今日は何の日
テーマ:よもやま話
2014/12/21 09:43
10月29日は「トニックの日」ということで書いた時に、亀仙人さんからその日が「国産とり肉の日」でもあることを教えていただいたのですが、ことほど左様に「〇〇の日」という記念日はたくさんあるようです。
ちなみに「一般社団法人 日本記念日協会」というのがあるそうでして、記念日登録証なるものを発行しているそうな。例えば「日本食鳥教会」のサイトを見ますと、こんなものが出てまいります。
さて本日12月21日は、記念日協会認定記念日といたしましては、「お部屋カスタマイズの日」とあります。どうやらレオパレス21が社名につく「21」から毎月21日をその日と指定したようで、必ずしも12月21日でなくてもいい、まあ「どうでもええ」記念日ですな、これは。
その下に「その他の記念日」、つまり協会が認定していない記念日も書かれております。その一つが「回文の日」。上から読んでも下から読んでも同音になる回文ですが、日付はこの日が数字上で先からも後からも同じになることからだそうです。NEGIさん知ってました~?
もう一つが「遠距離恋愛の日」。「12月21日の1221の両端の1が一人をあらわし、中央の2が二人をあらわす。その形から離れている恋愛中の男女にエールを送る日とされる」とあります。なかなかロマンチックですな。
今日の天声人語を読むと、紀貫之の書いた土佐日記は今日12月21日から始まったと書いてありました。「男もすなる日記というものを、女もしてみむとてするなり」。ネカマの元祖と呼ばれているそうであります。
そんな日に生まれた私、本日54歳になってしまいました。ちょっと気の辛ゆきです。
ちなみに「一般社団法人 日本記念日協会」というのがあるそうでして、記念日登録証なるものを発行しているそうな。例えば「日本食鳥教会」のサイトを見ますと、こんなものが出てまいります。
さて本日12月21日は、記念日協会認定記念日といたしましては、「お部屋カスタマイズの日」とあります。どうやらレオパレス21が社名につく「21」から毎月21日をその日と指定したようで、必ずしも12月21日でなくてもいい、まあ「どうでもええ」記念日ですな、これは。
その下に「その他の記念日」、つまり協会が認定していない記念日も書かれております。その一つが「回文の日」。上から読んでも下から読んでも同音になる回文ですが、日付はこの日が数字上で先からも後からも同じになることからだそうです。NEGIさん知ってました~?
もう一つが「遠距離恋愛の日」。「12月21日の1221の両端の1が一人をあらわし、中央の2が二人をあらわす。その形から離れている恋愛中の男女にエールを送る日とされる」とあります。なかなかロマンチックですな。
今日の天声人語を読むと、紀貫之の書いた土佐日記は今日12月21日から始まったと書いてありました。「男もすなる日記というものを、女もしてみむとてするなり」。ネカマの元祖と呼ばれているそうであります。
そんな日に生まれた私、本日54歳になってしまいました。ちょっと気の辛ゆきです。
復活クイズダービー
テーマ:よもやま話
2014/12/20 08:57
昨晩は普段見ない金スマという番組に思わず釘付けになった。理由はかつての超人気番組「クイズダービー」の復活。
がんと闘病中の大橋巨泉氏が登場し、セットもかつての通り復元。回答者はレギュラーだった北野大、長山藍子、竹下景子。ゲスト席には大竹しのぶ。亡くなったはらたいらの3枠には、金スマ司会の中居君の布陣。
子どもの頃見ていた時は、さほど熱中したわけではないけど、やはりこの番組よくできていますわ。単なるクイズにギャンブルの要素を加えてあり、さらに回答陣の個性を引き出す大橋巨泉のトーク。「かつての自分が乗り移った」と本人が述懐するくらい見事な復活ぶりでした。
隣にすわる安住アナが「回答を開ける順番がキモのようですね」と語っていたそうなが、もちろん巨泉のテクニックもさることながら、番組全体がゆったり流れていて、現在のチャカチャカしたバラエティと比べて、落ち着いて楽しめる。
衆議院選挙の日行われた「THE MANZAI」で博多華丸大吉が優勝したけど、あの時も同じ満足感に包まれたことを思い出しました。単なる懐古趣味ではなくて、やはり「間(ま)」の重要性ということなのかな。久しぶりに漫才が面白いと思いましたもん。
近頃は間をはずすのを恐れてか、それこそマシンガンのように間断なく語ったり、番組もテンポの速いものが多いけど、結局それは未熟性をさらしているのと同じことなのではないのか?
