考えることは楽しい

テーマ:よもやま話
昨年の流行語大賞の一つ「今でしょ」の林修先生。1年ぽっきりで消え去るのかと思っていたら、クイズ番組やら特番やらに引っ張りだこですね。池上彰さんもそうですが、素人にも分かりやすく説明するもんなぁ。ホントに頭がいいんだと思います。

先日も超天才特集とかいうのをやっていたんですが、天才と呼ばれる大学生たちが「自分は本が好きだから読むけれど、嫌いなら読まなくてもいいんだ」なんて言ってましたね。要は「考える」ことが大切なんであって、読書をしなくても「考える」ことができるのならそれでもいいと。

そこで林先生。「考えることは楽しいもんなんです。でも覚えることは楽しくない」。確かに暗記とかつまらんですもんね。しかし、「考えるためには、いろいろな材料を集めた方がいい。だからそのために本を読んだりして覚えるんだ」と。

闇雲に読書しなさい、暗記しなさい、と言われてもなかなかやる気が起きませんが、そういう風に言われるとなるほどなと納得してしまいます。学校の先生もこういう風に教えてほしいなぁ。

もう一つ、「考える力」ということに関して、林先生は常に3つの観点、つまり「類比(A≒B)」、「対比(A⇔B)」、「因果(A→B)」を頭に置いているそうです。

例えば、自分の子どもが動物園でゴリラを見て「ママとそっくり」と言ったとしましょう。ま、普通なら「あんた、何言ってんのよ(パシン!)」で終わりですわな。少なくともうちはそうやな。(横から「私はゴリラ好きだから怒らないわよ」という声が)

ここで、「へぇ~、どこが?」と聞くと、子どもは「えぇ~っと、くちびるが厚くて、ゴロゴロとふらつき歩いて」というように似た部分を一生懸命考える、つまりこの場合は先の「類比」にあたるわけですが、とにかく子どもに考えさせるように誘導することが大切なんだ、と。

「考えることが大切で、それは楽しいこと」なんだということを念頭に置いて、それをお手伝いするために読書をしたり、暗記をさせる。目的と手段が入れ替わらないように気をつけたいものですね。

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