三つの川上

テーマ:よもやま話
先日、中津川の「すや」さんで栗きんとんをお土産に買って帰ったことを書きましたが、もう一軒国道沿いに大きな店舗が建っていた「川上屋」さんというのも有名だそうです。

で、この読み方なのですが迷うことなく「かわかみや」と読みますし、それで正解。さて、先日私たちがお世話になりました恵那文楽保存会という団体は中津川市の川上地区というところが本拠地となっております。

中津川市の中心市街地は「中津」と呼ばれる地区でそこを流れる中津川上流部に位置するのが「川上地区」。川の上流だから川上なのはよくわかるんですが、問題はこの読み方。

当然「川上屋」さんと同じく「かわかみ」かと思っておりましたら、何と「かおれ」と読むんだそうですがな。「目からウロコの地名由来」というサイトには次のように記されておりました。

「内陸部における『うら(浦)』という地名は、川の上流や山の斜面の上部を示すが、そのほとんどが『うえ→うれ→うら』と変化しているものだ。たとえば『川上』が『かわうえ→かわうれ→かうれ→かおれ』となる。」

ほほぉ~、なるほど。そういう風に変化しておるんですな。ま、ここまではいいでしょう。さらに問題は複雑化いたします。旧恵那郡に川上村というのがあったわけですが、これが2005年に中津川市に編入されまして「中津川市川上村」となります。

さて、この「川上村」の読みは「かわかみむら」か、将又「かおれむら」か?否、どちらにも非ず、「かわうえむら」と呼ぶそうな。先のサイトには「市民は3つの『川上』をうまく使い分けて呼んでいる」と書かれておりましたが、外部の者にとってはたまったものではありません。まあ、川上だから水はたまりませんでしょうけど。

実際、恵那神社の奉納文楽についてどなたかがブログを書いておられましたが、「川上(かおれ)」地区のことを「かわうえ」と間違っておられました。ほら、間違うわな。

全然話変わりますけど、長浜市内を車で走っておりますと、とあるアパートの壁面の「リバーアップ」という字が目に入ります。ちょっと変わった名前のアパートだと思ってたんですが、ひょっとすると所有者が川上さんなんでしょうかね。

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2013/10      >>
29 30 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