金スマの番組終了後、思わず拍手をするとともに、クイズダービーの復活を願ったが、実際この番組を同じように仕切ることができる司会者の不在はいかんともしがたいか。いずれにせよ、温故知新、故きを温ねて新しきを知るべしか。
がんと闘病中の大橋巨泉氏が登場し、セットもかつての通り復元。回答者はレギュラーだった北野大、長山藍子、竹下景子。ゲスト席には大竹しのぶ。亡くなったはらたいらの3枠には、金スマ司会の中居君の布陣。
子どもの頃見ていた時は、さほど熱中したわけではないけど、やはりこの番組よくできていますわ。単なるクイズにギャンブルの要素を加えてあり、さらに回答陣の個性を引き出す大橋巨泉のトーク。「かつての自分が乗り移った」と本人が述懐するくらい見事な復活ぶりでした。
隣にすわる安住アナが「回答を開ける順番がキモのようですね」と語っていたそうなが、もちろん巨泉のテクニックもさることながら、番組全体がゆったり流れていて、現在のチャカチャカしたバラエティと比べて、落ち着いて楽しめる。
衆議院選挙の日行われた「THE MANZAI」で博多華丸大吉が優勝したけど、あの時も同じ満足感に包まれたことを思い出しました。単なる懐古趣味ではなくて、やはり「間(ま)」の重要性ということなのかな。久しぶりに漫才が面白いと思いましたもん。
近頃は間をはずすのを恐れてか、それこそマシンガンのように間断なく語ったり、番組もテンポの速いものが多いけど、結局それは未熟性をさらしているのと同じことなのではないのか?
金スマの番組終了後、思わず拍手をするとともに、クイズダービーの復活を願ったが、実際この番組を同じように仕切ることができる司会者の不在はいかんともしがたいか。いずれにせよ、温故知新、故きを温ねて新しきを知るべしか。
娥のつく女
テーマ:言葉・漢字
2014/12/19 08:50
韓国で起きたナッツリターン事件の当事者である、大韓航空前副社長のチョ・ヒョナ氏。財閥の会長のお嬢さんだそうですが、この方の名前、漢字だと「趙顕娥」と書くそうです。
ま、韓国はハングル文字で、最近は漢字もあまり使わないそうですが、「顕娥」なんていう名前、特に「娥」という字は日本では人名には使われませんよね。
一瞬「蛾」という字と間違えてしまうのですが、一体どういう意味なんでしょうか。女編に我ですからね、我の強い女ということなんでしょうか。性格的にはぴったりですが、いくらなんでもそんな名前はつけまい。
漢和大字典で調べてみますと、何と「みめよい。きわだった顔立ちの美人」。多く女性の名に用いると書いてあります。そもそも「我」という字が「刃の際立った矛」を意味するので、くっきりと際立った顔の女性という意味になるのですね。
そう言えば、中国の月探査計画は「嫦娥計画」と名付けられていますが、「嫦娥(じょうが)」っていうのは中国神話で月に住む美人のことなんだそうです。私は何となくカマキリの姿を想像していたのですが。(カマキリ婦人ってのもありましたね・笑)
月に住む美人といえば「かぐや姫」の日本ではどうして流行らなかったのでしょうかね、この字。遣唐使が廃止され国風文化が栄えた平安時代の日本美人はこれと対照的な細目の下膨れ顔だったことと関係するのでしょうか?
