電池でしょ

テーマ:よもやま話
夏休みで息子が帰って来ているのですが、先日TVを見ていて出てきた用語で調べたいのがあったので、電子辞書で調べてくれい、と頼みました。

OK!と息子、電子辞書を開いてスイッチを入れ、しばらく操作をしていたら「あ、切れた」。「電池切れ?」「うん、多分」と、戸棚から新しい電池をば出してきて入れ替えてみますが、無反応。「うそ!やばっ!まじかよ」と、何度もキーを叩きますが、うんともすんともくんとも言いません。

「あ~ぁ、壊れた」「やっべ~」「新しいの買うか?」「いや、高いしなぁ」「けど、要るんやろ」「要るな」

「これどこで買ったっけ?」と妻に尋ねますと、「確かJ新だと思う」。「ほんじゃ、とりあえず修理に出すか」「でも、修理するくらいなら新品買った方がましなくらい、修理代高いかも」

しばらくして、妻が「あったわ、あったわ、5年保証や。私、保証に入ってて良かったと思ったの初めてやわ」。「よし、ほんじゃあ、早速持っていくか」と息子と二人でJ新へ。

修理カウンターを見つけて、お姉さんに「すみません、これ壊れちゃったんですけど」と言いながら、左手でこれ見よがしに保証書をプラプラさせて「修理代ビタ一文払わんぞ」の意思表示をいたします。

お姉さん、表情ひとつ変えず、電子辞書を取って中の電池を出します。「まぁな、まず電池切れを疑うわな。がしかし、新品に入れ替えてるんだよぉ、既に」と余裕の表情でお姉さんを眺める油甚親子。電池をテスターのようなものに入れて調べるお姉さん。

「これ、電池切れてますね」「えっ?いや、でも新品に入れ替えましたよ」「でもね、これ見てください。2つのうち一つは容量半分以下になってますし、もう一方は完全に切れてます」「そんな馬鹿なぁ!新品ですよぉ」

「一回も使ってらっしゃらなくても電池には消費期限がありますので...」「消費期限~ん?」「この電池、2007年4月が消費期限ですよ」ってどんだけ古いねん。新しい電池を入れて正常通りに動くことを確認して、こちらに「はい、大丈夫です」とお姉さん。

確かに当の単4電池、虫眼鏡で見ないと見えないようなちっちゃ~~~い文字で、消費期限2007年4月とある。帰ってから、息子が2本抜き取った10本入りの電池パックの残りをよ~く見ると、皆お尻から白い粉を吹いていた。

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