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週末の食卓(95)

テーマ:週末の食卓
(その1)
ケアマネさんが、月1のご機嫌伺いに来てくださった時に

母: ちょっとあれ持ってきて~な

ちなみに、「あれ」とは5×5のマス目に「花火」「うちわ」「金魚」など夏の風物詩が25個書かれている紙で、その全てにオレンジ色のラインマーカーで◯印がつけられている

母: これね、ピーチていうんですか、この間デイサービスでしましたんやわ。(桃かよ!)

ケアマネ: あ~ん、ビンゴですねぇ

母: そうそう、それそれ。ビンゴやりましてね。みんなで夏の風物詩考えて、それをこの紙に書いて、一つづつ言うていかあるんですわ。ほんで自分の紙に書いたるもん言わあったら丸するんですの。ほして、「ピーチ」って言いますやろ。(だから、桃かよ!)

ケアマネ: あぁ、ビンゴですねぇ

母: はい、それで、私一番になりましたんやわ

ケアマネ: あぁ、それは良かったですねぇ

母: はい、何でも一番になると、ちょっと気持がええもんですなあ


結局、桃は「リーチ」のことだったわん。




(その2)
その次の回もビンゴゲームがあったらしく、その日の夜妻に

母: 今日は一番でなかったわ、ビンゴゲーム

妻: あ、それは残念でしたね

母: 夏の風物詩として「クール・ビズ」が出てきたんやけど、「ビズ」てどういう意味や?

妻: さあ、正確なことはわからんから、◯◯さん(私)に聞いておきますわ

母: ほうかぁ。後のはみんな日本語やのに、これだけ横文字やったで今度文句言うたろと思てるんやけど、ビズの意味がわからんといては言えんさかいな



まだまだ負けん気たっぷり

言わず藻がな

テーマ:まちづくり
ちょうど6年後の昨日(7月24日)が東京五輪の開幕だそうです。暑い時ですねぇ。暑い時といえば長浜市小学校水泳記録会。ちょうど1年前にも記事にしましたが、本年度も昨日木之本運動広場プールで開催されました。

去年と違うことと言えば、教育長さんが「昨年は私が挨拶をいたしましたけど、今年は委員長にご挨拶をお願いしましょうかね」としれ~っとおっしゃいまして、何となく断ることもできずその流れに。

さて何を話すべきか?と思ったのですが、こういう時にこそブログの過去ログが役立ちます。「競泳」とかで検索すると2年前の教育研究発表会に脳神経外科医の林成之先生がされた講演が出てまいりました。

2008年の北京五輪の日本代表競泳チームのアドバイザーに招かれた林先生、当時の日本選手が何故かゴール近くになると失速してしまう事実に気がつきます。調べてみると、ゴールが目に入ると「もうすぐ終わる」とか「隣の選手には勝てそうだ」と意識する選手がほとんど。

そうなると脳内血流が下がってパフォーマンスが極端に下る。そこで先生が出したアドバイスは「ゴールはもっと先にあると思え」というもの。その結果日本選手の記録は向上して好成績につながった、といった内容の話を子どもたちに伝えることにいたしました。

子どもたちは真剣に聞いてくれていたように感じたのですが、その後に元中学校の校長先生を務められていたK教育委員さんが、「さっき委員長がああいう風におっしゃいましたけど、現場ではゴールが近づいたらむしろ怪我をしないように力をゆるめなさい、と指導してるんですわ」と。

ああなるほど、そうかもね、と思ったら、今度は自分の娘さんが記録会に出場されていたH事務局員さん、「さっき、娘と委員長のおっしゃったことについて話していたら、娘が『いや、プールの中の水が濁っていて全然前が見えずに気がついたらゴールしてた』と言ってました」とおっしゃるではありませんか。

図らずも私の助言を実行してくれる形になったとはいえ、これはこれで問題。木之本運動広場には25mと50mのプールがあるのですが、今回使用された50mプールは普段開放されてないために水管理が十分でなく、藻の発生で水が濁っていたとのこと。

北部振興局の管理だそうですが、記録会に使用するのであればそれなりの準備をお願いせなあかんということで、主催者からも依頼があり、教育委員会から市当局に申し入れることになりました。

しょうゆたい

テーマ:よもやま話
突然ですが、幕の内弁当とかに必ず入っているこれ、何と呼びますか?

いざ聞かれると私などは困ってしまうのですが、それが話題になる場合は多分弁当を食べている最中なので、「あ、醤油が入ってない」とか「醤油落っことした」などというように、単に「醤油」としか言わないかな。

納税月報8月号「関西★新商売発見」というコーナーで読んだんですが、これは鯛型をしているので一般的には「しょう油鯛」と呼ばれているそうですね。

そうそう、醤油はこれに入っていて、ソースはボトル型の容器に入ってますよね。ほんで、こういうポリエチレン製の小さな容器のことは「タレ瓶」と言うんだそうですね。瓶はいくらなんでもおかしいやろ、と思うんですが、昔は本当に瓶や陶器製の容器だった名残りみたい。

