暫の間に

テーマ:よもやま話
「暫(しばらく)の間」に何があったかって?白黒をつけるのは難しいですが、正解は「あんこ」。最近大野BODYさんやきなこさんもネタにされておりましたが、「暫」とは、いわゆる平たい円筒形で厚手の皮の中にアンコの入ったお菓子のことでございます。

長浜人はもっぱらこの類の菓子を「暫(しばらく)」と称するわけですが、これは製造販売元の茶しんさんの登録商標なわけでして、ついでに申し上げますと、茶しんさんの先代は兵庫県の「御座候」さんで修行された後、「暫」として自店で商品化された経緯があるようです。

なお「暫」の商品名については、弊ブログ「姑く」(2008/12/10)で取り上げておりますのでご参照下さいませ。なんて、今日は油甚じゃなくて茶甚になったような気分ですな。

さて、長浜でいう「暫」、すでにご推察の通り、全国的には様々な名前で呼ばれているようです。「二重焼き情報」というサイトがございまして、ここには様々な情報が集められております。

ここでは「二重焼き」という表現になっていますが、これはサイトの製作者の地方でこう呼ばれているからと推測され、実際このサイトでも「二重焼き: 正式名称を今川焼きと言い、別名、大判焼き・回転焼き・太鼓饅など々地方の呼び方のあるお菓子」と定義されております。

そこには、ネットでのアンケート結果をまとめた「二重焼きの呼び方ランキング」というコーナーもございまして、それによると「回転焼き」がトップで約1/4のシェアを獲得。これに続く「大判焼き」「今川焼き」の3つでほぼ50%。「二重焼き」は5%で「太鼓まんじゅう」に次いで第5位。

世の中のおよそ半分の方は上位3つのうちのどれかで呼んでいるということになりますが、我らが「暫」はシェア2.2%ながら第9位にランクイン。ちなみに本家筋の「御座候」はさすがに暫のほぼ2倍のシェアで第6位。

以前、と言ってももう7年前になりますが、観光協会のSさんのブログへのコメントでこのアンケートを紹介したら、ブログ読者からの投票が相次いで、「暫」の大幅ランクアップを果たしたことがありました。夢よもう一度。御座候を超えろ、暫くの間でも....。

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