一日6回!?

テーマ:曳山・歌舞伎
タイトルを見てよからぬ想像をした方には申し訳ございません。私はその筋のご手合いではございません。話の内容は実質的には「垂井の曳山祭(3)」ですので悪しからず。

おかげさまで太夫の仕事を無事終了することができました。ところで「無事終りました」という表現には「いろいろあったけど、どうにかこうにか終わらせた」という意味合いが含まれると思うのですが如何でしょう?本当に無事の場合は「何事もなく終りました」と言うような気がするのですが...

役者、じゃなくて芸児と三味線の扇玉師匠です。扇玉さんは長浜でもお馴染みですが「わしゃもう後期高齢者だもんで頭半分呆けとるがね」が口癖。

演じる芸題は「恋飛脚大和往来 新口村の場」。長浜が寅さんの映画「男はつらいよ」の舞台となった時に演じられたことを覚えておられる方もおられるでしょう。いわゆる雪芝居で紙片の雪を降らせて舞台演出をし場面を盛り上げる、はずだったのですが....。

「雪を降らせること罷りならぬ」こととなりました。その理由は写真にも写っておりますように街道の両側にずらりと並ぶ露天商に迷惑がかかるから、とのこと。垂井の祭は「長浜の夏中さんに山車がでるようなもの」と考えていただければよいでしょう。従って「花より団子」で来場者は「芝居より露店で飲み食い」の趣き。

で、本題。長浜の場合14,15,16日の3日間に演じる回数はそれぞれ2,4,4回で計10回。1回40分なので計400分。これに対して垂井は2,3,4日の3日間でそれぞれ4,4,6回の計14回。1回が50分なので計700分。最終日の6回は圧巻。しかも11時半から16時半の間の5時間に何と4回。人間、限界状況になると血圧の上昇とともにアドレナリンが湧出するのでしょうか、「殺される」とも思いましたが「無事」終りました。皆さんも「一日6回」挑戦してみませんか?

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