アダ名の寿命

テーマ:よもやま話
先日、姪の結婚披露宴で姪と小学校から大学までずっと同じという親友が御祝の挨拶をしてくれたのですが、彼女は姪のことを「◯◯子さん」と本名で呼ぶのは今日が初めてだと言っていました。

で、不思議なことに本名とは全く異なる「マホ(?)」という名で呼び続けていたというのです。まあいわゆるアダ名というものなのでしょうが、それがこの二人だけの間のものなのか、共通の友の誰からもこう呼ばれていたのかは定かではありません。

アダ名というものは、例えば「しみけん」とか「ノムリン」とか「栄やん」など苗字や名前に由来した親しみやすい愛称は環境が変わっても同じように呼ばれ続けることはあるでしょうが、そうでないものはその場限りに終わる可能性も大きいかもしれません。

さて昨日、ゆうこりんさんが木之本地蔵の縁日の日に小・中学校の同級生男子が訪ねて来てくれたと書いておられました。彼は私とは中学校は異なりましたが、小学校・高校が同じで、アダ名が「応挙」。

小学校1,2年は同じクラスでしたのでよく覚えているのですが、当時彼は絵が上手だという評判だったところに、何かの授業で円山応挙という絵師の話が出てきて、それに倣って彼は「応挙」というアダ名で呼ばれることになりました。

中学校は北中と西中に別れましたが、高校では3年の時に同じクラスになり、その時もアダ名は「応挙」。彼が大人になってもなお絵が上手いかどうかは甚だあやしいのですが、以後もずっとこの名前で呼ばれています。

本人もこの名が気に入っているのでしょう。ゆうこりんさんのブログにも「応挙」の名でコメントしていました。むしろ彼の本名は一体何だったっけ?と一瞬考えなければならないほど馴染んでいます。

アダ名の寿命は人それぞれでしょうけど、彼の場合は一生「応挙」と呼ばれ続けるでしょうし、もしかした法名にするかもしれませんな。

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