<<最初    <前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

さとうのお菓子

テーマ:まちづくり
甘~いものが苦手です。お酒は何でも頂きますが甘酒はパス。最中にういろう、全く食指が動きません。そんな私ですが、もらってうれしいお菓子が中にはございます。その一つが六花亭の「マルセイバターサンド」


3年ほど前に娘が修学旅行で北海道に行ったときに土産に買ってきて以来ご無沙汰でしたが、先日大津西武に行ったら偶々北海道物産展をやっており、これを見つけて迷わずゲット。甘さが控えめで中にはさんであるレーズンバターがまた絶妙。長浜の某老舗菓子店の若旦那が「あの味はまねしようとしてもどうしてもできない」と言っていたことを思い出します。

2年ほど前に日経プラスワンの「もらってうれしい菓子のおみやげ」ランキングで、このバターサンドは見事第2位に輝いておりました。ちなみに1位は「白い恋人」で3位が「赤福餅」でしたから、昨年世間を騒がせた「紅白偽装サンド」ですね。(何か最近の毒入食品と比べると騒ぐのも愚かだったという気がしますけど)

さてもう一つは、垂井の祭りでお世話になった振付師の吉田先生から送っていただいた、すやの「栗きんとん」。


先生がお住まいの中津川の名品なのですが、こちらは正直言って「無理かな?」と思ったのですが、妻から「甘くないからだまされたと思って食べてみ」と薦められ、一つ食してみました。栗を裏ごしして砂糖を若干加えて練り固めたのお菓子のようですが、確かに栗の素朴な味が生かされ甘みも控えめで、おいしくいただけました。

こちらの「すやの栗きんとん」の方は今年4月の日経プラスワンで「手土産におすすめの和菓子ランキング」の第2位に挙げられておりました。1位は虎屋の練り羊羹「夜の梅」で3位は福砂屋の「カステラ」。残念ながら、どちらも私はあまり得意ではありません。

さて本日開催の黒壁20周年事業「北近江ブランドマルシェ」で「新たな北近江の名産品」が募集されていたようですが、だれか「左党のお菓子」みたいなやつ作ってきてくれてないかなア。

プリペイドの罠

テーマ:石油
今年3月にガソリン税の暫定税率の期限切れを前に、先行して1リットル当たり15円の値下げを断行して脚光を浴び、社長が「顧客が2倍になった」と豪語していた、青森県のスタンド業者のことを覚えていらっしゃらないでしょうか?メディアが「庶民の味方」だとばかり、こぞって取り上げておりました。

青森県の最大手業者であった、この柿本石油がついこの間営業停止の事態に陥りました。原油高に伴いガソリン価格も急騰し、需要が減る中無理な廉価販売を続けたため、資金繰りがつかなくなったというのが原因のようです。

さて最近プリペイドカードが流行であります。このあたりでも通常の現金価格の看板以上に大きな「プリペイド価格」の看板を揚げるスタンドがほとんどです。現金価格の2~3円安が通常です。私どもにも「プリペイド使えませんか?」という問い合わせが時々ありますが、対応する機械を導入する余裕がございません。

1円でも安く買いたいというお客様の立場からすると魅力的なカードですし、一方売り手からしますと、品物を提供する前にキャッシュが手元に入るため資金繰りが楽になるというメリットがあります。いちいち現金を扱わなくてもよい、クレジットカードの様に余計な手数料がかからない、貸倒れの心配などはもちろんなく、資金管理さえきちんとやれば、売り手としてもありがたいカードです。

しかし、やはり架空の手元余裕資金というのは、どうしても儲かっているという錯覚を起こさせるもので、ついつい経営に無理が生じてしまうのも事実です。お客さまから預かっているだけのお金を自分のもののように感じて使ってしまうんですね。これはポイントカード事業などでも陥りやすい罠です。

先の柿本石油はガソリンのプリペイドカードはもちろんのこと、灯油の前払い券も大量に発行していたようです。プリペイドは一定価格返金の可能性があるようですが、灯油の前払い券については無効になるようで、途方にくれた購入者の姿が報じられておりました。

ワイドショーなどでは、この(無責任な安売り)業者がつぶれたのは銀行の貸し渋りのせいだとか、何とか全額払い戻してあげてほしい、とか勝手なことを言っておりましたが、やはり安いものにはそれなりのリスクが伴うことを消費者が自覚すべきだと、私は思います。


キューピーマヨなまず

テーマ:よもやま話
「国破れて山河あり」ではありませんが、スポレクが終わって、ぬいぐるみとミニ幟旗が残りました。

さて、実はスポレク事務局の仕事に携わっていた友人が私にくれたものがもう一つあります。確か「これはなア、限定1000個しか作ってないで、オークションで高う売れるで」と言っていたような気がします。いや幻聴だったかもしれません。

とりあえず机の引出しの片隅に放置しておりました。

「コスチュームキューピー」と書いてありまして、キューピーちゃんが「スポレクなまず」のかぶりもんをかぶっております。携帯ストラップにするのでしょうか?

