アール・ブリュット
テーマ:まちづくり
2013/10/06 09:32
昨年よりアートインナガハマと期を一に曳山博物館で開催されている
湖北のアール・ブリュット展
アール・ブリュットとは、フランス語で「生の芸術」という意味で、既存の美術や文化潮流とは無縁のところで制作された芸術作品を指すそうで、障碍者の中にこの分野で異彩を放つ作家が多いようです。
説明は要らないと思います。どうですか、これらの作品群。
ライオンでしょうか
実物を見れば、しばらくその場に立ち尽くして息を飲むような作品が並んでおります。さらに驚いたのは、曳山博物館広場にて行なわれた、アール・ブリュット絵画作家の堀川真也さん(20歳)の
ライブパフォーマンス
以前テレビで見たことがありますが、ライブでの実演は日本初だそうです。
何の変哲もないボードのキャンバスにマジックペンでビルや道路など東京の都市風景を書き込んでいく堀川君。何かのモデルがあるわけでなく、自分の脳内にある映像を忠実に再生していきます。彼は特にビルが好きで、名前、建設年、高さがすべてインプットされているそうです。
しかも、この構図は実際に彼が見た角度からのものを再生したのではなく、いわば鳥になって東京を俯瞰したものになっているのです。しかし、位置関係や縮尺は極めて適切。まさに特殊能力としか言いようのないもの。
私は、ちょうど書き始めの部分と、完成間近のところを見ていたのですが、どうやら3時間半の間、全く休むことなく黙々とこの絵を書き続けていたようです。お母さんが解説をし、ところどころ堀川君のコメントを引きだしながらパフォーマンスは展開されていきました。
この絵は2020東京 新都市計画 と名付けられ、現在工事が中止されている西新宿の超高層オフィスビルを2020年までに建設してほしい、という彼の願いが込められており、そのビルは青く彩られて描かれています。
あ、もう一つ、私の同級生であるスタッフのM君が推薦のこの作品。
「これな、何て読むかわかるか?」とM君。「ややこしや~、ややこしや~、か」「よう見てみ、最後はややろしあになったるやろ」。なるほど。ややこしい北方領土問題もこの考えでという示唆でしょうか。
湖北のアール・ブリュット展
アール・ブリュットとは、フランス語で「生の芸術」という意味で、既存の美術や文化潮流とは無縁のところで制作された芸術作品を指すそうで、障碍者の中にこの分野で異彩を放つ作家が多いようです。
説明は要らないと思います。どうですか、これらの作品群。
ライオンでしょうか
実物を見れば、しばらくその場に立ち尽くして息を飲むような作品が並んでおります。さらに驚いたのは、曳山博物館広場にて行なわれた、アール・ブリュット絵画作家の堀川真也さん(20歳)の
ライブパフォーマンス
以前テレビで見たことがありますが、ライブでの実演は日本初だそうです。
何の変哲もないボードのキャンバスにマジックペンでビルや道路など東京の都市風景を書き込んでいく堀川君。何かのモデルがあるわけでなく、自分の脳内にある映像を忠実に再生していきます。彼は特にビルが好きで、名前、建設年、高さがすべてインプットされているそうです。
しかも、この構図は実際に彼が見た角度からのものを再生したのではなく、いわば鳥になって東京を俯瞰したものになっているのです。しかし、位置関係や縮尺は極めて適切。まさに特殊能力としか言いようのないもの。
私は、ちょうど書き始めの部分と、完成間近のところを見ていたのですが、どうやら3時間半の間、全く休むことなく黙々とこの絵を書き続けていたようです。お母さんが解説をし、ところどころ堀川君のコメントを引きだしながらパフォーマンスは展開されていきました。
この絵は2020東京 新都市計画 と名付けられ、現在工事が中止されている西新宿の超高層オフィスビルを2020年までに建設してほしい、という彼の願いが込められており、そのビルは青く彩られて描かれています。
あ、もう一つ、私の同級生であるスタッフのM君が推薦のこの作品。
「これな、何て読むかわかるか?」とM君。「ややこしや~、ややこしや~、か」「よう見てみ、最後はややろしあになったるやろ」。なるほど。ややこしい北方領土問題もこの考えでという示唆でしょうか。