ま、韓国はハングル文字で、最近は漢字もあまり使わないそうですが、「顕娥」なんていう名前、特に「娥」という字は日本では人名には使われませんよね。
一瞬「蛾」という字と間違えてしまうのですが、一体どういう意味なんでしょうか。女編に我ですからね、我の強い女ということなんでしょうか。性格的にはぴったりですが、いくらなんでもそんな名前はつけまい。
漢和大字典で調べてみますと、何と「みめよい。きわだった顔立ちの美人」。多く女性の名に用いると書いてあります。そもそも「我」という字が「刃の際立った矛」を意味するので、くっきりと際立った顔の女性という意味になるのですね。
そう言えば、中国の月探査計画は「嫦娥計画」と名付けられていますが、「嫦娥(じょうが)」っていうのは中国神話で月に住む美人のことなんだそうです。私は何となくカマキリの姿を想像していたのですが。(カマキリ婦人ってのもありましたね・笑)
月に住む美人といえば「かぐや姫」の日本ではどうして流行らなかったのでしょうかね、この字。遣唐使が廃止され国風文化が栄えた平安時代の日本美人はこれと対照的な細目の下膨れ顔だったことと関係するのでしょうか?
無い袖はフレンチフライ
テーマ:よもやま話
2014/12/18 09:08
11/10に「近頃残念なこと」という題で、マクドナルドのマックランチが昼マックに変わり、それまで時々利用していたフィレオフィッシュのSセットが無くなったことを書きました。ちなみに、あれ以降マクドナルドには行っておりませんでした。
中国製鶏肉問題以降、減収減益に苛まれている日本マクドナルドですが、なんと今度は「マクドのポテトSのみに」という報道が。一体何があったのか?
どうやら、ポテトを輸入している米国で港湾労働者と港湾側の労使交渉が長引き、輸入が滞っているため12月の輸入量は通常の55%にとどまる見通しとのこと。
ジャガイモの品種(アイダホ?)や細切り、冷凍などの加工技術を踏まえると産地を切り替えるのは難しいため、17日つまり昨日からポテトはSサイズのみとし、MサイズとLサイズの販売は見合わせることに。まさに、無い袖はフレンチフライ状態。
この記事を新聞で見た時に、「さて、ではポテトがMサイズの昼マックはどないなるんやろ?」と思ってマクドのサイトを開いてみますと、昼マックのポテトをすべてSサイズに変更するとともに価格を50円下げる、と。
ふんふん、つまり現在450円のフィレオフィッシュの昼マックはポテトがSサイズになって400円。つまり従前のマックランチと比べると値段はほぼ同じで、ドリンクがS→Mサイズに変わるってことですやん。これは吉報。
ということで、早速昨日行ってまいりました。店内はこのニュースを聞いたお客さんでごった返し、なんてことはなくガラガラで全く待ち時間なしで注文。しか~も、「この度はポテトの件でご迷惑をおかけいたしました」と、コーヒー(Sサイズ)の無料券を渡されました。
災い転じて福となす。いや、災いがあったのはマクドで福となしたのはこっち。こういう状態を何というのか?漁夫の利でもないし、他人の不幸は蜜の味?。いや、相変わらずタルタルソースの味しかせんかったわ、フィレオフィッシュ。
中国製鶏肉問題以降、減収減益に苛まれている日本マクドナルドですが、なんと今度は「マクドのポテトSのみに」という報道が。一体何があったのか?
どうやら、ポテトを輸入している米国で港湾労働者と港湾側の労使交渉が長引き、輸入が滞っているため12月の輸入量は通常の55%にとどまる見通しとのこと。
ジャガイモの品種(アイダホ?)や細切り、冷凍などの加工技術を踏まえると産地を切り替えるのは難しいため、17日つまり昨日からポテトはSサイズのみとし、MサイズとLサイズの販売は見合わせることに。まさに、無い袖はフレンチフライ状態。
この記事を新聞で見た時に、「さて、ではポテトがMサイズの昼マックはどないなるんやろ?」と思ってマクドのサイトを開いてみますと、昼マックのポテトをすべてSサイズに変更するとともに価格を50円下げる、と。
ふんふん、つまり現在450円のフィレオフィッシュの昼マックはポテトがSサイズになって400円。つまり従前のマックランチと比べると値段はほぼ同じで、ドリンクがS→Mサイズに変わるってことですやん。これは吉報。
