O花屋さんからの恵み

テーマ:まちづくり
昨日私どもが属する博物館通り商店街の総会が開催されました。それ自体はことさら特筆する事もなく決算報告、予算承認、役員改選等々、粛々と進行して行きました。

総会終了後の懇親会。注文してあった料理屋のオードブル、パスタハウスのスパゲティやビールが並べられた後、理事長がパックに入ったいちごをおもむろにテーブル上に二つ、三つと並べ置いていかれました。

宴が開かれる前の理事長あいさつ。通り一遍の挨拶の後、自らが配り置いた「いちご」について語り始められました。

「長年皆さんと一緒に商店街活動に邁進して来られましたO花屋さんが昨年他界されました。皆様の目の前にあるいちごは3年前にO花屋さんから苗を分けてもらって私どもの畑で植えたものです。最初の年は全く実がならなくて、Oさんに文句を言いに行きました。改善のアドバイスをもらって言うとおりにしたけど、2年目も少しなっただけでした。」

「ところがOさんが亡くなられた後の今年は、毎日バケツ一杯になるほどのいちごの収穫があるようになりました。これはきっと皆さんに召し上がって下さいというOさんのメッセージだと思います。そして商店街の活動も地道に続けていればいつか実がなるのだという、Oさんからの天国からの言葉なのだと思います。」

と、一言一句録音したわけではないので脚色もありますが、ざっとこのような事を述べられました。O花屋さんのことをご存知の方がこのブログの読者にもいらっしゃると思います。氏のご冥福をお祈りしていただきたくお願い申し上げますとともに、ぜひOさんからの恵みを頂戴する為に、当博物館通り商店街の理事長の店であるH淵商店に訪れていただき、その節には香水や化粧品の一つもお買上げ頂けると幸いかと存じます。

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