しがのおぼとけ

テーマ:よもやま話
さて、大津駅から琵琶湖ホテルまで歩かされた都市教育委員会連絡協議会。理事会、総会ともシャンシャンと無事終わりましたんですが、この後すぐに懇親会とは行かず、大津市埋蔵文化財調査センターまでバスで移動して視察。

事前に取られた希望により、文化財センター内の見学班と、古墳大仏視察班とに分かれたのですが、私は折角来たんだから大仏を見せてもらおと思い後者を選んだのですが、これがまたダイゴさん。ウィッシュ!じゃなくて大誤算。

それでは、「私について来て下さい」と係員さんの指示に従って、センターから坂道をどんどん歩いて登っていくことに。え?うそ!近くまでバスで連れてってくれるんとちゃうん?ちゃいますねん、またまた歩かさされますねん、しかも坂道、山道を。

どんだけ坂道だったかは、この写真を見たらわかるでしょう。遠くにびわ湖が見えますが、坂を上り始める頃は全く見えませんでしたから。
スニーカーで軽装の学芸員さん
さて、最初に案内されたのが百穴古墳群。石を積み上げて作った石室がたくさんあるのですが、この斜面にも登りまして、「はぁ~」とか「へぇ~」とか言いながら、「しかしここスーツに革靴で来るとこちゃうやろ」と皆ぶつぶつ。女性の教育委員さんなんかハイヒールで気の毒な方も。

さらにもう少し坂を上ったところに、ついに現れました「志賀の大仏」
高さ約3mの阿弥陀如来
大津から京都の北白川に抜ける旧山中越の大津側の入口に位置するのですが、さらに山中町の西教寺門脇、北白川の計3か所に石仏があり、旅人が道中の安全を祈願したそうです。

後ろから見ると、花崗岩を彫ったことがよくわかるのですが、石仏をお堂がすっぽり覆っているわけではなく、何故か大仏さんは雨ざらしに。
横から見た顔が可愛らしい
さて、この「志賀の大仏」。「だいぶつ」とは言わず「おぼとけ」と読むそうな。だれや「おとぼけ」て読んだのは。「おぼとけ」でっせ、よう覚とけ。

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