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カンブリアバンク

テーマ:保険・金融
一昨日の夜「カンブリア宮殿」ご覧になった方あります?そうです、大垣共立銀行登場。

番組登場を告知するチラシが配布されまして、個人的には同内容のDMも頂戴いたしました。さらに前日には近況伺いにお越しくださいました長浜支店次長さんが念入りに番宣していかれましたので、見ないわけにはいかない。

以前に「大垣共立戦術」という題で書きましたように、同行のサービスは本当にユニークです。一昨日の番組の中では過疎地を回る移動銀行車「ひだ1号」や、コンビニを真似た店舗なんかも出て参りました。

こうした戦術の指揮をとる土屋頭取が危機感を覚えたのは、大垣共立銀行でお金をおろして隣にあるコンビニで公共料金を払う若者の姿を見た時だそうです。「このままでは、コンビニに銀行の機能が奪われる」と。確かに代金支払は銀行よりもコンビニの方が圧倒的に手軽でしかも早いですよね。

同行は他業種への研修派遣を実施しており、通常の1,2ヶ月ではなく1年から1年半という長期。他業種のノウハウを銀行業務に取り入れるのにも貪欲。以前長浜支店の外交でうちにも来ていてくれたY野君もコンビニの店長として画面に登場。元気な姿を見せてくれました。

「銀行は金融業ではなくサービス業だ」と「ルールにとらわれるな、挑め」と行員に発破をかける頭取。そして不甲斐ない行員には「君はひょっとして銀行員か?」と叱咤する。つまりお高く止まってお客さま本位のサービスを忘れていないか、と。

司会の村上龍さんの編集後記は「現代における正統」。つまり「今、あらゆるビジネスが変化を迫られていて、銀行も例外ではない。変化を促しているのは国家や政府ではなく、消費者だ。土屋さんは「ユニークな経営者」ではない。彼の考え方と、大垣共立銀行の戦略のほうが、現代においては「正統」なのだ」と。

う~ん、それにしては株価が低いですな。滋賀銀行の半分以下。株式市場の評価は現代化していないのか?とにかく、BSジャパンで13日(日)の午後8時から再放送があるようです。江に飽きた方は是非御覧ください。


老婆郵便局に物申す

テーマ:保険・金融
毎月月末近くに長浜郵便局へ、口座引落や出金の手続きに行くのですが、日と時間を誤ると待ち時間が半端ではありません。番号札制なのですが、いつぞやは取った札の番号が現在取扱中のものより十数番後だったことがあり、その時は小一時間待たされた覚えがあります。

先日は、9時半頃に行きますと駐車場が既に満杯。少し待つと出る車があってすかさずあとへ駐車。いやな予感がしたんですが、局内に入ると意外と空いていて、ああ良かった。取った札の番号は13番。現在取扱中は11番で2番待ち。

まあ、すぐ順番が来たという感じでもなく、「13番の方」と呼ばれて所定の手続きをした後、また待合席へ。しばらくすると、隣で待っていたおばあさんがイライラし出して、私に「ここはいつもこんなに待たされますんかいな?」と聞きます。

「番号札、何番お持ちです?」「16番」「あ~、じゃあ間もなくですよ。私が13番ですから」「ほうですんかいな、けどあの人ら仕事してやはりますんかいな。えらいゆっくりしてやあるな~。中にようけ人はやあるみたいですけど何してやはりますんやろ?」

「今日なんか空いてる方ですよ。混んでる時なんか1時間くらい待ちますよ」「ひえ~っ。私車で送ってもらいましたんや。ほんで長いこと待たせるわけにはいきませんのや」「あ~、そうですか。でも普通の銀行と比べると、ここは待ち時間長いですよ」

「けど、ここ本局ですやろ」「いや、かえって小さい郵便局の方が待ちませんよ。でも、ここでしかできない手続きもありますしね。面倒ですね。」「あ~、辛気臭い。ほんまに仕事してやあるんか近くまで見に行ったろ」

私が手続きを終えて帰ろうとすると、おばあさん、窓口へ「あの~、まだですやろか?」。すると窓口の人、「番号札をお取り下さい」。「取ってますがな!16番です!」。この後の顛末、見届けること無く帰りましたけど、確かに待たせすぎかな。ローマは一日にして成らず。老婆は一時も待てず。

ゐゑおしへん

テーマ:保険・金融
「ゑ?!」、「をす」と来て、今度は「ゐ」が頭に。「ゐ」って何となくゴリラを横から見たみたいな感じですね。ほんなことはどうでもよろしいな。

え~、今日は車のナンバープレートのお話でございます。「お前から車の話は聞きたくない?」まあ、そう言わんとぉ、プレートですから、いいですやん。自分の愛車のナンバーって覚えてます?〇〇-〇〇、ふんふん。ほんなら、その左側の平仮名は?

と聞かれると、何やったやろ?と浮かんで来ないですよね。で、これ、「あ」から「ん」までぜ~んぶ使われているのかと思ったら違うんですね。欠番があるんですね。それが「ゐゑおしへん」なんです。

「ゐ」と「ゑ」は歴史的仮名使いで、現在一般的には使用されてないから。「お」は似た字の「あ」や「む」との読み誤りを避けるため。「し」は死を連想し、「へ」は屁を連想するから。そして、「ん」は〇んこを連想するからではなくて、他のひらがなと比べ発音がしにくいからだそうです。

「し」や「ん」はともかく、「へ」はそこまで毛嫌いせんでもええんちゃうかと思うんですけどね。私の母校、長浜北小はクラスが「いろはにほ」だったのですが、兄が通っていた頃は人数が多く「へ」組まであり、兄はその「へ組」だったと聞いています。まあ、笑いの対象にはなりますでしょうけどね。

それから、レンタカーは「わ」ナンバーが使われておりますが、あれは何ででしょうね?調べても理由がよくわかりません。どなたかわかりますか?レンタカーだけに「わ借ります」やろか?

