米原の曳山まつり
テーマ:曳山・歌舞伎
2008/10/10 08:57
この週末の3連休は米原の曳山まつりです。今年は中町松翁山組に長浜から太夫(竹本龍豊)さんと三味線さん(豊澤賀祝)を派遣している関係で、伝承委員として昨日慰問に寄せていただきました。
振付は長浜でもおなじみの市川団四郎先生。函館からはるばるお越しなのですが、時代物を得意とされている振付さんです。今回の出し物は「一の谷嫩軍記 二段目 須磨の浦組討の段」。しばしば上演される「熊谷陣屋」の前段にあたるわけですが、おそらく米原はもちろん長浜でも上演されたことはないのではないでしょうか。
大歌舞伎などでは馬に乗って、熊谷と敦盛が組討を演じるわけですが、さすがに曳山の上で馬を出すわけには行かず、二人の戦いは舞踏形式に演出されておりました。それにしても役者諸君が例外なく大きな声で気持がいいほどハキハキとセリフを語っておりました。化粧衣裳をつけるとさらに良くなるでしょうから本番が楽しみです。
さて、湯谷神社の祭礼であるこの米原の曳山まつり、パンフレットを拝見いたしますと、もともと祭礼日は5月9、10、11日だったようですが、昭和60年から10月9,10,11日に変えられ、さらに平成12年のハッピーマンディ法成立からは10月の体育の日を含む土、日、月曜日に変更されたようです。
最近各所で、担い手の都合や、集客の関係から祭礼が土、日、休日に移行されるケースが増えており、有名な所ではかの岸和田のだんじりですらそうなってしまいました。長浜の場合はおかげさまで休日に重なるとお客様が多すぎて却って混乱するほどですので、当面日程変更が議題に上ることはないと思われます。
それにしても意外と最近まで米原の祭が5月に行われていたことを知り驚きました。長浜の祭りの直後でもあり、垂井の曳山祭りと時期が重なり、三役の確保が困難になって来たことも日程変更の一因ではなかったのかと勝手に想像するのですが、いかがでしょうか。
米原では、「山は長浜、芸は米原」というのが謳い文句になっているようですが、それを一笑に付すことができないほどの出来だと思いますよ、今年の松翁山。是非ともこの3連休、皆さま米原にお出かけください。
振付は長浜でもおなじみの市川団四郎先生。函館からはるばるお越しなのですが、時代物を得意とされている振付さんです。今回の出し物は「一の谷嫩軍記 二段目 須磨の浦組討の段」。しばしば上演される「熊谷陣屋」の前段にあたるわけですが、おそらく米原はもちろん長浜でも上演されたことはないのではないでしょうか。
大歌舞伎などでは馬に乗って、熊谷と敦盛が組討を演じるわけですが、さすがに曳山の上で馬を出すわけには行かず、二人の戦いは舞踏形式に演出されておりました。それにしても役者諸君が例外なく大きな声で気持がいいほどハキハキとセリフを語っておりました。化粧衣裳をつけるとさらに良くなるでしょうから本番が楽しみです。
さて、湯谷神社の祭礼であるこの米原の曳山まつり、パンフレットを拝見いたしますと、もともと祭礼日は5月9、10、11日だったようですが、昭和60年から10月9,10,11日に変えられ、さらに平成12年のハッピーマンディ法成立からは10月の体育の日を含む土、日、月曜日に変更されたようです。
最近各所で、担い手の都合や、集客の関係から祭礼が土、日、休日に移行されるケースが増えており、有名な所ではかの岸和田のだんじりですらそうなってしまいました。長浜の場合はおかげさまで休日に重なるとお客様が多すぎて却って混乱するほどですので、当面日程変更が議題に上ることはないと思われます。
それにしても意外と最近まで米原の祭が5月に行われていたことを知り驚きました。長浜の祭りの直後でもあり、垂井の曳山祭りと時期が重なり、三役の確保が困難になって来たことも日程変更の一因ではなかったのかと勝手に想像するのですが、いかがでしょうか。
米原では、「山は長浜、芸は米原」というのが謳い文句になっているようですが、それを一笑に付すことができないほどの出来だと思いますよ、今年の松翁山。是非ともこの3連休、皆さま米原にお出かけください。