ということで、早速昨日行ってまいりました。店内はこのニュースを聞いたお客さんでごった返し、なんてことはなくガラガラで全く待ち時間なしで注文。しか~も、「この度はポテトの件でご迷惑をおかけいたしました」と、コーヒー(Sサイズ)の無料券を渡されました。
災い転じて福となす。いや、災いがあったのはマクドで福となしたのはこっち。こういう状態を何というのか?漁夫の利でもないし、他人の不幸は蜜の味?。いや、相変わらずタルタルソースの味しかせんかったわ、フィレオフィッシュ。
逆さにしても幸せ
テーマ:よもやま話
2014/12/17 08:50
「ふとした会話の中で相手が言った意見やアドバイスに『うまいこと言うなぁ』と感心し、思わず手帳にメモしたくなったことはありませんか。そんな身近な人の名言・格言を送って下さい」
こんな風に募集される「手帳大賞」というのがあるそうで、昨日の朝刊に全面広告で応募要領とともに昨年の受賞作が掲載されていました。大賞に選ばれた作品は
「幸せ」って字、逆さにしても幸せなんだね。
これは、テーブルで懸賞ハガキを書いていたお母さんに対して、息子さんがのぞき込んで言った言葉だそうです。「彼が指さしたのは住所の中の一文字ですが、何かすごく『深い事』を言われた気がしてドキッとしました。」という応募者のコメント。
⇔
なるほど、これは気づきませんでしたねぇ。テーブルの反対側から見ても「幸」という字は「幸」に見えた。幸せを共有しているいい親子関係なんですね、きっと。
昔、上から読んでも山本山。下から読んで山本山。というCMがありましたけど、漢字の読めない子どもにとっては、「やまもとやま」は下から読んだら「やまもとやま」ではなく、「まやともまや」ですもんね。
大人は子どもに良かれと思って、自分たちの価値判断で物事を押し付けるところがありますが、大人にとって「幸」のつもりが、子どもには「辛」に思えたり、子どもが「幸」だと思うことに対して、大人は十分に読み取れず腹を「立」てたりすることがあると思います。
昨日も二つの幼稚園、保育園を訪問してきましたが、どちらの園も先生の愛情が子どもたちに伝わり、また子どもたちの情熱が先生に伝わり、きっと両方から「幸せ」の字が「幸せ」に見える関係なんだろうなと感じた次第です。
(追記)
ちなみに、昨年の手帳大賞の受賞作、審査員賞に選ばれていたのは、下のように皆子どもたちの言葉でした。子どもは鋭いな、やっぱり。
泉麻人賞 「弁当あけたら春が来た」
椎名誠賞 「お母さん、おやすみー!五歳になってくるね」
黛まどか賞 「おとなが言う“あとで”はもうこないみらい」
こんな風に募集される「手帳大賞」というのがあるそうで、昨日の朝刊に全面広告で応募要領とともに昨年の受賞作が掲載されていました。大賞に選ばれた作品は
「幸せ」って字、逆さにしても幸せなんだね。
これは、テーブルで懸賞ハガキを書いていたお母さんに対して、息子さんがのぞき込んで言った言葉だそうです。「彼が指さしたのは住所の中の一文字ですが、何かすごく『深い事』を言われた気がしてドキッとしました。」という応募者のコメント。
⇔
なるほど、これは気づきませんでしたねぇ。テーブルの反対側から見ても「幸」という字は「幸」に見えた。幸せを共有しているいい親子関係なんですね、きっと。
昔、上から読んでも山本山。下から読んで山本山。というCMがありましたけど、漢字の読めない子どもにとっては、「やまもとやま」は下から読んだら「やまもとやま」ではなく、「まやともまや」ですもんね。
大人は子どもに良かれと思って、自分たちの価値判断で物事を押し付けるところがありますが、大人にとって「幸」のつもりが、子どもには「辛」に思えたり、子どもが「幸」だと思うことに対して、大人は十分に読み取れず腹を「立」てたりすることがあると思います。
昨日も二つの幼稚園、保育園を訪問してきましたが、どちらの園も先生の愛情が子どもたちに伝わり、また子どもたちの情熱が先生に伝わり、きっと両方から「幸せ」の字が「幸せ」に見える関係なんだろうなと感じた次第です。
(追記)
ちなみに、昨年の手帳大賞の受賞作、審査員賞に選ばれていたのは、下のように皆子どもたちの言葉でした。子どもは鋭いな、やっぱり。
泉麻人賞 「弁当あけたら春が来た」
椎名誠賞 「お母さん、おやすみー!五歳になってくるね」
黛まどか賞 「おとなが言う“あとで”はもうこないみらい」