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え!私がサンタ?

テーマ:よもやま話
昨日は小雪が舞い散る中、教育委員会でびわ認定こども園訪問。ここは3年前に一度訪れて2回目ですが、広大な敷地の中でゆったりとした保育が行われています。

最初、会議室でざっと挨拶とかがあって、「それでは早速保育の状況を見ていただきたいと思います」と最初に案内されたのが遊戯室。20人程度の子どもたちが3人の先生に見守られ走り回っています。

ちょうど正面奥で様子を眺めておりましたら、突然サンタの赤い帽子を被った先生が、私の方を指さしてあろうことか「さぁ皆さん、今日はサンタさんに来て頂いてま~す」とおっしゃるではありませんか。

「え?そんなこと聞いてないし。え?何?ドッキリか?」と戸惑いましたが、子どもたちは一斉にこっちを見るし、しょうがないので思わず手を振ってしまいました。

すると先生、こちらに向かって来られまして、「あのね、プレゼントに欲しいもんがあるんだぁ」とおっしゃいますので、いやそんなもん持ってきてへんので、「ごめ~ん、持って来るの忘れちゃった~」と言いますと、「あのね~、熊のぬいぐるみが欲しいんだ~」と。

おいおい、熊のぬいぐるみって、そんなこと言われても困るがな、ともじもじしておりましたら、子どもたちに「みんなぁ、こっちに来てぇ~。熊のぬいぐるみするよぉ~」と言って、ラインにそって熊歩きを始めました。いわゆる柳沢運動プログラムというやつで、動物の動きを子どもたちにやらせるんですね。

その後も、「今度は◯◯が欲しい」と他の先生に違う動物を言わせて、その動きを子どもたちにさせていました。しかし、私をサンタに指名するとは大胆な、と思って後ろを振り向くと、壁に大きなサンタさんの絵が張られておりまして、先生はそれに向かっておっしゃっていたらしい。

私、単に邪魔になっていただけのようですが、子どもたちはすっかり私がサンタだと思い込んだようで、しきりにハイタッチを求めて来まして、最後は「サンタさん、また来てねぇ~」ときた。手を振りながら部屋を出て行くと「クリスマスに来てねぇ~」と。まじかよ。

いやいや、大変楽しい園訪問でございました。ありがとうございました。

社会運動標ぼうゴロ

テーマ:保険・金融
損保の代理店をやっておりますと、定期的にコンプライアンス・商品研修を受ける必要があるのですが、最近ではインターネット上での受講が増えてまいりました。

つい先ごろも受けていたのですが、そんな中で「反社会的勢力の排除」などという項目も出てまいります。反社会的勢力というと、もっぱら暴力団を思い浮かべるわけですが、それ以外でも「総会屋」や「社会運動標榜ロゴ」などもそれに該当するという表示が画面に出てきました。

社会運動標ぼうゴロ?聞きなれない用語ですが、カッコ書きで「えせ右翼」や「えせ同和」と書かれています。そう言えば、20数年前こちらに戻ってきたばかりの時にえせ同和団体から電話がかかってきて、ごっつい本を高額で買わされてしまった苦い経験が一度あります。

さて、「社会運動標ぼうゴロ」とは「政治団体としての登録を行っている新興団体(右翼団体等)で政治活動が目的でなく単純な利得行為や詐欺・恐喝目的で行うものをいう」などと定義されているわけですが、この「ゴロ」とは一体何なのか?

横文字で書かれているので、それらしき外国語の省略形(ストやデモみたいな)なのかと思いきや、どうやら「ごろつき」の略のようではありませんか。

「ごろつき」とは「住所不定・無職で町をうろつき脅しなどを働く一種のならず者」とあります。ちなみに「ならず者」は「どうにもならない者」から、「ごろつき」は「ごろごろしている者」からと、語源もいい加減なところが笑えます。

「ごろつき」に似た言葉で「ごろまき」というのがありますが、同じ意味かと思ったら、こちらはヤクザ言葉で「喧嘩」をいうそうですね。「タンカを切る」ことを「ごろを巻く」ということから生まれた言葉だそうで、こちらの「ごろ」は「語呂」が語源らしい。

ほんで「ステゴロ」が、素手の喧嘩....。あ、こんなことばかり書いてると代理店資格剥奪されてまうな。

ヤバッカワッ

テーマ:よもやま話
昨日はコブログオフ会。えべっさんを筆頭に幹事の皆さん、お世話になりありがとうございました。

向かいに座られたhanmiさんから、「なあ、まだ黒地に白文字なんかぁ?めちゃ読みにくいんやけど。まあ、最近読んでへんのやけど」。

隣の席のきれいやyさんからは、「油甚さんのブログは3行読んだら、くらくら~としてきて私らにはついていけん」と。斜め前の大王さんは「わしはブログ書いても4行で終わる」

いいじゃないですか4行ブログ、4コマ漫画みたいで。私もいっそ俳句か短歌みたいな短いブログにしようかな、白地に黒文字で。

てなことを考えながら今朝日経新聞を読んでいたら、ふと歌壇に掲載されていた数々の歌に目が留まりました。短歌ってまじめなものが多いイメージだったんですが、そうでもないんですね。特に穂村弘という選者の選んだ歌が笑える。例えば、