コストが高く、割れるというリスクのある従来容器に変わって登場したポリタレ瓶は何と昭和32年、私の生まれる前に関西企業である「旭創業」という会社が開発したそうな。

で、同社のタレ瓶には特に「ランチャーム」と商品名がついてるんだそうです。「ランチ」を「チャーミング(魅力的)」にという思いが込められているとのことですが、う~ん、どうも見た目と名前が結びつかん。

同社の製品には、このように金色のブタちゃんもあるようで、これは何か高級感もあってよろしいな。

これはいかにも「ランチャーム」っぽい感じがいたします。醤油の方は「しょうゆだい」と濁って呼ばれることが多いようですが、私としては思いっきり男らしく、そう嘉納伝助バリの博多弁で「しょうゆたい!」と呼んでほしかとですたい。

悪魔の証明

テーマ:よもやま話
STAP細胞に関する論文が撤回されただけでなく、早稲田大学大学院の博士論文にまでケチがつけられた小保方さん。その一方で、彼女が検証実験に参加するとの報道。

彼女はインチキなのか?それとも、理研という伏魔殿のような組織に振り回されている気の毒な美人科学者なのか?どっちやわからへ~ん、と思いながら半信半疑で見てる人も多いのではないでしょうか。

ことに、様々な科学者たちが「STAP細胞はないとは言い切れない」と答えておられるのを聞くと、「なんだ、やっぱりあるのか」とついつい思ってしまいますよね。

ところが日経新聞のコラム「池上彰の大岡山通信・若者たちへ」を読んでいましたら、理科系の人たちにとっては、STAP細胞が存在しないことを証明するのは、ブラックスワンが存在しないことを証明するのと同じ「悪魔の証明」と呼ばれているそうです。

ブラックスワン(黒い白鳥)が存在することは世界のどこかで発見すれば証明できるが、存在しないことを証明するには世界中を隈なく探さなければならず、結果見つからなくても「探し方が悪かっただけだろう」と言われる恐れがあり、いくら努力をしても報われない。こういうのを「悪魔の証明」と表現するそうな。

STAP問題に詳しい科学者たちはオフレコでは「ないと言い切っていいと思う」と答える人が多いものの、表に出ると厳密さを重視する方々だけに「ないとは言い切れません」と言っちゃうそうです。

一方で、科学行政を司るトップの下村文科相の「小保方氏がいなければSTAPの検証をするのはほぼ不可能に近い」とか「理研において小保方氏の活用を考えながら、STAP細胞を証明する努力をする必要がある」という発言。

「本当は誰がやっても実験結果を再現出来て初めてそれが存在すると言える」とわかっている科学者たちも、大臣の発言には従わざるを得ず、結果ブッラクスワン探しが税金を使われながら続けられる、という池上氏の論評。

中には小保方氏を弁護する有名弁護士もいるそうですが、悪魔の証明のことを知っているからこその支援なんでしょうかね。そうは言っても、まだ心のなかで「あるかも知れん」と思わせるところが小保ちゃんの魅力なんでしょうか。まあ、ブラックスワンは結局見つかったしね。



(注)英語にはかつて、無駄な努力を表す言葉として、「黒い白鳥を探すようなものだ」という諺があった。それゆえ1697年に実際にオーストラリアでコクチョウ=「黒い白鳥」が発見された事は、当時人々から驚きをもって迎えられた。(wikipediaより)


ショート・ストップ

テーマ:スポーツ
オールスターが終わり、プロ野球も後半戦に突入いたしました。ベースボールを「野球」と訳したのは正岡子規だとずっと思っていたのですが、先日読んだ「日本語スケッチ帳」で、実は旧制一高野球部マネージャー中馬庚(ちゅうまんかなえ)の命名だと初めて知りました。

さて、野球のポジションは、ピッチャー⇔投手、キャッチャー⇔捕手、ファースト(ベースマン)⇔一塁手、レフト(フィルダー)⇔左翼手など、英語と和訳を見比べて頷けるものがほとんどの中で、唯一首をひねるのがショート(ストップ)⇔遊撃手。

何で二塁と三塁の間を守っている人がショート・ストップなのか?そもそもショート・ストップってどういう意味なのか?疑問に思いながらも今日に至りました。

調べてみますと、昔は今と守る位置が多少違っており、セカンドがまさに二塁ベースのあたりを守り、ショートは投手と二塁手の間に位置し、短い(ショート)当たりを止めて(ストップ)守る役目を果たしたので、ショート・ストップと呼ばれたようです。

wikipediaによれば、明治時代、野球が日本に伝わったばかりの頃に、正岡子規によって「short=短く」「stop=遮る」の直訳である「短遮」(たんしょ)、もしくは「短遮者」との訳語があてられたと書いてあります。しかし、「たんしょ」は短所みたいでちょっとセンスありませんなぁ。

で、その後、教師になった先述の中馬庚が「ショート・ストップは戦列で時期を見て待機し、動き回ってあちこちを固める『遊軍』のようだ」と説き、「遊撃手」という名称が広まったそうであります。中馬さん、子規の影に隠れながらもいい仕事してますねぇ。

ホンマはまだまだ書きたいことあるんですけど、今日はこのへんでショート・ストップにしとこ。これでも十分長いてか(笑)

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