破折の衝撃

テーマ:よもやま話
俗に「歯、目、○○」と申しまして、人間(男?)はこの順番にガタがくると言われております。

私は甘いものを食べないせいか虫歯が1本もございませんで、永久歯になってこのかた虫歯で歯医者さんのお世話になったことが一度もないのが自慢でもありました。虫歯にならない者は歯周病になりやすい、と何かで読みましたので、歯磨きは「デンターライオン」を常用し予防に努めております。

ところがそう良いことばかりはないもので、智歯(いわゆる親知らず)には随分と泣かされました。20代の時に下の智歯を1本抜き、30を過ぎてから上を2本抜きました。とにかくどうしようもなく我慢ができなくなるまでは医者に行かないわけですから、限界が来た時はそれこそ大変です。奥歯の根元に心臓ができて、そこをハンマーでなぐられたような激痛が走ります。

医者に参りまして抜歯手術を施してもらい無事鎮痛。
ところが悲劇はここからです。今度は抜いた智歯の隣の奥歯が痛み始めました。外見上虫歯になっている様子は全くなく何日経ってもしみるような痛みが続きます。再び医者に参りますと「こりゃ歯にひびが入っていますね。抜かないと駄目ですわ。」「うそ~」数日の間に私は歯を2本失いました。

1年程後に全く同じようなことが今度は反対側で起きまして、さすがにこの時は「このまま同じように全部の歯が割れていくかもしれない」という恐怖に苛まれ、短期間の間に4本もの歯を失った私は一気に自分が老人になってしまったような気分に陥りました。

先日の新聞の健康相談欄で同じような症状相談が書かれており、これを「破折(はせつ)」と称することを初めて知りました。虫歯、歯周病とならんで歯の喪失三大原因なのだそうです。

『くれぐれも硬固物を噛み砕く癖がある人は気をつけてください』
そんな注意書きがなされておりました。昨日10月8日は「入れ歯の日」だったんですね。なるべくお世話にならなくて済むようにしたいものですね。

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