左馬

テーマ:よもやま話
今年は午年ですね。牛年とちゃいますよ。牛に角が無いのが午年。いや紛らわしいから馬年と書こう。

よく商店などで、馬という字が左右反対になった将棋の駒の置物を置いてあるところがありますが、あれ「左馬(ひだりうま)」と言うそうですね。

何であんなものを置くのでしょうね。いろいろ縁起のいいこじつけが考えられているようですよ。例えば

1.「うま」を逆から読むと「まう」となり、古来祝いの席で踊られる「舞い」を想起させる招福の象徴

2.馬は右から乗るとつまずいて転ぶといわれ、元来左から乗るものなので、「ひだりうま」は長い人生をつまずくことなく過ごすことができるという健康の象徴

3.「馬」の字の下の部分が財布のきんちゃくの形をしていて、口がよく締まって入ったお金が散逸しないことから富裕の象徴

4.普通、馬は人に引かれるものであるが、逆にすることで、人が馬に引かれて入ってくるということになり、千客万来、商売繁盛の象徴

などなど。なるほど、商店に置いてあるのは4番目の理由が大きいんでしょうね。3番目なんて別に左右逆にせんでもええような気がしますが、お金は「右から左へと出る」ものだからでしょうか?

しかし、この左馬、じぃ~っと眺めていると何となく油甚の「甚」という字に見えてくるから不思議です。何?気のせいやてか。いいんです。さま(左馬)にならなくても、その気になって「まう」ことが肝甚。

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