....。

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