紙パックのお茶

テーマ:よもやま話
私たちが若かった頃、いやそこまで行かなくても、おっさんと言うには若く、お兄さんと呼ぶには老けすぎていた頃までは、お茶、つまり日本茶をお金を出して買うなどということは考えられないことでした。

お茶は、家で沸かしたものをそのまま、あるいは冷蔵庫で冷やして飲むものと決まっていたわけです。例外的に駅のKIOSKなどで缶のお茶が売っていましたが、これとて日陰者の扱いだったような気がします。ところが昨今、ペットボトルのお茶が大いに幅を利かせ、冷たいお茶は買うのが当たり前の時代に入りました。

さて、ペットボトルのお茶には色々な種類があり、人それぞれお好みがあると思いますが、まれに会議などで紙パックに入ったお茶が提供されることがあります。そうそう、ストローが側面についていて、ベリッとはがしてストロー抜いて、チューっと伸ばして、プチンと穴に突っ込むやつ。

皆さん、あのお茶の味どう思います?普通に「伊藤園」とか書いてあっても、妙にまずい、いやまずいとまではいかなくても「おいしくない」、無味乾燥、いや液体だから「無味湿潤」だと思いませんか?

一体何故なんだろう?と考えてみました。まず、「中身がペットボトルのものと違う?」そんなことしたら信用問題でしょうからあり得ない。では「中身が古いのか?」と賞味期限を確認してもロデ男っているわけでもない。

何故なんだ?う~ん、もしかしてストローで飲むからか?確かに日常お茶をストローで飲む局面はまずありません。これは結構大きな要因かもしれませんなあ。甘みのついていない飲み物をストローで飲み慣れていない?

そして中身が見えないこと。これも関係しているかもしれません。人間というのは目で料理を楽しむ、と言われるように、視覚と味覚が重なって初めて「おいしい」と感じるのかもしれません。あ、嗅覚も関係するかもしれません。パックからストローでは匂いが漏れる隙間もありませんからね。

では、中身をコップに空けて飲んでみましょう。ゴクゴクゴク。う~ん、やっぱりおいしくないじゃん。中身といえば、パックの中はどうなってるんやいな?よし、解剖してみましょうか。
あれま、アルミコーティング
そうです。アルミがべったりと貼ってあります。そうか、お前か~。光や酸素など品質劣化の要因から守るため、などと説明されておりますが、うまみや香りも奪っているんじゃないのか?
それはちょっとまずいぞう~

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