正直言って取扱いに迷っています。私の手元にあっても使用されることはないでしょうし、放置され、やがてゴミと化すでしょう。これが友人、いや幻聴が語ったようにオークションで売れるものなら、売っていただけないでしょうか、プロクルーさん。

売上金は「コブログ基金」として、オフ会の財源といたしましょう。(そんな大層なもんか!)

八百萬(やおよろず)のお店

テーマ:よもやま話
昨日2ヶ月ぶりにかかりつけ医と門前薬局へ。今回は「薬剤情報は要りません!」と声高らかに宣言したのに、意に反して前回と値段は同じ。何か文句言うのも面倒くさくなって来ました。こうしてだんだん慣らされていくんだと思います。

さてこの門前薬局、実はつい先頃までは「よろずや」という料理屋さんでありました。同じ翁山の山組内ということもありまして、曳山祭の時には「初寄り」から「後宴」に至るまで、すっかりよろずやさんのお世話になっておりましたので、次回の祭からは一体どういうことになるのか極めて不安な状態であります。

このよろずやさん、その昔には通りの向かい側にあったと記憶しておりますが、店名からしてかつてはいわゆる「よろずや」つまり何でも屋、現在で言うところの「コンビニエンスストア」であったと思います。「よろず」というのは漢字で書きますと「萬(万)」ですから、数が多いことを表しています。そういえば長浜には「萬与」さん、「萬惣」さん、「萬徳堂」さんなどと「萬」のつくお店がいくつかありますが、元は「よろずや」だったのでしょうか。

これと同様に多数の品を扱っているという意味で呼ばれているのが「八百屋」さんですね。青物を扱っている「あおや」がなまって「やおや」になったという説もあるようですが、「八百萬(やおよろず)の神」というくらいですから、やはり品数が多いという意味もあるのでしょう。「八百○」と名の付く八百屋さんは長浜にはもうほとんどないのではないでしょうか。元気印の卸屋さんは健在ですけど。あ、「八百惣」さんがありました。

数は八百屋の1/8に減りますが、逆に取扱品が多いのが「百貨店」。こちらは「デパート」などと呼ばれますが、長浜では未だ登場の機会はございません。今はなき「パウワース」は「ファッションデパート」なんて自称していた事がありましたが...。

「コンビニエンスストア」が蔓延の世の中になりました。「コンビニ」というのが俗称ですっかり定着しておりますが、よくよく考えてみると昔の「よろずや」そのものなのではないかと思うんです。歴史は繰返す。遠い未来に「こんびに」なんていう名前の料理屋ができるかもしれませんね。

まきえ

テーマ:曳山・歌舞伎
曳山文化協会伝承委員会ではさまざまな活動を行なっておりますが、そのうちの一つに「楽衆塾」という山組若衆を対象とする勉強会がございます。年間4回ほど実施しており、内容は、曳山の構造や祭りの行事を学ぶ、曳山博物館に展示されている曳山に実際上がって見る、浄瑠璃や伝統技術を体験する、など様々です。

去る10月18日(土)には今年度2回目の楽衆塾を開催いたしました。今回は「蒔絵体験」であります。伝承委員は現在16名居りますが、メンバーは山組の人間以外にも伝統技術継承者の塗師さん達もいらっしゃいます。今回はその内の一人で蒔絵師で山組若衆でもある下司(げし)さんの指導で簡単な蒔絵を体験してもらいました。

当日は「きもの大園遊会」の行われた日の夜で、他の行事が重なっていた事もあり、出席者は少なかったので、主催者である伝承委員のメンバーも蒔絵体験に挑戦いたしました。

既に黒く塗られた生地板の上に、細筆につけた「精製うるし」で下絵を描きます。精製してあるので、かぶれる心配はほとんどないのですが、念のため薄手のゴム手袋を装着して作業を行います。10名ほどが挑戦しましたが、自分の山組の町名、山名、扇子のデザイン等を描いた者がほとんどでしたが、中には複雑な龍の絵に挑戦する猛者もいらっしゃいました。

さてしばらく、うるしが乾くのを待ち、頃合を見計らっていよいよ文字通り、金粉を「蒔き」ます。本物の金粉は非常に高価ですので銅をベースにした合金の粉を使用しているとのことです。この擬金粉をたっぷりとタンポに含ませて、下絵の上に「パッ」と蒔いて、その後ほうきで掃くように「かる~く」粉を拡げます。そして最後に車をワックスで磨くように「丸く円を描くように」にして仕上げます。

金粉がうるしにしっかりと付着するには2,3日かかりますので、とりあえず当日の作業はここまで。さてどのように仕上がりますか?


このようになりました。これが私の作品です。

曳山博物館には、浜仏壇の作成や曳山の修復に携わっておられる伝統技術保持者さんたちの作品も展示しております。また今回紹介いたしました体験等を外部向けに実施する事なども検討いたしております。今年度上期の入館者数が前年比で大幅減少し、各方面から叱咤の声を頂戴いたしております曳山博物館ですが、こうした活動が入館者増への「撒き餌」いや、もとい「きっかけ」になればと存じます。皆様方のご来館をお待ち申し上げております。
<<最初    <前    1  |  2  |  3  |  4  |  5    次>    最後>>

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2008/10      >>
28 29 30 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 1

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