個人情報狂想曲

テーマ:よもやま話
ベネッセの個人情報流出で逮捕された容疑者。何でこんな人相悪く撮るんや、っちゅうぐらい悪人顔に撮影されているように思うんですがいかがでしょうか?無断で情報流出したのは悪いけど、人を殺したわけでもないのに。

それをまたよってたかって、メディアが、何でこんなことが起きるのか、情報屋は取り締まれないのかと喧しい。悪意がなければ情報売買は合法、業者が全部悪意があれば取り締まれるが中に一社でも善意の業者があれば取り締まれない、等々聞いていて法律家さんたちの頭の中は一体どうなってるんかと感心する。

ベネッセの持っていた個人情報って何?子供の名前、住所、電話番号?、生年月日ですか。それが何でお宝扱いされるのか?何で売買されるのか?

世の中がその程度の情報を隠そうとするから、希少価値が上がって金銭価値が生まれるだけなのと違うの?そりゃ、病歴や財産など保護すべき情報もあるでしょうけど、名簿に載る程度の情報ってそこまで神経質になる必要あるんですかね?

この法律ができた時から、なんか胡散臭いものを感じていました。多くの方が感じておられると思いますが、学校のクラス名簿が無くなって、自分の子供の友達の住所も電話番号もわからへん。何かあった時に尋ねる人もあらへん。

そのくせ、ソーシャルネットワークとやらで、個人情報出しまくって他人とやたらつながりたがる。自分の情報管理にはやたら甘いくせに、他人の情報管理にはめっぽう厳しい。うちの子の情報漏れた、どないしてくれるんや!と。

そもそも個人情報保護法が出来てからというもの、そりゃ個人宛ての電話やDMは減ったけど、仕事上、住所、電話番号程度の情報流出防止に必要以上に神経使ったりして、妙な窒息感を感じている人多いのではないでしょうか。漏れることよりも、つい誤って漏らして糾弾される恐怖というか....。

いやそもそも、「すべての個人情報を秘密にしなければペナルティが課される」というのが短絡的曲解で、法の規定以上に過剰反応が蔓延しているだけなのかも。しかし、そんな誤解が容易に生まれ、それがそのまま放置されてしまうような法律はやっぱり百害あって一利無しではないでしょうか。いや二、三利くらいはあるか。

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