大阪とタイガース

テーマ:よもやま話
朝日新聞夕刊の「人生の贈りもの」というコラム。今週は歌手の沢田研二さんの話。沢田さんというよりジュリーと言ったほうが馴染みが深いんですけど、ジュリーと言えばタイガース。私が小学校に入るか入らないかの頃、いわゆるグループサウンズの全盛期で、その中でもザ・タイガースの人気は突出していたような気がします。

さて、その「タイガース」という命名をしたのは、当時の人気歌謡番組「ザ・ヒットパレード」のディレクターをやっていた、すぎやまこういちさんだったそうで、「お前ら大阪から来たならタイガースでいいじゃないか」と。すぎやま氏はその頃「天皇」と言われるくらいの絶対的存在だったので「野球と別やろ」と思いながらも、そのまま受け入れたそうです。

このタイガースはほどなく解散するわけですが、野球のタイガースは不滅。提携していたデトロイト・タイガースにあやかったという説もありますが、その割にはユニフォームに共通性もありませんね。ところで、「タイガース」って言ってますけど、英語のTigersって正しく発音すると「タイガーズ」と濁るはずなんですけどね。点を取ろうってこと?

最近は、野球だけでなくサッカーやバスケットなどプロリーグが増えて参りまして、同じ都市に本拠地があればニックネームを共通にした方が親しみがわくかも、と思っておりましたら、新潟のようにどのチームも「アルビレックス」を名乗っているところもあるんですね。

大阪のサッカーチームはセレッソとガンバの2チーム。「ガンバ」はイタリア語で「脚」という意味と「頑張れ」を掛けているのですが、スポンサーの松下電器が当時米ユニバーサル・ピクチャーズを買収した関係で、「大阪ジョーズ」に決まりかけていたんだそうですね。ところが瀬戸内海にサメが出没し急遽取りやめになったのだとか。

「大阪ジョーズ」って何か大阪らしくてええと思うんですけどね。「大阪城」のイメージもあるしね。大阪城といえば、大河ドラマではまもなく大坂城陥落ですかね。阪神も自力優勝なくなったし。トラ・トラ・トラ。派手にやってぱっと散る。美しき敗者の街、大阪。







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