関学の「W」

テーマ:よもやま話
5/7の朝日新聞夕刊の「勝手に関西遺産」のコラムで取り上げられていた関学の「W」。そう関西学院大のローマ字表記は「KWANSEI」とWが入るんですね。

ちなみに、関西外国語大、関西国際大、関東学院大など、関学以外に「関」のつく全国の大学に問い合わせても校名にWが入った歴史は見当たらないそうな。

何で関学ではこうなったのか?現役の学生はみなWの存在は知っていても「関大と区別するためと思った」「Wに愛は感じない」と素っ気ないらしい。私もてっきり関西大学との差別化と信じて疑っていなかったのですが...。

関学は米国人宣教師ランバス氏によって1889年に設立。何とランバス氏は上海生まれで来日前は中国で伝道活動をしていたらしい。そこで「中国語で関西はクヮンセイと発音する」と言って校名もそうしたらしい。

日本語でも、かつて「関」は「クヮン(クワン)」とかな表記されたが、実際に発音する際には「カン」が優勢で、戦後の国語改革で正式に「カン」になったそうであります。

そうそう、今6月の素義会に向けて「伽羅先代萩」を稽古してるんですが、プロのテープを聞いてますと「御菓子」を「おんくゎし」と発音されていることに気がつきました。「菓子」も元々は「くゎし」だったんですね。いかにも貴重品という響きではありますな。

今日も午前中は通信エラーでコブログつながりまへんでしたな。てことで、もうそろそろおやつの時間じゃん。「おくゎし」でも食わんせい学院。

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