言わず藻がな

テーマ:まちづくり
ちょうど6年後の昨日(7月24日)が東京五輪の開幕だそうです。暑い時ですねぇ。暑い時といえば長浜市小学校水泳記録会。ちょうど1年前にも記事にしましたが、本年度も昨日木之本運動広場プールで開催されました。

去年と違うことと言えば、教育長さんが「昨年は私が挨拶をいたしましたけど、今年は委員長にご挨拶をお願いしましょうかね」としれ~っとおっしゃいまして、何となく断ることもできずその流れに。

さて何を話すべきか?と思ったのですが、こういう時にこそブログの過去ログが役立ちます。「競泳」とかで検索すると2年前の教育研究発表会に脳神経外科医の林成之先生がされた講演が出てまいりました。

2008年の北京五輪の日本代表競泳チームのアドバイザーに招かれた林先生、当時の日本選手が何故かゴール近くになると失速してしまう事実に気がつきます。調べてみると、ゴールが目に入ると「もうすぐ終わる」とか「隣の選手には勝てそうだ」と意識する選手がほとんど。

そうなると脳内血流が下がってパフォーマンスが極端に下る。そこで先生が出したアドバイスは「ゴールはもっと先にあると思え」というもの。その結果日本選手の記録は向上して好成績につながった、といった内容の話を子どもたちに伝えることにいたしました。

子どもたちは真剣に聞いてくれていたように感じたのですが、その後に元中学校の校長先生を務められていたK教育委員さんが、「さっき委員長がああいう風におっしゃいましたけど、現場ではゴールが近づいたらむしろ怪我をしないように力をゆるめなさい、と指導してるんですわ」と。

ああなるほど、そうかもね、と思ったら、今度は自分の娘さんが記録会に出場されていたH事務局員さん、「さっき、娘と委員長のおっしゃったことについて話していたら、娘が『いや、プールの中の水が濁っていて全然前が見えずに気がついたらゴールしてた』と言ってました」とおっしゃるではありませんか。

図らずも私の助言を実行してくれる形になったとはいえ、これはこれで問題。木之本運動広場には25mと50mのプールがあるのですが、今回使用された50mプールは普段開放されてないために水管理が十分でなく、藻の発生で水が濁っていたとのこと。

北部振興局の管理だそうですが、記録会に使用するのであればそれなりの準備をお願いせなあかんということで、主催者からも依頼があり、教育委員会から市当局に申し入れることになりました。

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