9の倍数

テーマ:よもやま話
電卓叩いて縦横を合わせる計算をしたり、帳簿をつけたりしております時に、(知る人ぞ知る)銀杏の修正液を使わなくとも、残高が合わないことが時々ございます。

もちろん1を7と誤入力するといったこともあるかもしれませんが、意外に多いのは隣同士の桁のひっくり返り、例えば「4565」を「4556」と入れ間違えるミスであります。似たような並びが錯覚を起こすのでしょうか。

「この種の誤り」によって残高が合わないことを確かめる簡単な方法がございます。例えば預金出納簿の残高と実際の預金通帳残高が合わないとしましょう。その差額が「9の倍数」であれば、ほぼ間違いなくこの桁ひっくり返りと言っていいと思います。

例えば3桁の数字の場合

3桁の数字は「100x+10y+z」で表されますが
 
100の位と10の位を入れ間違えると、100y+10x+zで、正しい数字との差は 90x-90y=9(10x-10y)
10の位と1の位を入れ間違えると、100x+10z+yで、正しい数字との差は 9y-9z=9(y-z)

となり、いずれも9の倍数である事がわかります。
旧高島郡安曇川町出身
3の倍数でアホになりましたが、9の倍数でちょっと賢くなりましたね。それでは、今後ともじんとにっくに倍旧(×9)のご愛顧をお願い申し上げます。オモロー。


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