二等を追うもの一等も得ず

テーマ:よもやま話
昨日は、某O銀行さんの取引先で構成される会の新年会。毎年、総会、講演会、新年会と100名くらいの会員が集まる機会が3回ほどございます。

まず会長のご挨拶、そして来賓の頭取さんのご挨拶、そして乾杯があって、その後酒宴が始まりまして、同じテーブルの方と歓談したり、その後座が興じてまいりますと、他のテーブルの知り合いのところにお酒を注ぎに回ったりするわけです。

そんなこんなで頃合いを見て、幹事さんが「それでは只今より恒例の抽選会を行ないます。名前を呼ばれた方は壇上にお上がり下さい」とマイクで会場にアナウンスされます。「ま、どうせ当たらへんし」と適当に聞き流しているわけですが、どなたかが社名の書いた札でも箱の中から引いておられるのでしょう。

突然、隣のテーブルに座っていた同級生の名前が呼ばれたのが耳に入ります。「あ~、またあいつ当りよったぁ」。私が知るかぎりでもここ5,6年で3回くらい当たっているような気がいたします。

そうこうしているうちに、「次は~、アラジンさんおめでとうございま~す」という声が。「あぶらじん」ではなくて「アラジン」と聞こえたのですが、周りの方が「お前や、お前や」と仰るので、「あ、そうなんか」と思って壇上に向かいまして、会長さんから「おめでとうございます」と賞品をいただきます。
これこの通り
この会で賞品が当たるのは何年ぶりでしょう。今年は十日戎でもお酒が当たったし、新年早々ついてるなぁ、と思うまもなく、抽選は今度は1等賞の発表に。

すると、まもなく「1等賞はアラジンさ~ん」。「おい、またお前やぞぉ」「いや、私さっき2等賞もらいましたもん」。周りの方の視線を感じながらも、しばらくじっとしておりましたら、一人の女性が壇上に。「あ、そういえば、あの人アラジンさんやわぁ」

その時アラジンさんという会社があったことを思い出したのですが、この場に来ておられるとは....。ということは、もしかして先ほどの2等賞も油甚ではなくてアラジンさんではなかったのか?いや絶対そうに違いありません。

間違って壇上に上がってしまった私を「違いますよ、お引取り下さい」と言うのも憚られ、しかし本当は2等に当たっていたアラジンさんをはずれにするわけにいかず、1等に回したのでは?てことで、本当は1等に当たるはずだった方、ごめんなさいね。え、私だったかもって?二等を追うものは一等も得ず。

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2013/01      >>
30 31 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