・世界中のマクラに取ったアンケートよく聞く言葉の一位は「寝れない」

これは意外とそうかも。結局どんな枕で寝ても寝れないもんは寝れない。なんてこと言うたら、ねむりはかせに叱られるか。さらに、

・もててないやつらで話してて気づくみんな皆勤賞もらってる

あ、これオフ会のことじゃないですよ(笑)

・これは本ですかそれともペンですかなどとたずねるトムはへんです

これは、日本の中学校の英語教科書の話ですな。確かに本とペンではえらい違いや。今まで見逃してたけど、日経日曜歌壇の穂村弘選は今後見逃せんなぁ。最後にもう一つ

・「ヤバッ」「カワッ」合言葉めき師走ゆく女子高生ら討入りをせん

「山」「川」の合言葉の現代版ですな。今日は赤穂浪士四十七士の討入りの日。くしくも第47回衆議院選挙投票日ですね。投票権のない女子高生たちの未来を考えていざ吉良邸、いや投票所へ。





さよなら松ちゃん

テーマ:油甚本店
松ちゃんと言うと、コブログでは松男さんということになるんですが、これから話す松ちゃんは本名こそ松男なんですが、コブログの松男さんでないことを最初にお断りしておきます。

一昨日の朝、スタンドの所長から電話があって、「どうも松ちゃんが亡くなったらしい」と連絡が入りました。松ちゃんは享年75歳だったのですが、昭和30年に16歳で当店に入店、結婚するまで住み込みで、その後定年過ぎまで45年以上にわたって勤務してくれました。

病気した話など聞いたこともなく、時々元気な顔を見せに来てくれていましたし、今週の月曜日には近くに住む姉の店を訪ねて15分ばかり話をしていったそうです。

しかし、その時に「油甚に勤めていたもんが皆死んで行くし、わしだけが残った」と死んだ人たちの名前を指折り言いながら、憂いの交じった笑顔を浮かべていたので、姉は嫌~な予感がしたらしいです。姉のところに寄ったのは初めてらしく、お暇乞いに来てくれたんかいな、と。

10年前に奥さんを亡くして一人で暮らしていた松ちゃん。料理も自分でできる器用な人で、最近は寺や神社の世話役をして地域に貢献していたようです。心筋梗塞で倒れていたところを、当日一緒に出かける予定だった近所の人に見つけられたそうです。

昨日葬儀に出席させていただきましたが、顔も声も若い時の松ちゃんそっくりの息子さんが、「父は本当に優しい人で叱られた記憶がありません。明るくて愉快なお父さんでした」とご挨拶。全く温厚な性格で、頼まれごとがあると「はいはい」と何でもしてくれる親切な人でした。

私がこちらに帰って来てしばらくの間、肥料の営業・配達をしてくれていましたが、一度軽トラに大量の肥料を積んで湖西の方まで一緒に配達に行って、揺れる車の中で昔のことなどを色々と話してくれたことが思い出されます。

生前に「よう大将(私の亡父)に怒られる夢見るんや」と言ってた松ちゃん。きっとまた「松ぅ~っ!はいから何こんなとこ来てるんじゃあ!」ってあの世で叱られてるんだろうな。

今年3月に亡くなった老番頭のMさんに次いで松ちゃんまでが。油甚の昔からの歴史を知る生き字引が本当に居なくなってしまいました。時代の流れといえばそれまでですが、本当に寂しすぎる年の瀬です。松ちゃん、長い間ありがとうございました。さようなら。

考えることは楽しい

テーマ:よもやま話
昨年の流行語大賞の一つ「今でしょ」の林修先生。1年ぽっきりで消え去るのかと思っていたら、クイズ番組やら特番やらに引っ張りだこですね。池上彰さんもそうですが、素人にも分かりやすく説明するもんなぁ。ホントに頭がいいんだと思います。

先日も超天才特集とかいうのをやっていたんですが、天才と呼ばれる大学生たちが「自分は本が好きだから読むけれど、嫌いなら読まなくてもいいんだ」なんて言ってましたね。要は「考える」ことが大切なんであって、読書をしなくても「考える」ことができるのならそれでもいいと。

そこで林先生。「考えることは楽しいもんなんです。でも覚えることは楽しくない」。確かに暗記とかつまらんですもんね。しかし、「考えるためには、いろいろな材料を集めた方がいい。だからそのために本を読んだりして覚えるんだ」と。

闇雲に読書しなさい、暗記しなさい、と言われてもなかなかやる気が起きませんが、そういう風に言われるとなるほどなと納得してしまいます。学校の先生もこういう風に教えてほしいなぁ。

もう一つ、「考える力」ということに関して、林先生は常に3つの観点、つまり「類比(A≒B)」、「対比(A⇔B)」、「因果(A→B)」を頭に置いているそうです。

例えば、自分の子どもが動物園でゴリラを見て「ママとそっくり」と言ったとしましょう。ま、普通なら「あんた、何言ってんのよ(パシン!)」で終わりですわな。少なくともうちはそうやな。(横から「私はゴリラ好きだから怒らないわよ」という声が)

ここで、「へぇ~、どこが?」と聞くと、子どもは「えぇ~っと、くちびるが厚くて、ゴロゴロとふらつき歩いて」というように似た部分を一生懸命考える、つまりこの場合は先の「類比」にあたるわけですが、とにかく子どもに考えさせるように誘導することが大切なんだ、と。

「考えることが大切で、それは楽しいこと」なんだということを念頭に置いて、それをお手伝いするために読書をしたり、暗記をさせる。目的と手段が入れ替わらないように気をつけたいものですね。
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