トニック

テーマ:よもやま話
あけましておめでとうございます。早いものでブログを始めて5回目のお正月を迎えました。て言うか、これを書いている時はまだ迎えてないんですけど。新聞の新春対談みたいなもんですな。

5年前にブログの講習を受けた時に、ブログ名を決めて下さいと言われて何気なくつけた「じんとにっく」という名。今ではカクテルの「ジントニック」という名前を聞いただけで、ドキッとするくらい自分のカラダの一部になってしまった感があります。

もっぱらそのカクテルや整髪料の名前としか思っていなかったのですが、「トニック」という名前の服地があるんですね。少し前の朝日新聞beの「赤峰幸夫の男の流儀 粋を極める」というコラムに書かれていました。

赤峰さんが公の席でいつも身につけるスーツだそうで、1957年にフランス・ドーメル社の4代目、グザビエ・ドーメルが羊と仔山羊の毛(モヘヤ)を混紡させて作り上げた素材で、完成を祝して「ジン・トニック」で乾杯したことが名前の由来だとか。

60年代には紳士の正装として欠かせないものとなり、世界で1千万メートル以上が売れたといいます。1千万メートルって、1万キロメートルか。まあ、1着1万円のスーツ着てるものにとっては無縁なんですけど。

それより、そもそもの「トニック」を辞書で引くと、「強壮剤、肉体的精神的に元気づけるもの」とある、と書いてありました。この服地もきっと着ると元気が出てくるんでしょうね。

私のブログも超高級素材とは参りませぬが、硬軟混紡させて皆さまを元気づけられるものであり続けたいと思っておりますので、本年もよろしくお願い申しあげます。

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