桁違い

テーマ:保険・金融
昨日は、長浜信用金庫さんの総代会が北ビワコホテルグラツィエで。理事長さんのご挨拶に引き続き、業務・決算報告。

すると同席のねむりはかせが、決算書を見ながらおもむろに「何で、この会計書類の数字は3けたごとに桁区切りがされてるんやろね。まあ、欧米がそうなんやからやろけど」とおっしゃる。

「はあ、でも私はもう見慣れてしまいましたわ。コンマごとに千、百万、十億、一兆と一桁ずつ減っていくし」

「うん、簿記に慣れてたらそうなんやけど、一般の日本人やったら、4桁ごとにコンマがあった方がはるかにわかりやすいと思わへん。何でやろね、じんとにっくさんよぉ~」と挑発なさる。

ねむりはかせのおっしゃるには、例えば1234567890という数字、十二億三千四百五十六万七千八百九十なんですけど、1,234,567,890と書いたるより、12,3456,7890と書いたる方が、読みやすいでしょってことなんです。

つまり、英語では千(thousand)、百万(million)、十億(billion)、一兆(trillion)というように3桁おきに単位が変わっていくのに対し、日本では万、億、兆と4桁おきに変わっていくんだから、それに合わせてコンマをつけていくべきでしょというわけ。

確かに、銀行の決算書なんかは数字がでかいので、単位が「千円」とか「百万円」とかなっている場合があって、345千円なんて書いてあると、慣れるまでは三十四万五千円とは読めずに、三百四十五千円と読んでしまい、ちんぷんかんぷんなんてことありますわね。

この間、米原万里さんの本読んでたら、日本はとにかく「国際化」が好きなんだけど、これは英語で言うと「グローバリゼーション」。アメリカでglobalizationというと「自分たちの基準を押しつけること」で、日本の「国際化」は「世界の基準に自分を合わせること」だ、と書いてありましたが、まさにその通り。

日本の簿記という言葉が英語の「book keeping」から来てることからもわかるように、日本は何でも欧米になびく。ちなみにインドは自国の単位変化に応じてコンマを打つそうですよ、123,45,67,890みたいに。やっぱり、やることが桁違いですね。


(注)
今日はちょっと途中下車。日光への旅はまだ続きますよん。

何をもって憶えられたいか

テーマ:保険・金融
この間、商工会議所の事務局長さんからお電話を頂戴し、「つかぬことをお尋ねしますけど、大垣共立銀行さんの長浜支店が、一番最初は伊部町さんにあったらしいんですが、どの辺かご存じないですか?」

「あ、それ同じ質問を、大垣共立銀行の支店長さんからも聞かれたことがありますわ。伊部町内の最古老の方を2,3人ご紹介して、尋ねられたのですが、はっきりしたことはわからなかったようですよ」。伊部町とは私が住む自治会で、小谷城下の伊部から豊臣秀吉とともに住民が移り住んだと言われております。

さて昨日は、その大垣共立銀行と取引のある企業で構成されている「共立会」の創立50周年の記念式典。来賓としてご挨拶された商工会議所会頭。「大垣共立銀行長浜支店は大正15年に大手町、現在のフィギュアミュージアムの地に設立されたと伺っております」。「うん?ま、いいか」


もしドラ」ですっかり有名になった経営学者のピーター・ドラッカー。50周年記念講演会の講演者は、そのドラッカーの主要著作をすべて翻訳し、ドラッカーの日本での分身とされる上田惇生氏。

話の内容を書きだすときりがないので(実はうまくまとめられない)、興味がある方はこちらを参照(まあ、こんな感じの話でした)。さて、上田先生ご自身が「今日はこれだけ覚えて帰って下されば結構です」とおっしゃったドラッカーの真髄とは?

「何をもって憶えられたいか」。
What do you want to be remembered for ?

う~ん、これはなかなか深いかもしれません。一体、あなたはどういう人間だったか、あるいは何をした人として、世の人に、いや少なくともあなたの愛する妻(夫)や子どもに記憶されたいのか?または、自分の店や会社を顧客からどのような印象で憶えられたいのか?

確かに、それによって、あなたの人生観、経営観が決まると言ってもいいのかもしれませんね。ところで、冒頭の大垣共立銀行の場所に関して、父が長浜史学会五十年誌に寄稿した「長浜の昔風景」という文章に次のような一節を発見いたしました。

「大垣共立銀行が渡辺時計店さんの所にあって、夏には当直の行員さんと将棋を指したこともあり、あちこちの道ばたでは床几を出してステテコ姿に団扇をもって賑やかに将棋を指していた風景を見られたが、こんな光景は今は昔の物語になってしまった」

渡辺時計店さんとは、うちのすぐ近くで、観光情報茶屋四居家の丁度真向かい。願わくば、わが伊部町を「大垣共立銀行長浜支店発足の地」としてご記憶下さいますれば、幸甚に存じます。


(追記)
このお酒も、大垣共立銀行50周年祝賀会の乾杯に使われた酒として記憶されるかも。

こちらもご先祖様の恩恵だとか。
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